もっとおもしろくても理科

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投稿者：やまたのおろち　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

前作につづいてとてもおもしろく読めました。ビッグバンなんて実感できないけれど、なんか納得というかんじ。細かいところはとりあえずおいといて、本質の部分をザックリと突いているがとてもわかりやすい。中学や高校でもこんな感じで理科を習えば、自分の人生はすっかりと変わっていたのではないかと思われるほどです。
ただ、前作に比べて内容が高度になった分、シミズ博士の講義が長くなって、やや難しくなりました。

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投稿者：真　　　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

　理科が苦手な人のために、清水先生が理科についてわかりやすく丁寧に教えてくれる本。専門用語があまり出てこないのがいい。生物と非生物の違いから、宇宙とビッグバンについてまで、幅広く取り扱っていて、勉強になる。シミズ先生の講釈の間に挿入される、サイバラのマンガも面白い。非常にバランスのとれたコンビだと思う。

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投稿者：torikata　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

　この巻で清水ハカセが取り上げたのが、生物、動物と植物、男女、それから宇宙。ちょっとテーマがでかすぎて、「理科を面白く語る」対象としては不適切でした。終盤、ビッグバンやら宇宙の生成、その「果て」のお話など、どうしようもなくなったのか「落語調」の語りになりますが、「簡単に説明できないこと」はどうやっても「簡単には説明できない」のでありまして、ちっとも面白くないです。えんえんと「解説」が続きます。サイバラ画伯ははなからそんなお話に付き合うつもりはないようで、得意の「自分の生活」マンガや「生い立ち」マンガが続きます。この巻の場合は、オモシロさの９割くらいがサイバラ画伯のまんがになってしまいました（他の巻はもう少しバランスしています）。文庫版も出たようですから、サイバラファンは文庫で楽しみましょう。単行本はちと割高になります。