凍りついた瞳 子ども虐待ドキュメンタリー

投稿元：

レビューを見る

母親との間に決定的な溝が出来た頃、塾に行ったふりをして本屋でひたすら立ち読みしていた。その中で、読むほど読むほど自分の何かが壊れていく音を聞くのに、ページをめくることを止められない漫画があった。子供の虐待を色々な面から描いた漫画。

投稿元：

レビューを見る

こういう本は基本的に私が買うんじゃなくて、気がついたらうちにあったもの。

なにをどう表現したかったのかはわかりませんが、時にはショッキングさだけが画面いっぱいに広がっている気さえして、あんまり好きにはなれません。この漫画で初めて知った言葉もあったけどね。なにせ初めて読んだのは小学生だもの。

投稿元：

レビューを見る

児童虐待を真摯に正面から扱ったルポ漫画。虐待の根と心の傷の深さが痛い。懸命に阻止に取り組むチームワークの事例に打たれる。

投稿元：

レビューを見る

最初読んだ時、血の気が引くのを感じたことを覚えています。虐待がテレビで多く報道されるようになった頃に読み、それまでは他人事であったけれど、実際には身近にあるかもしれないということを感じました。
そして、ここで虐待の連鎖が多くあることを知り、次に読んだ家族「外」家族で、改めて感じさせられました。

投稿元：

レビューを見る

今更ながら読んでみましたが
こんな現実があるのか、と改めて考えさせられます。親は加害者であり被害者だった…辛い環境を打破するだけの強い意志が持てなくなる過程。。
この連鎖を断ち切るにはどうしたらいいんだろう？
そんなことを考え続けてしまいました。。

投稿元：

レビューを見る

近頃、子供の虐待のニュースをテレビで毎日のように見る。いつもどうしてそんな風に虐待するんだろう、と思っていたけれど、虐待する親もいろんな理由があるんだな。ってことに分かりました。虐待されて育った子は、自分が親になったときに子供を虐待してしまう。かなしい虐待の連鎖。早く誰かが気が付いてとめなくては…。

投稿元：

レビューを見る

　児童虐待を漫画で描いています。漫画で描かれているので、視覚的に虐待がどのようなものなのかがわかります。
　また、登場人物に医療ケースワーカーや福祉事務所のケースワーカー、児童相談所や児童福祉の施設、保健婦、小児科医、小児精神科医等がでてきます。それらの人々がどのように関わっているのかや、虐待を受ける児童の問題や、家族の問題などについても描かれています。

投稿元：

レビューを見る

10年以上前に読んだ本。
有川浩の『明日の子供たち』の中で「ヘビーな境遇」を背負った子どものくだりでこの本を思い出した。
調べてみたら、文庫本化される前の本はもう20年以上前に出版されていた。しかし、現代のニュースで取り上げられる児童虐待事件は、この本の中で描かれた事実と何も変わっていない。

色褪せない現実として、子どもいるいないに関わらず、幅広い人に読んでもらいたい。

投稿元：

レビューを見る

幼児虐待について描いた漫画。
全て実話に基づいている。
淡々とした切り口で、主に虐待の阻止に関わる医師やケースワーカーなどの視点から虐待を語る形式。

前回読んだのはかなり前で、それがいつだったかは忘れてしまった。
昨日読んで妙に印象に残ったのが、性的虐待について述べるベテラン医師の言葉。
「今日の性教育でまず教えなければいけないのは、誰と関係を結んでよくて、誰とではいけないかだわ」
なるほどー。そういえばそんなことを学校で教わったことは無かった。
そういうことは友達との会話や小説や漫画で学んだんだった。

子供で何も知らなかったが故に、性交渉を受け入れてしまい、後々自分を責め続ける被虐待児の姿を見ているからこそ出てくる言葉だなぁ…と感じた。

投稿元：

レビューを見る

タイトルそのまんまの本でありまして、
最初の３話は、本当に救いのない話しすぎて、読むのが辛くなります。
が、残りのお話は、周りの人たちの連携や努力によって
子供たちが救われていくお話なので、ほっとできるかと。

フラバ注意でもありますが（汗）
感動できるお話もあり、一度、手にしていただきたい一冊です。

投稿元：

レビューを見る

自分の子供を虐待する親の姿はいろんなものの中に書かれている（描かれている）。いつも思うのは、大人ではない子供の肉体が長期間虐待に耐える肉体を持っている事の凄さだ。大人に比べ、あんなに弱弱しく、頼りないのに、大人の容赦ない暴力に耐える期間があると言う恐怖。どこまでやれば人間の体は壊れないか、など、机上の空論としか思えないほど、子供の肉体は虐待に対抗して生きている。
子供を持とうなんて生まれてこの方考えた事ないし、この先もない、恐らく心のどこかが壊れているんだと思っている。母性で読んでいるのでもない。だけど、子供の寂しい気持ちだけは痛いほど解る。私もきっと子供のままなんだろう。子供の不遇に同情するのは簡単だが、この悲しみの前に何もできなくなってしまう人間の方が多いだろう。手を差し伸べて悲しみを受け止められるだろうか、寄り添えるだろうか、この子供のたった一つのよりどころになる勇気が出るだろうか、って考えてしまう。子供が欲しい、育てたいなど思った事のない私の様な人間の為に、こう言う書物があり、読まねばならないのだ、と言う気がする。

投稿元：

レビューを見る

人間の心の隙間を埋めるのは
やはり 人間の心なのだ


一番最後の部分。

まさにそうなんだろうなと思った。

投稿元：

レビューを見る

児童虐待のコミック本

読者からの手紙をベースに作者の取材などによる経験値で再現されていた

児童虐待や老人虐待等の心理を知りたくて
色々と読んでみたりしているが
文字で見るよりも壮絶な雰囲気が伝わってきた(´•ω•̥`)

施設名称や職種など
どういった施設なのか職業なのか分からない部分か多いが、その部分も理解しやすかった

投稿元：

レビューを見る

児童虐待について、様々な例を取り上げている。
システムがよくわからなかったのが残念だった。
続編も読みたい。

投稿元：

レビューを見る

絵やストーリーに遊びはなく、ずっとシリアス。虐待している親の視点への感情移入度は低い作品。難しい世界だ。