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蝶々の纏足・風葬の教室(新潮文庫)
  • みんなの評価 5つ星のうち 4.2 217件
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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:1997.3
  • 出版社: 新潮社
  • レーベル: 新潮文庫
  • サイズ:16cm/215p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-10-103618-7
  • 国内送料無料
文庫

紙の本

蝶々の纏足・風葬の教室 (新潮文庫)

著者 山田 詠美 (著)

蝶々の纏足・風葬の教室 (新潮文庫)

562(税込)

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みんなのレビュー217件

みんなの評価4.2

評価内訳

紙の本

風葬の教室に置き去りにされた主人公・本宮杏

2015/10/16 00:03

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ひでり - この投稿者のレビュー一覧を見る

冬の寒さと、教室の冷たさが絶妙にマッチして、読後暫くは言いようのない切なさに襲われた。これがいじめなのだ。何故、本宮杏は微笑むことが出来たのか。あの教室の「子どもたち」には理解不能なまでに彼女は美しかったのだろう。残酷なまでに無邪気な「子どもたち」は子どもであることを放棄などするわけもなく、ただただ積み木を重ねるように、毒を吐き出し続けていく。

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紙の本

不思議な本

2016/03/03 15:25

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:唖屡莵 - この投稿者のレビュー一覧を見る

私には少し難しい本でしたが、分からない漢字などの意味を調べながら読むのも楽しかったです。
機会があったら是非読んでみてください。

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紙の本

蘇える少女時代、見つめ直す今

2000/09/08 21:15

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:読ん太 - この投稿者のレビュー一覧を見る

「蝶々の纏足」「風葬の教室」「こぎつねこん」の三篇を収録。
いずれも、早熟で感性の鋭い少女が登場するお話で、山田詠美その人の幼少時代を垣間見るような気持ちで味わった。

登場人物の内の、だれに自分を置きかえるかは様々だと思うが、女性であれば必ず「あ〜、こんなだったな。」と懐かしさとバカらしさと、少しの照れくささとともに、自分の幼少時代がよみがえるだろう。
本書に登場する主人公は、早熟で感性が鋭い。ゆえに、幼少時代は大人顔負けの芝居をして学校生活を送ることを余儀なくされる。
少しでもしくじれば、そこには「いじめ」が待っている。

もうすでに、中年の域に達している私は、この小説で遠い昔を近くに引き戻すことができた。
著者の男女間に働く独特な感じの表現に惹かれながらも、それ以上に「いじめなんて、きのう今日に始まったものではない!」とはっきりと自覚して、それから、冷静な目で現在を見つめることができるような気がした。
「今の子は何を考えているのだかわからない」なんて言葉は、安易な逃げ口上でしかないと思う。

山田詠美の作品を、こういう形で受け止めたことに、自分でも少々驚いている。年をとったようだ。うれしい発見ではあったけれど。

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紙の本

女であれば少なからずとも共感出来るのでは。

2001/02/01 09:47

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:みさと - この投稿者のレビュー一覧を見る

 2つとも私達のとても身近にありそうな内容で、だからなのかも知れないが、凄く重くて、そして凄く考えさせられる。身近によくありそうな内容の小説と言うものは、誰でも考える事ができるという点で、その分挑戦している小説家も多いだろうし、難しいと思う。そして現実を消化出来ず、あまり面白みもなく終わってしまっている。なんて(偉そうだが)そんなイメージが強い。
 単純なテーマで、ここまで微妙な思考の変化を最後まで表現出来るのは、本当に凄いと思った。
 蝶々の纏足は凄く単純なテーマながら、主人公の少女の感情の変化が切なく、哀しい。自分と比べられる幼馴染みの友人。自立、憎しみ、愛情。これは女であれば理解出来る一面なのではないだろうか。

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紙の本

怖いくらいリアル

2001/09/13 00:11

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:藍那 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 この本の主人公たちは物凄く魅力的だと思う。欲しいと思ったモノ(者?)を素直に欲しいと表現できる。十代の精神的な葛藤や周りよりも少しそれが早いせいで余計彼女たちは目立ってしまう。それは異性を惹きつける魅力となるが反対に同性からの酷く幼い嫉妬もかってしまい何かと邪魔をされる。
 それでも必死で自分を貫き通し、そしてそれはまた彼女たちをいっそう引き立たせる。美しくてそれでいて生々しい。

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紙の本

是を読んでいたら…!

2002/05/30 14:30

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:鼠  - この投稿者のレビュー一覧を見る

風葬の教室を初めて読んだときの衝撃は忘れられない。私が中学生の時。当時中学には授業の一環として「道徳」という時間があって、「あけぼの」というテキストを読まされていた。苛めについての例と解決法が児童文学式に並べられているテキストだった。あの本に違和感を感じた人は多いはず。あの「やらせ」の雰囲気に。こんなのは違う!と思っていた私はこの本に出会う。
カワイイいことを羨まれて苛められ始めた小学生の女の子のお話。ある時はあまりのつらさに自殺も考える。だけれど自分は死ぬなんて馬鹿じゃん?ということに気付いた彼女はいじめっ子たちを次々に見返してゆく!!!
苛めで自殺、なんてニュースが絶えない今、この本を読んでいたなら自殺なんて考えなかったよ…と私は思う。

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紙の本

こんなに面白い本に出会ったのは初めてだ!

2003/10/24 14:13

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ケロ - この投稿者のレビュー一覧を見る

わたしはあまり活字が好きではない。というより活字嫌い。途中まで読んでは止め、また次の本を手にとって読んでは止めをいつも繰り返しています。そんな私が出会ったその日にたったの二時間で読んでしまった本(!)。それがこの「蝶々の纏足・風葬の教室」です。たとえばそれは奇麗事ではいかないどろどろした人間関係、愛憎にまつわる醜い感情、争い…。この世に生きてきた人ならみんな一度は感じた事があるあの言葉にならなら思い…。そういったものが生々しくリアルに、淡々と描かれています。はっきりいってこんなに肉感を伴った人間関係を書ける作家はいないのではないでしょうか。最後の「こぎつねこん」はちょっと前の二作と変わった毛色でかかれています。なんていうかいつものどろどろした感じではなく回想ぽく。多感で幸福で孤独だった幼児期とそこから遠く離れた場所にいる今の自分…。そんな感じかな。読んで損なしだと思います。ぜひオススメの一冊です。

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2004/09/26 15:24

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2004/09/26 21:37

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2004/09/29 08:19

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2015/01/27 20:45

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2004/10/06 08:22

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2005/11/17 04:05

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2004/10/15 01:40

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2004/10/18 09:25

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