「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。
このセットに含まれる商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
商品説明
われわれのやることなすこと思うことは、社会の中で起こる以上すべて社会学の対象となる。基礎知識から新々宗教・システム論まで、趣味的な話題も取り入れながら、独自のものの見方を磨く社会学の入門書。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
馬場 靖雄
- 略歴
- 〈馬場靖雄〉1957年新潟県生まれ。京都大学大学院文学研究科博士課程単位取得。現在、長崎大学助教授。
関連キーワード
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
紙の本
「黒っぽい」「黒」い本
2004/02/18 00:18
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:jyorimotofu - この投稿者のレビュー一覧を見る
古本業界では思想書など、改行が少なくページが活字で埋まっているような本を「黒っぽい」というらしいが、本書は間違いなく「黒」い。とはいえ古本業界的「黒」さではなく、アイロニカルという意味で。むしろ実際に見ればわかるが、本書は改行が多発する「白」い本である。しかしウェーバーの行為の類型や、ルーマンの社会システム論など、社会学の発想をおさえつつもアイロニーが随所に散りばめられた本書は、意外に「黒っぽ」く、その点でかなり貴重だ。というのも「黒っぽい」「黒」い本というものは、かなり珍しいのだ。本書を読み進めながら微苦笑を浮かべ、知らずのうちに「社会学」の「おしえ」の何たるかがわかってくるはず。