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  • カテゴリ:一般
  • 発売日:1997/05/09
  • 出版社: 講談社
  • レーベル: 講談社文芸文庫
  • サイズ:16cm/205p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-06-197569-2
文庫

紙の本

テレーズ・デスケルウ (講談社文芸文庫)

著者 モーリアック (著),遠藤 周作 (訳)

自分の夫の毒殺を計ったテレーズは、家の体面を重んじる夫の偽証により免訴になった が、家族によって幽閉生活を強いられる。絶対的な孤独のなかで内なる深淵を凝視するテレーズは、...

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テレーズ・デスケルウ (講談社文芸文庫)

税込 1,540 14pt

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商品説明

自分の夫の毒殺を計ったテレーズは、家の体面を重んじる夫の偽証により免訴になった が、家族によって幽閉生活を強いられる。絶対的な孤独のなかで内なる深淵を凝視するテレーズは、全ての読者に内在する真の人間の姿そのものなのだろうか―─遠藤周作がノーベル賞作家フランソワ・モーリアックと一心同体となって、昂揚した日本語に移しかえたフランス文学の不朽の名作。【商品解説】

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みんなのレビュー20件

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評価内訳

紙の本

遠藤周作氏の訳がすてき

2023/04/01 21:55

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ふみちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

ノーベル賞作家、モーリヤック氏の作品を初めて読む、名前の冠に必ずと言っていいほど「カトリック作家として有名な」と枕詞のようにくっついてくるので宗教の匂いが強い作品は苦手だなと敬遠していたのだが遠藤周作氏翻訳であることと講談社文芸文庫であることから読んで損はないかという気持ちで読み始める、主人公のテレーズは夫の毒殺を試みる、しかし、家の対面が大事な夫の偽証により彼女は免訴となる、というと毒婦のようだが、彼女はそうは見えない、出産するが子供には愛情をもてない、というか関心がもてない、というか世の中のすべてのことに関心がもてない、夫が殺したいほど大嫌いだったのかというとそういう訳ではなく、ただ何となく殺そうとしたのだ、そういう女なのだ

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紙の本

理由なき殺人の理由に迫る

2023/08/13 06:25

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る

知性に満ち溢れていて感情に左右されないテレーズ、なぜ夫の毒殺を図ったのか謎は深まるばかりです。彼女への抑圧と、舞台となる南フランスの曇天が重く心にのしかかります。

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紙の本

読みやすい。

2017/12/19 13:11

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者: - この投稿者のレビュー一覧を見る

平野啓一郎さんがオススメしていて買ったのですが、遠藤周作訳だからか、さくさく読めるし、入ってきやすい。こういった感情描写?は、遠藤の得意分野だろうし、作者の葛藤は彼自身の心境と重なっていたのだそうで、飲み込みやすい。

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紙の本

むずかしい

2021/11/14 14:01

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ME - この投稿者のレビュー一覧を見る

改行が少なく、文字も小さいので読みにくく、むずかしい。テレーズは気がつよく、しっかりしすぎている女性というのは分かった。

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2009/07/24 19:43

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2010/03/21 00:13

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2011/05/03 12:08

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2011/11/05 23:10

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2012/01/17 16:39

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2012/05/06 06:49

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2013/05/24 14:48

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2013/12/24 17:19

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