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自負と偏見(新潮文庫)
  • みんなの評価 5つ星のうち 4.4 100件
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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:1997.7
  • 出版社: 新潮社
  • レーベル: 新潮文庫
  • サイズ:16cm/606p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-10-213103-5
文庫

紙の本

自負と偏見 (新潮文庫)

著者 オースティン (著),中野 好夫 (訳)

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みんなのレビュー100件

みんなの評価4.4

評価内訳

紙の本

間違いなく傑作

2018/12/24 01:03

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:H2A - この投稿者のレビュー一覧を見る

何気ない語りで中流家庭のベネット家の娘たちの恋愛と結婚までが描かれる。平易で気取った表現もなく、よどみなく進行して坦々と平凡な日常が語られる。それでいて物語はおもしろい。人物描写もヒロイン格のエリザベスや、その姉ジェーンも魅力的にあがかれているし、印象に残っているだけでもダーシー、コリンズ、ベネット夫妻、キャサリン祖母と丁寧に個性を刻みこまれているのに感心する。終盤、家柄の違いを理由にダーシーとの離縁を迫るキャサリン叔母とエリザベスの対決は胸がすくようで痛快だし、プロポーズされた直後のジェーンを目撃する場面も上手。平凡な大作家と言われるオースティンの代表作とされるの頷ける。今では新訳が同じ文庫で出ている。

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紙の本

恋愛小説の王道

2002/12/21 22:32

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:コモ - この投稿者のレビュー一覧を見る

読み始めからこれ程私を虜にさせたのはこの本が初めてです。どこにでもあるような恋愛小説だけど出来はピカイチです。
最初から結末はわかってしまうのだけど、どうしてもページをめくる手を止めることができない。結構な厚さの本ですが、読書初心者の方もすぐに読みきってしまうのではないでしょうか。
これは一番のお薦めの本です。

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紙の本

「元祖ハーレクイン」の味わい。18世紀英国の上流社会を舞台に、大した事件もなく、ゴシップや噂話に一喜一憂する人びとの生活をこれでもかと追っかけていく小説。

2001/10/22 13:42

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:中村びわ(JPIC読書アドバイザー) - この投稿者のレビュー一覧を見る

 TVでトム・ハンクスとメグ・ライアンの「ユー・ガッタ・メール」という映画をやっていた。メグは小さいけれど良心的な本を揃える子どもの本の店のオーナー。ハンクスは、安売りで売上急増のスーパーブックストア・チェーンの経営者一族。ふたりは天敵同士ということを知らずしてメル友として交情を深め合っていく。経営者として街で行き会うふたりの間には火花が散るという、設定がなかなか楽しいストーリーである。ニューヨークの本屋さんに行ったことがない私には、それぞれの店の内部の様子を見るのが興味深く、「あっ、今のお客が買っていったのは『どろんこハリー』だ」などと大騒ぎで見ていたのだけれど、カフェでふたりが話頭にのぼらせていたのが、このオースティンの代表作『自負と偏見(高慢と偏見)』なのである。
 5人姉妹の長女ジェーンと次女エリザベス、越してきたばかりでジェーンを見初める青年紳士ビングリーと、その親友で気難し屋のダーシーの二組の恋の行方が追われていく。ダーシーの高慢とエリザベスの自負が、各自によって認識のうえ反省されていくという過程が社交生活を背景に描かれる。
 上に書いた映画では、この4人の主要人物の名が、天敵同士の書店経営者によって確認される。<世界の10大小説>という類いのランキングにはよく登場する小説であるから、欧米では一般教養として当然読んでおく本の扱いなのだろう。そのことを映画で改めて認識して、読んでみた。
 サマーセット・モームやスコット、夏目漱石らのオースティンに対する絶賛ぶりは、本書の解説にも詳しい。ジョージ4世も愛読していたというのが何やら楽しい。
 ここには、士官たちが出てくるものの、時代背景がすっかり排除されている。移り去る時局的興味を取ることなく、永遠なる人間的問題を主題としたこと、大した事件も起こらないのに、写実的な会話や人間描写でどんどんページをめくらせてしまう、人間一人残らずが持つ弱点を見つめてユーモアと寛容で包んだということなどが作品の特徴だという指摘もある。
 殺人とか裏切り、性愛などの展開がないのだけれど、この世界ってハーレクイン的だなあと感じながら、どうせハッピーエンドでしょ、お姫さまが王子さまと結婚するっていうパターンね…などと、半ば高をくくりながら読み進めていくと、漱石先生ご指摘の通り、わかっちゃいるけれどやめられない。ページを繰らずいられない。そんな力が確かにあるのだ。
 エンターティメントをめぐっては、本邦でも「文学的価値が低い」「小説は楽しけりゃいい」などの議論があるようだけれど、オースティンが書いていた頃は近代小説誕生から半世紀ばかり。書かれている小説はすべて娯楽文学だったということまで解説にあり、なるほどと思った。小説が人生探究の文学となったのは、19世紀半ば以後ということで、ならば、やはりこれ、元祖ハーレクインとねと妙に納得させられた。ロラン・バルトのディスクールにもあるが、恋する男女の言動って、本当にいつの世も変わることなく、面白くも切ないのだ。

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紙の本

人間観察の鋭さ

2001/03/02 10:58

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ミオメロディ - この投稿者のレビュー一覧を見る

 ジェイン・オースティンの作品は古風ではあるけれど、それでもそういった背景を取り除いたら、彼女の人間観察の鋭さを、時代を超えて実感でき、息づかいすら感じられる。それが楽しい。すばらしいストーリーテラーだと思う。

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紙の本

勧善懲悪みたいなかんじ?

2001/03/10 00:50

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:つる - この投稿者のレビュー一覧を見る

 この本を素晴らしいという人もいるようだけど、わたしはあんまり好きになれなかった。バカな人と利口な人、よい人と悪い人が結局はきっちり分かれているからだ。
 人はどんな人でも浅ましいところがあるのだと思うし、どんないやな奴にももしかしたら一瞬でも人を感動させるようなやさしさがあるのではないか、とわたしは思っているから。
 有名な作品だし、評価も分かれるところだとは思うが、わたしは期待していたほど(すすめてくれた人が熱心だった)ではなかった。

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2004/09/30 20:18

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2004/10/23 14:44

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2005/04/29 19:16

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2005/01/23 18:30

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2005/03/15 12:11

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2010/04/03 15:54

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2005/04/20 17:25

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2005/05/07 16:54

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2005/05/16 03:05

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2006/04/13 00:46

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