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神々の山嶺 下
  • みんなの評価 5つ星のうち 4.2 25件
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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:1997.8
  • 出版社: 集英社
  • サイズ:20cm/501p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-08-774296-2
  • 国内送料無料

紙の本

神々の山嶺 下

著者 夢枕 獏 (著)

【柴田錬三郎賞(第11回)】【日本冒険小説協会大賞(第16回)】謎のカメラの持ち主だった天才クライマーの羽生が、突如エベレスト南西壁冬期無酸素単独登頂に挑んだ。そして、カ...

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神々の山嶺 下

1,944(税込)

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商品説明

【柴田錬三郎賞(第11回)】【日本冒険小説協会大賞(第16回)】謎のカメラの持ち主だった天才クライマーの羽生が、突如エベレスト南西壁冬期無酸素単独登頂に挑んだ。そして、カメラマンとして彼を見届ける深町。男たちの壮大なドラマを追った山岳小説。【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介

夢枕 獏

略歴
〈夢枕獏〉1951年神奈川県生まれ。東海大学文学部卒業。77年「カエルの死」でデビュー。主著に「上弦の月を喰べる獅子」「魔獣狩り」、「キマイラ」「餓狼伝」各シリーズ等。

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みんなのレビュー25件

みんなの評価4.2

評価内訳

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  • 星 1 (0件)

紙の本

男のロマンを感じた

2003/03/26 09:14

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:茶太郎 - この投稿者のレビュー一覧を見る

自殺行為に等しい無謀な登山に挑む男の孤独がよく描かれていた。ただ、導入部に描かれていた登山家マロリーのカメラとその謎が、後半部分はうやむやになってしまったところが釈然としない。読後感は満足とは言えない。

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紙の本

彼女と私のたどりついた場所。

2003/09/21 12:05

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:アベイズミ - この投稿者のレビュー一覧を見る

友達が山で死んだ。

三年前の12月10日。暮れようとする年の慌ただしさに、街も人も包まれ始めた頃だった。取るモノもとりあえず、何もかも放り出して、彼女のもとへと駆けつけた。

そこには本当に変わり果てた彼女の姿があった。面影がない。黒ずんだ赤紫の顔。食いしばった歯。めくれた唇。ほっこりした笑顔の彼女とは別人のような、初めて目にする壮絶な彼女の顔だった。凍死だった。誰もが疑った滑落ではなく、頂上を目指し確かにそこに辿り着き、力尽きたのだ。

彼女と山に登ったことがあった。あの時のことは今でも時々思い出す。

ダラダラと続く細い道。時折、沢から吹き上げる鮮烈な風。現れてはみたモノのなかなか近づけてはくれない、天辺。ただただ、用意された上り坂。言葉も出ず、人もなりふりも構えず、ただただ上へ上へと足を繰り出す他にしょうがなかった。突然、訳の分からぬ笑いが込み上げてきた。腹の底から。抑えきれない気持ちが腹のもっと底の、踏みしめる地面のもっと底の方から、込み上げてくるようだった。

それが唯一私の知っている山だった。

彼女が山で死んだとき、あの時の山を思い出した。幾分かでも、自分は彼女の気持ちが分かったような気がしていた。「なぜ、彼女が山に?」 おっとりした彼女と山が結びつかずに、そう尋ねる人が後を絶たない。周囲の人のそんな問いにも私ならば答えられると、私はひたすら躍起になった。

生前彼女が私に奨めてくれた「神々の山嶺」を読んだ。幾分かでも彼女の山への手がかりが欲しかったのも本当だ。

そこには、私の知らない「ひりひりする山」があった。「取り憑かれた山屋」がいた。その息苦しいまでの世界に、私はすっかり夢中になった。
 
世の中と上手く関われない男。人のことも自分のことも信用できず、運命さえ敵に回す男「羽生」。私はこの男に、迂闊にも同情をしてしまった。世の中と折り合いのつかぬ人を目の当たりにするのは、辛く切ない。目を背けたくなる。のに目が逸らせない。彼の生き様は、彼の山と同じく「ひりひり」している。息が苦しくなる。彼が山を求めれば人は彼から去っていく。求めれば求めるほど去っていく。

しかし、その同情があまりに小さく、安易であることに私は気がついた。彼の山は、世の中から背を向けることではないのだ。人を遠ざけるためのモノでもないのだ。彼には、山しかないのだ。いや、山が彼にはあったのだ。

エヴェレストの寒さが想像がつくと言ったら、ウソになる。高度八千メートルの空気が感じられるか。ただ休んでいるだけで失われていく体力が。滑落の痛みが。壁に張り付いて凌ぐ風の強さが。眠れずに過ごすテントでの夜が。自分を取り巻く、幻覚や幻聴が。だが、私のカラダはコチコチになり、息があがった。手が震え、喉が渇いてゼイゼイいった。それでも本を休めなかった。彼女の最期がたどれるだろうか。そんな想いも途中で消えた。ひたすらに登っているのは、いつのまにやら私だった。

私の知らなかった「ひりひりする山」。それは彼女も知らなかったのかもしれない。知っていたのかもしれない。それさえも今となっては知る由もない。 それでも時々くれる手紙の中で、彼女はいつも山を、上を、目指していた。登らなくてはと、自分を追い込むように言っていた。羽生の持つ焦がれるような気持ちを、彼女も確かに持っていた。彼女は山を持っていた。それを背中にしょって人と関わり、交じっていた。どんな時でも。

「山を甘く見るやつはいない」「死なないためだったらなんだってする」そんな言葉を確認しては、熱くなった。そうだ。彼女は、最期まで生きるため登っていったのだ。ただ上だけを目指して登っていたのだ。彼女は最後まで生きるために登っていたのだ。

それだけは、はっきりと分かった。この本を読んで良かった。私は今、心底そう思っている。

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2008/05/17 10:20

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