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ダルジール警視と四つの謎(ハヤカワ・ミステリ文庫)
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ダルジール警視と四つの謎 (ハヤカワ・ミステリ文庫)

著者 レジナルド・ヒル (著),秋津 知子 (ほか訳)

ダルジール警視と四つの謎 (ハヤカワ・ミステリ文庫)

886(税込)

ポイント :8pt

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みんなのレビュー2件

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評価内訳

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趣向を凝らした中篇集

2001/09/26 22:04

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ケルレン - この投稿者のレビュー一覧を見る

 本書は、四つの中篇から成る。
 ダルジールとパスコーの最初の出合いを描くのが「最後の徴集兵」。パスコーは転任してきたその日に、ダルジールと一緒にとんでもない事件に巻き込まれる。
 エドガー・アラン・ポーの詩で彩られ、幽霊館の雰囲気たっぷりなのが「パスコーの幽霊」。出版社に勤めるスイゼンバンクの妻が失踪した。一年経っても見つからず、彼の家には奇妙な電話がかかってくるようになる。パスコーは、夫妻の幼馴染み達に何か関係があるとにらみ、彼ら全員が集まるパーティーに入り込む。古く大きな館で、一人一人に話を聞きながらシャーロックホームズ気分を味わっていると、突然、幽霊が出没する。
 一方「ダルジールの幽霊」は、同じ幽霊でもエロチシズムが濃厚だ。ダルジールとパスコーは成り行きで幽霊退治を引き受け、郊外の大きな館で一晩過ごすことになる。そして、真夜中を過ぎて出てきた幽霊とは…。
 最後の「小さな一歩」では、なんと未来のダルジールとパスコーが描かれる。月で起きた殺人事件を捜査するために、ヨーロッパ連邦司法省のイギリス長官となったパスコーが、引退して痛風で寝たきりになっていたダルジールを引っ張り出して、月へ向かう。
 この作品にはまえがきが付いていて、なぜ未来のエピソードを書いたのかを説明している。これを読んで初めて気づいたのだが、ダルジール警視シリーズの背景の時代はどんどん進んでいるのに、そのわりにはパスコー達は歳をとっていない。パスコーは娘が成長していくので、いくぶん年月を感じさせるが、ダルジールは年齢を重ねている気配がほとんどない。このことを読者から指摘されたことはないそうで、それなのに自らパロディ化して作品を書いてしまうとは、さすがヒルだ。

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ダルジールとパスコーの出会い

2002/03/01 01:27

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:キイスミアキ - この投稿者のレビュー一覧を見る

 ダルジール警視は、巡査から警視にまで昇進したのたたき上げの警察官。若いころには、ラグビーチームの名フォワードとして鳴らし、現在では身体がすっかり丸く肥満してしまっているが、若くて見込みのある選手に着目するなど、ゲームへの興味は衰えていないらしい。
 
 彼は、言葉が汚く、わがままで気難しいが、離婚した夫人への気持ちを抱えていたり、動物への愛情を垣間見せるなど、どこか憎めないキャラクターである。警官としても、豊富な経験を持つ、合理的な捜査を信条とする優秀な警官で、部下のパスコーをびしばし鍛えていく。
 
 ピーター・パスコーは、大学出で社会学の学士を持つエリート警察官として、ダルジール警視の元に赴任する。スマートでハンサム、しかもインテリというキャラクターは、ダルジールと好対照だが、ちぐはぐながらも相性は抜群のようだ。パスコーは、平の刑事から、後には主任警部にまで出世し、本書に収録されているヒル本人のダルジール・パロディ『小さな一歩』では、とんでもない地位にまで出世している。
 
 この2人は、初登場してから30年もの時間をかけて、ゆっくりと年齢を重ねている。この点も、このシリーズの深みを増す重要な要素だろう。本書でも、各作品ごとに、マーフィーの法則やスタートレックなど、その時代を感じさせる言葉が登場している。
 
 四つの作品が、微妙にリンクしているあたりは、連作的な中編集として楽しめ、作者の巧みさを感じる。第1作は誘拐、第2作は幽霊騒ぎ、第3作は失踪、第4作衆人環視の殺人、と多彩な作品を揃えてくるあたりも上手い。
 
 抜群の中篇集。以下に2作だけ紹介を。
 
 
 『最後の徴集兵』
 
 ベッドで男と寝ていたところを警官に発見された、売春歴のある女性による強姦の申し立てや、7匹の子豚が盗みだされた事件など、ヨークシャーの田舎町でも、毎日事件は起こっていた。
 
 新任のパスコー刑事は、上司となるダルジールが見知らぬ男性と車に乗っているところに出くわす。挨拶をしたパスコーだったが、ダルジールの横腹には男の構えているショットガンの銃身が突き刺さっていた。男の恨みをかった人物のリスト、上位三位に入ってしまっているダルジールと、自ら巻き込まれてしまったパスコー。二人はなんとか監禁されている部屋から脱出しようと、協力するのだが……。
 
 
 後々に名コンビとなる、ダルジールとパスコーの邂逅が描かれた作品。二人のコントじみた脱出劇は、スリリングで上手い。二人の信頼関係が急激に強まる展開は、後年の関係がいかに形成されたのかを想像させる。
 
 
 『小さな一歩』
 
 2010年。既に引退したダルジールは、通風を患い病院のベッドにいた。スタートレックを観ることができず、記者会見に望むパスコーの姿を観ていた彼の元に、パスコー本人から事件捜査への依頼が訪れる。月ではじめて起こった殺人事件の調査に、自分のパートナーとして協力して欲しいというのだ。
 
 月面を舞台に、引退したダルジールと出世したパスコーの二人が挑む、人類史上初、月面で実行された起こった殺人事件。
 
 
 月で死んだ男が遺したダイイングメッセージや、宇宙空間という制限のある舞台、様々な国を代表して宇宙開発に関わる人間たちなど、本格的な舞台が揃えられている。作者本人によるダルジール・パロディー作品として、非常に楽しめる。
 
 残念ながら、ヒルの行っている未来像の予測は外れている。さすがに、SF作家がたびたび披露するような驚きはなかったものの、本職の犯人捜しとしては流石なもの。

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