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紙の本
あしたは月よう日 (えほんのもり)
著者 長谷川 集平 (作)
日よう日や。ええ天気なのにおとうちゃんは、テレビばっかり見とう。はなくそ、とばしよう。たばこのけむりはきだす。ぼくたちがもんく言ったら、おとうちゃんとつぜん泣きだしたんや...
あしたは月よう日 (えほんのもり)
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商品説明
日よう日や。ええ天気なのにおとうちゃんは、テレビばっかり見とう。はなくそ、とばしよう。たばこのけむりはきだす。ぼくたちがもんく言ったら、おとうちゃんとつぜん泣きだしたんやけど…。神戸のある日よう日を描く。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
長谷川 集平
- 略歴
- 〈長谷川集平〉1955年兵庫県生まれ。絵本、小説、評論、作詞作曲、演奏など多様な表現を試みる。主な作品に「見えない絵本」「石とダイヤモンド」「鉛筆デッサン小池さん」など。
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紙の本
ありきたりな毎日の大切さを思い出す絵本
2002/07/27 17:54
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投稿者:麒麟 - この投稿者のレビュー一覧を見る
日曜日。会社が休みで家にいるお父さんにむかって、あれこれ文句をいう子どもたち……。
絵本をひらくと、日曜日のありきたりの休日がはじまります。
この絵本の表紙裏には、阪神大震災についての記述があります。
著者の長谷川さんは姫路生まれの方なのですが、地震の直前まで、おだやかなふつうの生活を送っていた方々に、ささげたいと書いてあります。
ありきたりの休日。
あたりまえのようにやってきて、ときに鬱陶しがって過ごしたりもする、そんな日々が、ほんとは、とても大切でしあわせなものであることを、ふと思い出させてくれる作品です。
あたりまえにやってくるはずだった明日が、二度とくることのない、あの震災の日のたくさんの被害者の方々を思い出しながら……。
イラストは、とても個性的です。
美しいタイプの絵ではないので、好き嫌いはわかれるかもしれません。