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紙の本
人生の先輩その温かいまなざし
2001/08/26 18:12
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投稿者:川原 いづみ - この投稿者のレビュー一覧を見る
年の離れた人と話していて、なんとなく噛み合わないような気分になる…そんな瞬間が上手く書き出されているのではないでしょうか。著者が意図したものかどうかはわからないのですが。
淡々というか、飄々というか、そんな生き方考え方をしている若者に対して、「お前達の今はとっても大切なんだぞー。」と説く著者の熱意、情熱が空回りしている様子が面白い。『しょうがねぇ奴らだな』なんて感じながらも見守っているような、著者の気持ちの温かさが感じられるエッセイです。