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日本推理作家協会賞受賞作全集 43 天山を越えて(双葉文庫)
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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:1997.11
  • 出版社: 双葉社
  • レーベル: 双葉文庫
  • サイズ:15cm/380p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-575-65840-8
  • 国内送料無料
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紙の本

日本推理作家協会賞受賞作全集 43 天山を越えて (双葉文庫)

著者 胡桃沢 耕史 (著)

【日本推理作家協会賞】【「TRC MARC」の商品解説】

日本推理作家協会賞受賞作全集 43 天山を越えて (双葉文庫)

720(税込)

ポイント :6pt

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評価内訳

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冒険の記憶に抱かれて

2008/07/26 23:39

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:SlowBird - この投稿者のレビュー一覧を見る

満州、タクラマカン砂漠からインド国境まで、中国大陸をぐるりと半周する、スケールの壮大な冒険小説だが、なにも無鉄砲にかけずり回ったというわけではない。明治から昭和初期の日本の極端な誇張主義に振り回されて、主人公達は地の果てに飛ばされてしまう。
なにしろ当時の日本ときたら、数十年前までは鎖国していたくせに、あっという間に台湾、朝鮮を飲み込んで、満州まで切り取ってしまうのだから、その勢いには恐れ入る。そのツケは、内地で人材が払底して体制がスカスカになてしまうということで支払う羽目になるたわけだが、広大な領土を経営し続けるにも少しずつの無謀と、また深謀遠慮との、アンバランスさがあった。本作では例えば、蒋介石の国民党が日本へ反攻した場合に備えて、背面撹乱のためにタクラマカン砂漠の遊牧民族との友好関係を結ぶというのは、なかなかのアイデアであり知見だが、そのための手段は理不尽なまでに稚拙だった。その犠牲になったのは、馬賊東干軍の将軍の花嫁として白羽の立った娘である。そして一人の気の弱い上等兵が、護衛役となり、二人は駱駝で砂漠を越える旅に出る。
日本で、あるいは奉天で、文明に囲まれた生活をしていたのが、突如として過酷な、何ヶ月にも及ぶ砂漠の旅に放り出されるのだが、それは苦難の旅であると同時に、退屈の旅。王妃予定者と一兵卒の交わらない人生。そのような旅でも、人生に資するものがあるだろうか。しかし戦乱の絶えない土地で、二人には幾つもの波乱が待っている。部族間の争い、中国政府やソビエト政府の介入、この地域の存在に気づき出す欧米諸国、それらが入り交じっての軍事活動と諜報活動の奔流に巻き込まれていく。望んで分け入った冒険でもなく、夢や希望が待っていたのでもないが、躍動と、生き延びるためのぎりぎりの決断の連続があった。
やがて戦争は終わり、それぞれがそれぞれに平穏な日々を手に入れる。彼らに残された記憶は、ロマンティックだとか、苦しみだとか、言葉で分類できるものではないだろう。ただ、砂漠と、カラコルムの山脈と、果てしない道行きの事実は残る。冒険とは、感情や名誉といった社会的な価値を突き抜けて、人間の核の部分に直接触れる何物かを持っているということが伝わる気がする。
どちらかと言えばユーモアミステリで名を知られている作者だが、そもそも自身が中央アジアやその他の世界各国を彷徨した経験を持ち、シベリア抑留を描いた作品で直木賞を受賞している、その経験のエッセンスがここに凝縮されているように思える。

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