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商品説明
ゆたかな森があった。さまざまな虫や魚やけものが木々と共に生活していた。森には一本のすばらしい実のなる木があって村人はそれを大切にしていたが、ある年…。リブロポート93年刊の新装版。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
川端 誠
- 略歴
- 〈川端誠〉1952年新潟県生まれ。絵本作家。著書に「十二支の年越」「わたしのまっかなバスケット」「おどるサボテン」など多数。
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紙の本
無心の祈り。
2002/06/15 18:45
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投稿者:本箱屋 - この投稿者のレビュー一覧を見る
木の種が芽吹くと「モク」がひとつあらわれる。
「モク」とは木の内で木を生かし育てる
いのち、そのもの。
村人は自然に感謝し恵みを分け合い穏やかに暮らす。
ある時領主がそれを奪った。
より多くの恵みを得るために森を歪め「モク」を狂わせた。
狂った木には魔物が住みつきその土地の全ての力を吸いつくす…。
やがて雷が木を引き裂き、木は砕け何もなくなる。
とりかえしのつかない災害のツケを払うのは
共存してきたひとびとの優しい心だ。そして自然だ。
人の愚かさから目をそらさず「モク」にならい、いのちをはぐぐめ。
なにもなくなった場所に木の芽が生えたなら
また「モク」がひとつ生まれるのだから。