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鏡の中、神秘の国へ
  • みんなの評価 5つ星のうち 4 18件
  • あなたの評価 評価して"My本棚"に追加 評価ありがとうございます。×
  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:1997.11
  • 出版社: 日本放送出版協会
  • サイズ:20cm/213p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-14-080346-0
  • 国内送料無料

紙の本

鏡の中、神秘の国へ

著者 ヨースタイン・ゴルデル (著),池田 香代子 (訳)

どうせ死んじゃうのに、なぜ生まれてきたの? 死を目前にした少女の前に天使が現われた。天使との会話を通して、少女の純粋な心の中に生と死は融合する。死を語ることによって生きる...

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鏡の中、神秘の国へ

1,512(税込)

ポイント :14pt

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商品説明

どうせ死んじゃうのに、なぜ生まれてきたの? 死を目前にした少女の前に天使が現われた。天使との会話を通して、少女の純粋な心の中に生と死は融合する。死を語ることによって生きる意義を問い直す、感性豊かな愛と命の物語。【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介

ヨースタイン・ゴルデル

略歴
〈ゴルデル〉1952年ノルウェー生まれ。高校の哲学教師を経て作家に。著書に「ソフィーの世界」「カードミステリー」「アドヴェント・カレンダー」「ハロー?」など。

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みんなのレビュー18件

みんなの評価4.0

評価内訳

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紙の本

「生まれるっていうのは、世界をそっくりプレゼントされるってことなの」

2010/01/24 00:26

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:wildcat - この投稿者のレビュー一覧を見る

本棚から久しぶりに『ソフィーの世界』を出してきた。

読んでいたのは、今から14年前。

当時は書評を書くという概念がなかったので、
付箋も折り目も何もなく非常にきれいに読んでいる。

でも、『ソフィーの世界』を読んだ後、
自分が何をしたのかは覚えている。

その感動を手書きの文字にしたためたのだった。

宛てたのは、自分よりも5歳くらい上の人だった。

手紙つきで本を貸したのだった。

だが残念なことに相手は大人すぎて、
この本に書いていることなんか
自分はもうずっとずっと考えていたのだと言い放たれた。

そんな非常に残念な記憶が蘇ってしまったが、
学校の読書感想文などの課題ではないところで、
誰かに本を紹介したいと思った最初の本が『ソフィーの世界』だった。

ヨースタイン・ゴルデルは、私にとっては、
そのまま『ソフィーの世界』の作者ということで封印されていた。

600ページ以上もあるその本は、大切な本だったのだが、
再読はしていなかったのだ。

14年の時を経て、封印を解いた本書もまた贈り物である。

中古書でしか手に入らなかったというその本は、
縁があって私のところにやってきた。

ネット書評という表現方法を得た今の私のところにきた本は、
読まれるだけじゃなくて、何か書かれたくて語られたいのだ
と思うことにしている。

何か不思議な符合を感じている。

帯にも引用されている訳者のあとがきの言葉に、こんなフレーズがある。

「本書は、死を語ることによって、生きているとはどういうことかに、はっと気づかせてくれる物語です。」

実は私は、これについては、反対の印象を持っている。

「本書は、生を語ることによって、死んでいくとはどういうことかを見せてくれる物語です」と。

ここで語られていたのは、最初から最後まで、生きることであったのだ。

セシリエのところにやってきた天使・アリエルが
天の国の話をセシリエに語るよりも、
セシリエが「生きていること」について
アリエルに語っている部分が圧倒的に多い。

天使は、血や肉を持って生きるということがわからないという。

天使が天上の話を聞かせるのではなく、死の床にある子どもが、
生きているということはどういうことなのかを語るという逆転の発想。

セシリエは、若くして病を得て旅立たなければならない子の纏う
儚さとか健気さとはちょっと違うイメージの持ち主だ。

科学の本が大好きで、理屈屋なところやわがままなところを持った
決して死にゆくことに達観しているわけではない、普通の女の子だ。

最初に登場するのは、「クリスマスの匂い」だ。

セシリエはその匂いを味わいながら、
階下に行くことができない中で、様子を想像する。

彼女は、匂いや音から、自分の家のクリスマスのお祝いの様子が想像できる。

鼻や耳で「見る」ことができるのだ。

そして、プレゼントや祝い方について、率直なわがままを言う。

スキー板じゃなくちゃいや、ベッドの中で楽しめるものなんてやだ、
スケート靴とそりも欲しい。

自分がこれからも生きている存在でありたいと願う、ささやかな主張。

「メルヒェンのような冬景色に飛びこんでいけたら、どんなにいいだろう」、
「あーあ、わたしもウソになりたい」と願うセシリエ。

そして、涙で天使の絵を描いた。

『ソフィーの世界』で、現実の世界に生きるヒルダになりたいと願ったソフィー。

ここで、メルヒェンの世界に飛び込みたいと願ったセシリエ。

ヒルダとソフィー。

セシリエと天使・アリエル。

鏡が合わせ鏡となって交錯しているような。

私は、どちらかというと、セシリエだった。

リアルになりたいソフィーよりも、お話に棲みたいと願うような。

この対比。

クリスマスの夜、「よく眠れた?」という問いかけとともに、
セシリエのところにやってきたアリエル。

さあ、はじめようというあたりは、
これから哲学のレッスンでも始まるのかと思いきや、
セシリエに何かを解いて聞かせる上からの存在ではない。

等身大でセシリエと語り合う。

そして、アリエルは、自分が味わえない、
生きるということをセシリエの言葉を通して、味わおうとするのだ。

「あなたのことばはどんな味がするのかなって思って」といいながら、
セシリエの言葉をオウム返ししてみたりする。

血や肉を持つことや、五感は天使には備わっていないが、
「ことばは、天使が味わえるただひとつのもの」という表現は実に象徴的だ。

『「生」または「死」とは、それ自体が言葉だということだ。
我々は、言葉で、現象を定義しているにすぎないということだ』
という池田晶子氏の言葉を思い出した。

「血と肉でできた体を持つのが、
どんな感じがすることなのかは、知らない。
目が覚めるのが、どんな感じがすることなのか、
食べるって、凍えるって、楽しい夢をみるって、
どんな感じがすることなのか、ぼくはなにも知らないんだ」
と語るアリエル。

そんなアリエルに、自分がどう感じているのかを語るセシリエは実に雄弁だ。

庭で採れたほんものの苺の味、マジパンの味、
眠るとはどういう感じがするか、などなど。

そんなのは嫌とセシリエに言われながらも、
それに生命の本質らしきことを独特の比喩で
面白おかしく語るアリエルの語りが重なり、
なんとも味のあるやりとりが重ねられていく。

実際にスキーをしたり、そりすべりをしたりするとき、
天使のような驚異的な速さで移動はしていても、
きちんと着替えて、プレゼントされた
スキー板やそりを持って行くところもまたおもしろい。

ぎりぎりまであくまでセシリエは生きて
肉体を持っている存在として動くのである。

独特の表現で、彼女の言葉で、生きているということを理解し、ノートに記し、家族に言い残していくセシリア。

「生まれるっていうのは、世界をそっくりプレゼントされるってことなの」

「わたしたちが世界にやってくるだけじゃないの。
世界がわたしたちのところにやってくるの」

「わたしね、世界はそっくりわたしのものって感じがするの、パパ」

「だれもそういうものぜんぶ、
わたしから取りあげることはできないの。
これからも、ずっとわたしの世界なの。
永遠にわたしの世界なの」

旅立ちのときに、自分が何を残していくのか。

自分のことはまだわからない。

でも、どんな人も旅立ちの前には、
「誰かと」「何らかの」対話をして、
「何かを」言い残していくものかもしれないという気がしている。

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紙の本

死を考えることは生を考えること、そして優しい生。

2001/06/04 00:00

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:藍桐 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 最初からとにかく主人公の少女が死を目前にしているから悲しい雰囲気が漂っています。でも、そこをくぐりぬけるとやって来る、美しくてちょっと陽気な天使。少女と天使は楽しく話をします。さわるってどんな感じ? 食べるとどんな味?味ってたくさんあるの? 雪は冷たいの? それは、生きているもの全てがいつも何気なく感じていること。普段は気にしない、そういう感覚を通じて、生きていると言うことを感じさせてくれる天使。
 死という世界と生という世界は鏡のように向き合っていて、実はとてもよく似ている。だから、死というものを考える時、それは生というものを考えることにつながる。私にはそんな風にこのお話は語りかけてきました。
 悲しいけれど、優しいお話。生きているということに優しくなれる、そんなやわらかい物語です。なんだか心がすさんでいるなぁという人に是非是非読んでもらいたい。そして、そうでない人にも、もちろん。

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2005/06/06 23:37

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2007/09/06 19:41

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