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魔群の通過(広済堂文庫)
  • みんなの評価 5つ星のうち 5 3件
  • あなたの評価 評価して"My本棚"に追加 評価ありがとうございます。×
  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:1998.1
  • 出版社: 広済堂出版
  • レーベル: 広済堂文庫
  • サイズ:16cm/338p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-331-60627-9
  • 国内送料無料
文庫

紙の本

魔群の通過 (広済堂文庫 山田風太郎傑作大全)

著者 山田 風太郎 (著)

魔群の通過 (広済堂文庫 山田風太郎傑作大全)

596(税込)

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みんなのレビュー3件

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評価内訳

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その日、ドイツに魔の風が吹いた

2002/07/09 21:40

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ゆたやん - この投稿者のレビュー一覧を見る

その日、私はドイツのデュッセルドルフにいた。デュッセルドルフは日本人がいっぱいいる町で、お米屋さんに日本の古本が置いていたりする。結構安いんだ。当時はユーロ切り替え前で1マルク60円くらいだったかな。で、文庫の本体価格100円を1マルク計算という明朗会計で本を売っていた。ドイツで日本の新刊本は日本の倍位するから、ネット書店が大流行りしているって時代に、そのお米屋さんはひたすらそのルールを守って商売していて、固定客も少なからずついているようだった。

その日、私は山田風太郎の魔群の通過を数マルクで手に入れた。他に宮部みゆきさんの本も買っただろうか。何はともあれ、すごく安い価格で数冊買いこんで帰ってきた。早速読んだ。

その夜、ドイツの闇を天狗が走り抜けた。衝撃だった。なんて面白いんだ。
忍法帖の面白さや、ヤマトフの逃亡のような妖人たちの跋扈する小説が面白いのは知っていた。
この天狗党の小説は突き詰めれば青春恋愛小説である。純愛を書いた小説である。
山田風太郎らしからぬように思えた、そして、山田風太郎でなければ書けないような気もした。

眠れずに翌朝出勤して、顔色が悪いと言われた。
ネットを立ち上げて、日本のニュースを斜めよみした。
そして知った。山田風太郎が死んだことを。
驚いた。寂しかった。

ドイツには出張できていたのだが、職場にはネットがあったが、長期滞在用に使っていたアパートにはネットが無かった。新聞も日本語テレビも無かった。だから知らなかったのだ。

多分、知らなくてよかったのだ。本を読む前に知っていたら、感動が涙の向こうになったに違いない。泣きながら読むなんて、小説に対して失礼だ。
山田風太郎という類まれなる魔の書き手は、妖しげでせつなくて美しい何かを残したんだ。ドイツでふとせつなくなった。何故かしら、初めてホームシックめいたものを感じた日でもあった。


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2009/02/03 23:47

投稿元:ブクログ

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2013/05/12 00:53

投稿元:ブクログ

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