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  • みんなの評価 5つ星のうち 4.7 6件
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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:1998.1
  • 出版社: 文芸春秋
  • レーベル: 文春文庫
  • サイズ:16cm/321p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-16-759001-7
文庫

紙の本

パリの王様たち ユゴー・デュマ・バルザック三大文豪大物くらべ (文春文庫)

著者 鹿島 茂 (著)

パリの王様たち ユゴー・デュマ・バルザック三大文豪大物くらべ (文春文庫)

税込 524 4pt

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みんなのレビュー6件

みんなの評価4.7

評価内訳

  • 星 5 (4件)
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  • 星 1 (0件)

紙の本

レベルが違う。

2018/07/24 10:18

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:名取の姫小松 - この投稿者のレビュー一覧を見る

ユゴーのドケチと度を越した性欲。バルザックの自転車操業しなくてはいけな程の前借。デュマの創作の仕方と気前の良さ。どれも開いた口が塞がらないレベル。騙されてるんじゃないの? もっとしっかり手綱を握ってくれる家族や友人はいなかったの? と言いたくなるが、やはり並外れた才能は並とは違った生活感覚の持ち主のよう。経済学を援用しつつ、著者が面白おかしく解説。

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紙の本

王様は私

2004/05/05 10:11

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:星落秋風五丈原 - この投稿者のレビュー一覧を見る

「僕は世界の王様だ!」
こう言って、アカデミー賞会場はおろか、全世界を沈没ならぬ沈黙させたのは、
映画『タイタニック』で監督賞を受賞したジェームズ・キャメロン。
ところが沈黙の裏に無言の非難を感じとったのか、ついでに彼までも沈黙してしまった。
しかし、本書の3人ならば、たとえ衛星放送経由で幾多の非難が降り注ごうと、
「それがどうした。」
と辺りを睥睨しただろう。ちょうど、表紙絵のような顔をして。
彼等は普通の人とは違っていたのだ。
どう違うのか? ひとつ、例を挙げてみる。

「取らぬ狸の皮算用」という諺がある。
まず、デュマの場合。
狸を取るために、銃の手入れをしながら、彼はある空想に耽る。
「狸を売ったら、あそこへ行こう。あれを食べよう。」
ところが彼は、空想だけをエスカレート。
狸を売って、収入まで得たつもりになっている。
「ああ、そういえば、狸と引き換えだった、
クレープシュゼット、あの胸肉の美味かったこと。」
秘書が、
「あのぅ、先生…。それ、いつ、食べました?」
と突っ込んでもニコニコ顔で、
延々とグルメ談義を語りながら、モンテ=クリスト城に
引きこもる。

次に、バルザックの場合。
彼は銃を手にし、そして実際に猟に出かけてゆく。
ところが、一つも弾が当たらない。彼は言う。
「おかしいなぁ。」
でも、秘書は気づいている。
「先生は狩がヘタだ。」
事実を言おうとするが、その時バルザックがこう言う。
「これはきっと銃が悪いんだ。」
銃を変えるが、やはり当たらない。すると今度はバルザック、
「弾が悪いんだ。」「狩り場が悪いんだ。」
秘書に言う間も与えず、延々と違う所のメンテナンスを行い、どんどん目的から遠ざかる。

さて、しんがりのユゴー。
彼の場合、狸を売る必然性が、そもそもない。
秘書はこう言う。
「先生は、狸を取らなくても、貯金が
どっさりあるんですからいいですよ。」
しかし彼は銃を持ち、「ブンガクシャは、こうでなければならぬ。」
と、わざわざ一番難しそうな猟場に出かけてしまう。
そしてとっても銃の腕がいいので、どこに出かけても
必ず狸を仕留める。すると彼は
「ブンガクシャは、こうでなければならぬ。」と呟きながら、
どんどん難しい猟場に出かけてゆく。
そして帰りに、日本の玉の井あたりまで足を伸ばし、
永井荷風と意気投合しながら、娼婦の胸に顔を
埋めて言う。
「ブンガクシャは、こうでなければならぬ。」
なぜ玉の井、なぜ荷風がここで登場するのかは、本書
を御覧頂きたし。

さて、上に挙げた3人、一人として、
「狸を取らないうちから、あれこれと算段する」という
オリジナルの諺と全く同じ行動を取った者は、
(デュマの場合も、狸を売った後の事まで考えているので)
一人としていない。
この諺の「狸」を「名声」と言い換えて、3人の「名声」に
対するスタンスがわかっていただけると幸いである。

上記の小咄は拙作だが、本書では、もっとわかりやすい逸話を取り入れながら、或る事象に対してデュマはこう、バルザックはこう、と比較しながら
進めてゆくので、各人の特徴が非常にわかりやすい。そうして読み進むうち、文豪と言う名の響きで、えらく高みにあるように見えた彼等が、気がつけばすぐ隣にいるような感覚になる。そうなれば、
「彼等が現実を、どう作品に反映させているか」
或いは「彼等が現実をどう美化しているか」気になって、
著書を手に取ってみたくなる事請け合いである。
散々笑って、
「後で化けて出ないか?」と、恐くなった時には、枕下に、パリの百円ショップあたりで売っている、何でもいいからナポレオン絡みの小物を置いておくといい。
なあに、王様王様と威張っていたって、彼等はそろってパパ・ナポレオンには、弱いのだ。

装丁和田誠。

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紙の本

笑えて、しかも、文学史のイメージが変わる評伝☆

2001/03/18 19:38

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:鍼原神無〔はりはら・かんな〕 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 『レ・ミゼラブル』(『嗚呼無常』)のユゴー。
 『岩窟王』のデュマ(大デュマ)。
 「人間喜劇」のバルザック。
 この三人は、みんな1800年を挟んで生まれ、多少の差はあるけど1830年前後にデヴューしました。 みんな幼少時にナポレオン戦争の高揚とナポレオンの敗退を目の当たりにしてる。 で、三人ともナポレオン・マニアだった・らしい。

 「彼らは、名声、金、女、といった世俗的欲望とは無縁だったどころか、むしろそうした欲望の権化だったといったほうがいい。〔中略〕
 すなわち彼らはこうした欲望『にもかかわらず』大傑作を残したのではなく、それがあったが『ゆえに』かくほどまでの偉業をなしとげたのであったと。」
 
 演劇と新聞小説でバンバン設けた金で、大邸宅を建てて、モンテ・クリスト城とか名づけた大デュマ(おろかだ:笑)。
 毎日宴会やって、十億円以上稼いだ(ホントはいくらくらい稼いだのかよくわからないらしー:笑)のに、ぜーんぶ使いきっちゃった(驚)。
 
 新聞小説の契約金前渡しで1億円くらい手に入れると、ヤタッ、って感じで2億円くらい使っちゃう(笑)バルザック。
 
 息子に先立たれて孫がオトナになってもオンナ道楽をやめなくって。しかもドンドン、セックス賛美の詩のネタにしちゃって、自選選集に入れちゃうユゴー。

 自分のセックス体験を詩作のネタにするとかゆーと、なんとなく日本の私小説作家みたいだけど、『パリの王様たち』に引用されてる詩は少なくとも、私小説的ではないですねー。
 
 “涙も流すが、まもなくほほえみ、いきつくところは恍惚境。
 言うことなんかありゃしない。”(『ユゴー詩集』辻昶,稲垣直樹、訳)
 
 いやはや・なんとも(笑)。
 
 『パリの王様たち』は、ようするに「我こそはペンのナポレオンたらん」って、誇大妄想の大家が三大文豪なのだ、って、そーゆー観点(笑)の評伝です。
 『パリの王様』ってデュマの評伝が有名なんだそうです。この本は三人の評伝だから『パリの王様たち』。
 
 ちなみに、さっきのデュマ父子の話は逸話だそうなんですけど。この本では、逸話の類も、ちゃんと「これは逸話」って断わったうえで、積極的に収録されてます。 同時代の人とかに、三大文豪がどんなイメージで観られてたか、の一端とかが想像できて、これはこれでよいです。
 
 ちょっと間違えると、とんでもなく悪趣味な内容になっちゃいそうなこの評伝。 読後感も爽快になってるのは、まず第一に三大文豪が揃いも揃って誇大妄想気味の大モノだから。
 
 そして、ただ「世俗的な欲望」のネタだけを掘り返してるわけでなく、1「文豪の欲望と創作の関連」、2「文豪の欲望と社会環境の関連」が考察されている。
 
 それやこれやで、笑える・けれど読みがいのある本になってます。
 
 この本で考察されているのは、高校とかでやる大学受験用の文学史のような「古典主義があって、ロマン主義が来て、写実主義になりました」とかの整理とは違います。ロマン主義と写実主義はお互いに意識しあって対抗しあいながら、どっちも“古典主義なんかクソクラエ”運動だったりしてたような。より・実態に近い姿を復元するような評伝です。
 
 例えば、アタシは義務教育過程では、バルザックって、「初期はロマン派だったけど、後期は写実的傾向を強めた」とか言われた記憶があったんですけど、この本読んだら、どーも疑わしいです(笑)。断言はしませんけど。少なくともアタシは、バルザック読み直す楽しみが増えました(笑)。
 
 笑えて、しかも、文学史のイメージが変わる評伝☆ オ・ス・ス・メ☆

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2009/11/29 15:58

投稿元:ブクログ

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2015/04/18 01:06

投稿元:ブクログ

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2017/05/16 12:01

投稿元:ブクログ

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