- カテゴリ:一般
- 発行年月:1998.1
- 出版社: 日本放送出版協会
- サイズ:20cm/265,4p
- 利用対象:一般
- ISBN:4-14-080355-X
- 国内送料無料
紙の本
わたしは千年生きた 13歳のアウシュヴィッツ
著者 リヴィア・ビトン=ジャクソン (著),吉沢 康子 (訳)
十三歳の時にアウシュヴィッツ強制収容所に入れられた著者が、約一年後に解放されるまでの体験を語る。残酷な仕打ちの連続、奇跡のような運命の逆転に、息をのむ青春の記録。【「TR...
わたしは千年生きた 13歳のアウシュヴィッツ
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商品説明
十三歳の時にアウシュヴィッツ強制収容所に入れられた著者が、約一年後に解放されるまでの体験を語る。残酷な仕打ちの連続、奇跡のような運命の逆転に、息をのむ青春の記録。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
リヴィア・ビトン=ジャクソン
- 略歴
- 〈リヴィア・ビトン=ジャクソン〉チェコスロバキア生まれ。45年にアウシュビッツから解放後、アメリカ合衆国へ移住。現在、大学教授の傍ら、ホロコーストやイスラエルについて講演・執筆活動を行なう。
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紙の本
優越感に狂っている人たちの中で逞しく生き抜く精神力
2001/03/25 14:09
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:あき - この投稿者のレビュー一覧を見る
13歳のアウシュビッツというサブタイトルがついている、ナチスドイツに弾圧されたユダヤ人少女の話です。
この少女は、作者自身です。作者が味わった苦汁の日々を日記形式にして記している作品です。本の帯に「目をそむけたくなるような残酷な人間の姿」とありますが、まさにその通りでした。13歳の少女が経験するには、あまりに過酷で残忍な現実。
でも、最後まで希望を捨てずに生き抜く彼女。生き抜いた彼女。この手の本を読むと、必ず残る感想ですが、人間って、気の持ち方一つで、弱くも強くもなるんですね。母を守りたいという思いがあったから、この少女は強かったのかもしれません。
しかし…なぜ集団になった人間というのは、善悪の区別がつかなくなってしまうのでしょう。ユダヤ人は人間ではないだなんて、そんなこと、あるわけない。本当は、心の中で、そう感じている人もいたはずなのに、それに対して反論をする勇気も出ないのは、背景に恐怖政治があったからなんでしょうか。
もっとも、そういう状況で反論できる人達ばかりだったら、戦争もおこるわけがないのでしょうが。恐怖と優越感が人を狂わす。本当にあることなんだと思うと、背筋が寒くなります。
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