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東京装置
  • みんなの評価 5つ星のうち 3.5 8件
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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:1998.2
  • 出版社: 幻冬舎
  • サイズ:19cm/350p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-87728-211-4
  • 国内送料無料

紙の本

東京装置

著者 小林 紀晴 (著)

装置のような巨大都市、東京。ここを転がってきた10年余の自分自身の物語と、同じ街を漂う13人の姿。写真と言葉で語りかける、現在形の「東京物語」。【「TRC MARC」の商...

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東京装置

1,728(税込)

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商品説明

装置のような巨大都市、東京。ここを転がってきた10年余の自分自身の物語と、同じ街を漂う13人の姿。写真と言葉で語りかける、現在形の「東京物語」。【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介

小林 紀晴

略歴
〈小林紀晴〉1968年長野県生まれ。東京工芸大学短期大学部写真科卒業。新聞社カメラマン勤務後、アジア6カ国を訪問。個展「アジアン・ジャパニーズ」を開催。写真集に「デイズ・アジア」等がある。

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みんなのレビュー8件

みんなの評価3.5

評価内訳

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紙の本

安住の地はどこにある

2001/04/19 23:23

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:nory - この投稿者のレビュー一覧を見る

 自分の居場所を探している人は多いだろう。私もそのひとりだった。どこにいても喉の奥に引っ掛かった小骨のように、かすかな違和感がつきまとう。不安とまではいかないけれど、慢性ホームシックのような状態だった。

 人々が集まって共通の認識の中で笑っているとき、当たり前のように習慣を押し付けられるとき、強烈な疎外感に襲われてくるりと背を向け逃げ出したくなる。自分とその場所をつなぐロープが太くなればなるほど、斧で叩き切りたくなる。この本に出てくる人たちにも、ベクトルの方向が違うとはいえ同じにおいを感じる。

 東京の、しかも都心に住んでいる人たちのインタビューも、写真家である著者の転がるように住居を変えていくストーリーも、むさぼるように読んでしまった。そしてひとつの共通点を見つけた。いわゆる住宅街には住めないということである。そこでは少しでも人と違った生活をしていると奇異な目で見られてしまうのだ。その目がどれだけ人を追い詰めているかも知らないで。
                                    
 だからみんなは夜は誰もいなくなるオフィス街や、住居とは思えないビルの中に自分の隠れ家を作る。わざと駅から離れた場所や誰も入り込まない裏道の先に住む。その場所の写真がまるで自分にとっての理想郷のようで、食い入るように見つめてしまった。

 私がようやく見つけたのも、移り住むという方法だった。同じ場所に居続けることこそが、私の心を落ち着かなくさせていたのだ。
 居場所を探してさまよっているのとはちょっと違う。慣れ合いというものに溶け込めないのだ(もちろん、それのいい面もわかるけど)。
 だから、私の安住の地は流動的だ。どこにもないその場所は、自分の手で作り上げるしかないのだけれど。

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紙の本

Whereareyougoing?

2001/09/05 16:38

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:阿Q - この投稿者のレビュー一覧を見る

 著者はこれまでの作品において、自らバックパッカーとなってアジアを旅し、そこで出会った日本人の若者達を撮ったモノクローム・ポートレートと繊細かつ力強い文章で、アジアを漂う人々の心、さらには日本への思いを描写してきた。この作品では視点を変え、初めて今まで避けてきた「東京」を撮り、東京に生きる人々を取材対象としている。

 しかしこのことは小林が感じていたであろう「東京」に対する疎外感、東京に生きる自分というものへのリアリティの欠如が払拭されたことを意味しているのでは決してない。なぜなら本書においてもなお、小林は自らの人間としての居場所を探し続けているからだ。

 「僕はこの茫漠と広がった大地を、あえて装置と呼びたい。その名は、東京装置。」

 小林は「東京」をこう言い表している。さらに本書に収められている写真はいずれも大都市の、通常「ひと」が溢れている場所を撮影したものであるにも関わらず、すべて「ひと」の存在が意図的に消されている。

 本書に収録されている写真を見て、私は或る大学院に通う友人の話を思い出した。その大学院では毎日、その日のカリキュラムが定時にメールで送られてくる。SFではよくあるテーマだが、もし異星人の襲来により人類が滅亡しても、メールは毎日配信され続けるのではないか、その大学院にいるとそんな気分になる、と友人は話していた。

 「東京」は「高度にどこまでも無機質に、緻密に、そしてところどころで矛盾と故障を繰り返し、それでもなお増殖している生物のような機械装置」として在り続け、高度にシステム化された大学院において、メールを受信する学生の存在がそのシステムにとって「なくてもよいもの」となっていくように、そこでは、小林が本書に収録した数々の写真で大胆にも大都市の日常の風景から「ひと」を排除してみせたように、「ひと」が自ら作り上げた(と我々が考えている)「東京」という都市にとって「ひと」が「なくてもよいもの」として疎外されていくのだろうか。

 本書において表現されている、人間疎外としての都市「東京」を感じている者は決して小林だけではないはずである。本書は一写真家小林紀晴の自らの居場所を探す表現活動という枠を超えて、「東京」という都市に暮らす多くの人々に自らの暮らしている場所について再度深く考えさせ、さらには「東京」の、あらゆる大都市の、さらには我々の暮らす社会全般の未来について広く考えさせるものになるだろう。

 いったい我々はどこに行くのだろうか。

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2004/10/15 06:15

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2006/12/14 22:29

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2009/10/03 08:49

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2012/03/13 02:58

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2012/07/18 23:36

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