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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:1998.2
  • 出版社: 河出書房新社
  • サイズ:20cm/258p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-309-20296-9
  • 国内送料無料

紙の本

プッシュ

著者 サファイア (著),東江 一紀 (訳)

父親の二人目の子を妊娠し、母親にはいたぶられ続ける16歳のプリシャス。死んでいた彼女の感情を生き返らせたのは、レイン先生との出会いだった。酷い運命に傷つけられながらも、ひ...

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1,728(税込)

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商品説明

父親の二人目の子を妊娠し、母親にはいたぶられ続ける16歳のプリシャス。死んでいた彼女の感情を生き返らせたのは、レイン先生との出会いだった。酷い運命に傷つけられながらも、ひたむきに自由を求める少女の魂の軌跡。【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介

サファイア

略歴
〈サファイア〉1950年生まれ。米国内の軍基地を転々として育つ。26歳でニューヨークに移り住み、ダンサーをしながら詩を書き始め、パフォーミング・ポエットとして活躍。

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みんなのレビュー2件

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評価内訳

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人を絶望の淵から救うのは“言葉”だ

2001/04/03 17:24

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:吉野桃花 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 ハーレムに生まれたプリシャスは16歳、父親の二人目の子供を妊娠中。母親は一日中動かずソファに座りっぱなしで、プリシャスをこき使い暴力をふるう。ただ生きているだけの彼女を救ったのは、読み書きを教えてくれたレイン先生、そしてそのことによって得た“言葉”だった。

 知らない、ということは恐いことだ。毎夜、のっかってくる父親との関係をなんだかおかしいものだと感じていても、それを断ち切ろう、どこかに相談して救ってもらおう、とは考えることができない。
 子供に対する暴力の最も許せないところは、ここだ。小さな子供にとっては、家が世界のすべてだ。客観的に見てどんなにおかしな親でも、子供にとってはそれが当たり前なのだ。おかしいと気付くことはできない。
 私の父は、毎晩お酒を飲んでいた。べつにそれで暴れたり、家族に暴力をふるうわけではなくて、ただ飲んで酔っぱらってただけなんだけど、私は「お父さん」はみんなそうなんだと思っていた。
 高校生になって、始めて友達の家に泊まったとき、ほんの少しお酒を飲んで、にこやかに家族と話す「お父さん」を見て、少なからず衝撃を受けた。
「みんながあんなにお酒を飲むわけじゃないんだ! うちのお父さんはもしかして変なのかなあ。」って。
 まあ、私の父だって真面目に働いていたし(今も働いているし)、家にいる時に飲んでるだけなんだけど、なんかけっこうショックだった。
 本当にひどい虐待を受けていた人が、その事実に気付いたときの衝撃は想像もつかない。足元から救われて叩きつけられるだろう。
 しかし、この物語は、どれほど傷付いたか苦しんだか、ということが本題ではない。そこから這い上がっていくのは自分自身なのだ。事実を現実を見て、そこから抜け出すためにまず必要なもの、それは”言葉”だ。

 妊娠を理由に学校を辞めさせられたプリシャスは、代替学校に通い始める。
 教科書のどのページも同じに見える、という彼女は、読み書きの基礎を習うクラスに入る。
 そこで出会ったレイン先生は、とにかく書きなさい、と言う。わからなくてもいい、単語の知っている部分だけでもいいから、あなたの思っていること考えていること気持ちを書きなさい。
 その書いたものをレイン先生が添削してくれ、プリシャスは少しずつ読み書きを覚えていく。
 今まで、もやもやと心のなかにあって、考え始めるとタプタプと揺れる水のようにおぼろだった感情が、しっかりと形を作り始める。
 彼女はそこで気付く。「この家から出よう」
 感情を書き表す、ということを知らなければ、彼女は一生を「何かおかしい。」と思いながら終えただろう。
 話すことと書くことは全く違う。話した言葉は、言った後からすぐ消え去っていくけど、書いた言葉は残る。物理的に紙の上に残るというだけではなくて、より深く自分の心に残る。読み返すことで自分を再確認することもできる。
 プリシャスは生まれた赤ん坊への愛を、自分の未来への希望を、はっきりと言葉にしていくのだ。たとえ現実には彼女の未来が暗澹たるものであっても、この心のなかの希望がある限り、彼女は幸せで安定している、と私は思う。
 ラスト、赤ん坊を膝にのせ絵本を読んでやるプリシャスの姿は、本当に美しい。

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2010/06/25 21:55

投稿元:ブクログ

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