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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:1998.3
  • 出版社: アスキー
  • サイズ:20cm/358p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-7561-1759-7

紙の本

クローン羊ドリー (Ascii books)

著者 ジーナ・コラータ (著),中俣 真知子 (訳)

すべてはドリーから始まった。世界を揺るがしたクローン羊誕生をジャーナリスティックな視点から考察。研究の過程とそのなかで起こったスキャンダル、そして生命倫理に関する問題など...

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クローン羊ドリー (Ascii books)

税込 1,980 18pt

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商品説明

すべてはドリーから始まった。世界を揺るがしたクローン羊誕生をジャーナリスティックな視点から考察。研究の過程とそのなかで起こったスキャンダル、そして生命倫理に関する問題などを明らかにする。【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介

ジーナ・コラータ

略歴
〈コラータ〉「ニューヨーク・タイムズ」に十年間勤め、数々の賞を受けてきたベテランのサイエンス記者。微生学と数学の学士号を持つ。著書に「胎児医療の限界にいどむ医師たち」がある。

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評価内訳

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紙の本

クローン狂想曲をシニカルに描く

2001/01/28 12:59

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:青木みや - この投稿者のレビュー一覧を見る

 体細胞クローン羊ドリーは、1996年7月5日、スコットランドのロスリンにあるロスリン研究所で生まれた。成獣の羊の乳腺細胞を使って作られたクローン羊ドリーの報は世界中で驚愕を持って迎えられた。

 なぜなら分化の最終段階である体細胞を使ったクローンは不可能というそれまでの「常識」を破る快挙だったからだ。これはドリー以前に起こったクローンを巡るいくつかの騒動が、その「常識」を揺るぎないものにしていたせいでもある。

 本書はクローン狂想曲とでも呼べるようなクローン研究開発の歴史を中心に倫理的側面、科学者の研究に対する意識などにまで言及している。上手に盛り上げていく構成の仕方とかキレの良い文章が上手くてとても面白く読める。

 ドリーが誕生したときに、周囲の関心はヒトのクローニングに集まった。羊でも出来るのならヒトでも出来る=ヒトを生産する=人間の尊厳を侵す。人々は敏感にその考えに反応し、ヒトクローン(研究)は先進各国で次々に禁止された。 そのような拒否反応に一番驚いたのは、ドリーを誕生させた当の本人ウィルムット博士かもしれない。博士は治療薬を体内で生産する動物工場の研究に取り組んでいただけで、ヒトのクローニングには興味がなかったからだ。

 著者はそのような科学者の社会的反応への鈍感さと研究成果を上げることに汲々としている態度をシニカルに強調している。まるで、周囲の反応を考えすぎだと一笑に付されてはたまらないと言っているかのようだ。ニューヨークタイムズのコラム「誰にも止められないクローンの研究」(『DNAのらせんはなぜ絡まらないのか』収録)でもヒトクローンの実現可能性を追求する。

 まだクローンの成功率は低く、コストがかかる。そして無性生殖であるヒトクローンは、生殖における両性の存在意義、家族観への影響等まで考えられている。しかし現在は過渡期であって息を潜めてヒトクローンの誕生を待っているだけじゃないだろうか。技術が確立され、どこかで始まれば、世界一律の禁止など出来やしないのだ。

 そうなると否が応でも渦に飲み込まれる。誰もが自分の取るべき態度を考えておく必要はあると思う。

【初出】

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