サイト内検索

詳細検索

ヘルプ

セーフサーチについて

性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示を調整できる機能です。
ご利用当初は「セーフサーチ」が「ON」に設定されており、性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示が制限されています。
全ての作品を表示するためには「OFF」にしてご覧ください。
※セーフサーチを「OFF」にすると、アダルト認証ページで「はい」を選択した状態になります。
※セーフサーチを「OFF」から「ON」に戻すと、次ページの表示もしくはページ更新後に認証が入ります。

e-hon連携キャンペーン ~5/31

「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。

電子書籍化お知らせメール

商品が電子書籍化すると、メールでお知らせする機能です。
「メールを登録する」ボタンを押して登録完了です。
キャンセルをご希望の場合は、同じ場所から「メール登録を解除する」を押してください。

電子書籍化したら知らせてほしい

  • みんなの評価 5つ星のうち 4 1件
  • あなたの評価 評価して"My本棚"に追加 評価ありがとうございます。×
  • カテゴリ:中学生 高校生
  • 発行年月:1998.3
  • 出版社: 集英社
  • レーベル: コバルト文庫
  • サイズ:15cm/294p
  • 利用対象:中学生 高校生
  • ISBN:4-08-614435-2
文庫

紙の本

銀珠綺譚 (コバルト文庫 銀葉亭茶話)

著者 金 蓮花 (著)

銀珠綺譚 (コバルト文庫 銀葉亭茶話)

税込 565 5pt

予約購入とは

まだ販売されていない電子書籍の予約ができます。予約すると、販売開始日に自動的に決済されて本が読めます。

  • 商品は販売開始日にダウンロード可能となります。
  • 価格と販売開始日は変更となる可能性があります。
  • ポイント・クーポンはご利用いただけません。
  • 間違えて予約購入しても、予約一覧から簡単にキャンセルができます。
  • honto会員とクレジットカードの登録が必要です。未登録でも、ボタンを押せばスムーズにご案内します。

予約購入について詳しく見る

ワンステップ購入とは

ワンステップ購入とは、ボタンを1回押すだけでカートを通らずに電子書籍を購入できる機能です。

こんな方にオススメ

  • とにかくすぐ読みたい
  • 購入までの手間を省きたい
  • ポイント・クーポンはご利用いただけません。
  • 間違えて購入しても、完了ページもしくは購入履歴詳細から簡単にキャンセルができます。
  • 初めてのご利用でボタンを押すと会員登録(無料)をご案内します。購入する場合はクレジットカード登録までご案内します。

キャンセルについて詳しく見る

このセットに含まれる商品

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

あわせて読みたい本

この商品に興味のある人は、こんな商品にも興味があります。

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

この著者・アーティストの他の商品

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

みんなのレビュー1件

みんなの評価4.0

評価内訳

  • 星 5 (0件)
  • 星 4 (1件)
  • 星 3 (0件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)

紙の本

転生物は好きではないのですが、本シリーズは特別

2006/04/14 20:51

5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:栗太郎 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 金蓮花は現在、コバルト文庫で無国籍風ファンタジーを多数書いていますが、原点はやっぱり、この「銀葉亭茶話」シリーズでしょう。仙境にある茶店・銀葉亭の主は、半人半仙の李月流。月流の茶店には仙界人界を問わず、多くの客人が訪れ、己の身の上を語っていくという形式のファンタジーです。舞台が朝鮮半島のため、風習など馴染みがなく、とっつきにくいと感じるかもしれませんが、美しい自然や、人々の情感が、しっとり描かれていて、魅了されます。
 さて、ヒロインの珠娜は、本作で銀葉亭シリーズ三回目の登場です。「蝶々姫綺譚」では、哀しい恋で命を落とし風精として転生した明蘭、「錦繍打鈴」では明蘭が人界に還って百年後を生き命を落とした楓蘭、そして「銀珠綺譚」では三度の転生をした銀珠の巫女、珠娜。健気な少女なのに、どうも薄幸で、「銀珠綺譚」でも、友の一人もなく辛く淋しい日々を送っています。巫女として大きな力を持つゆえ、親に売られ、周囲に心を閉ざして、ひたすらに耐え忍ぶような人生です。
 そんな珠娜を見守る存在があります。月流をはじめとし、珠娜が明蘭だった頃からの友である善華や、過去世で恋人であった楓の樹精、楓英。彼らは、珠娜を心にかけながらも、人界で新たな人生を歩む彼女に干渉してはならないと、遠くから歯がゆく見守るばかりでした。ところがある日、珠娜が、「虎に食われる」運命に見舞われていることがわかり、善華と楓英は珠娜を救うため、あえて不干渉のルールを破り、人界に赴きます。
 二人だけで、というところがポイントです。楓英は樹精なので本性は穏やかで、戦いには向きません。善華は強大な仙力を持っているものの、人界に赴くにあたって小鳥に姿を変え、力を封印された状態です。敵は、虎の精と配下の鬼、変えられないとされる運命、そして何よりも、静かな諦めと共に運命を受け入れようとする珠娜自身です。
 楓英と善華は、珠娜を救うことができるのか? 頑なだった珠娜の心が開かれる時は来るのか? 人は運命に立ち向かい、自らの人生を選び取ることができるのか?

 本シリーズ、現在のところ入手できるのは最新刊「伽椰琴打鈴」のみ? その最新刊も、奥付を見ると2002年刊となっており、以来ぱったりとシリーズが出ていません。李月流の過去や、善華の新しい恋など、気になる伏線は山のように残っているのに……打ち切りですか?
 金蓮花も、「銀葉亭茶話」は自分にとって愛着のある作品で、年に1冊は出したいと語っているのに、やはり現在出している無国籍風ファンタジーの方が売れるので、編集部的にそちらが優先ということなのでしょうか。そうであるなら、とても残念です。私はこのシリーズで、いつか朝鮮半島に行って、金剛山や白頭山に登ってみたいと思ったのですから。
 金蓮花だからこそ描ける「銀葉亭」の世界が、帰って来る日を楽しみにしています。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

×

hontoからおトクな情報をお届けします!

割引きクーポンや人気の特集ページ、ほしい本の値下げ情報などをプッシュ通知でいち早くお届けします。