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猫の遺言状
  • みんなの評価 5つ星のうち 4.7 3件
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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:1998.3
  • 出版社: 文芸春秋
  • サイズ:20cm/208p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-16-353850-X
  • 国内送料無料

紙の本

猫の遺言状

著者 ヒロコ・ムトー (著)

近所の猫好きにさえ嫌われていた黒猫がある日、子連れでわが家にやって来た。野良猫の「意地」も「プライド」も捨て、飢えたわが子の安全と食糧を求めて…。もと猫嫌いが贈る、猫達と...

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猫の遺言状

1,440(税込)

ポイント :13pt

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商品説明

近所の猫好きにさえ嫌われていた黒猫がある日、子連れでわが家にやって来た。野良猫の「意地」も「プライド」も捨て、飢えたわが子の安全と食糧を求めて…。もと猫嫌いが贈る、猫達との暖かく切なくイキのいい交流記。【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介

ヒロコ・ムトー

略歴
〈ヒロコ・ムトー〉1945年生まれ。青山学院大学仏文科卒業。TBSテレビ制作部勤務を経て、作詞家として活躍。著書に「幸福な猫の淋しい背中」「あの娘の母はこの母の娘」ほか。

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みんなのレビュー3件

みんなの評価4.7

評価内訳

  • 星 5 (2件)
  • 星 4 (1件)
  • 星 3 (0件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)

そこに愛はあるか

2008/09/04 10:31

6人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:菊理媛 - この投稿者のレビュー一覧を見る

一時よりは少々下火らしいが、世はまだまだペットブームである。
その陰で、傍目の可愛らしさにひかれてペットを求め、「思っていたのと違う」とか「家庭の事情で飼えなくなった」という理由で捨てるということも多いらしい。別荘地では、どうみても純血種であろうとおぼしき犬も野犬化しているという。
最近は、わが子でさへ育児放棄して親が好き勝手をする時代であるから、犬猫を捨てたり、飼育放棄するなどという行いは避けようが無いのかもしれない。ペットブームに高騰した仔犬・仔猫が無分別にブリーディングされ、近親交配の結果、奇形が多く生まれているというドキュメンタリー番組もあったが、すべては人間の分別ない自己満足を満たした結果と言えるだろう。
動物は生き物であり、「待て」の一言で見ているこっちがかわいそうになるほど、何時間でも待ってくれる警察犬のようなものばかりではないことを知っておく必要がある。

本書は、元来、猫と目を合わせるのも怖かったという猫嫌いの著者が、猫好きな娘さんの影響で猫を飼うハメになり、出会った仔猫の天使のような愛らしさに猫好きの門をくぐってしまい、「猫好きさへも恐れる野良猫、ゴールド」と、深い信頼関係をつくり外猫として愛するようになる。そして一匹、また一匹と家猫、外猫が増えてゆき。。。
結局は「困った」がつくほどの猫好きになってゆくさまが、一般家庭と変わること無い家庭風景をとおして描かれている。
描かれる内容は、猫との出会い、死別、生き別れと、ほのぼの路線ばかりではない。家猫として申し分のない最初の五右衛門は別として、捨て猫を家に入れたときの苦労話や奮闘記もリアリティをもって描かれている。
飼い犬、飼い猫との死別は辛い。本書にもかかれているが、ある意味近親者の死よりも切実に胸に迫ってくることがある。それは、物言わぬ動物たちの人に向けてくれる愛情、そしてその動物たちと共にすごした時間の、あまりにも当たり前に、その辺りに転がしておいたような絆を後悔する気持ちによるものだと思う。愛していた、確かに可愛がった事実もあるのだけれど、もの言わぬ彼らをいつもこちらの都合で後回しにしていたことを後悔するのだ。
実家の猫が死んだ日、仕事場の関係でマンション暮らしをしていた私は、余命短い猫にお土産を買って実家へ帰る予定であったにもかかわらず、金曜日だった(土曜日にもう半日勤めがあった)ことと、夕方から吹雪きだったことを理由に、一日遅らせてしまった。その結果私は、その日の夜死んでしまった愛猫の死に目に会えなかった。まともに歩けないほど衰弱していた彼は、夕食後にテレビを見ていた父母の元へヨロヨロと出てきたそうである。
自分の都合を優先した私は、猫のお別れの挨拶を受ける事ができなかった。5年経とうという今でも、ずっと私は後悔し続けている。
著者は「あとがき」で「愛情をもって彼らに接するようになって初めて、私は猫という動物に限りなく悪意と偏見を抱いていたことに気付いた。猫という動物は、どれをとっても情が薄くて冷たくて、社会性がなくてずるくて身勝手で、我儘かつ陰険な性格の動物だと思い込んでいたのだ。」と書いている。
従順なイメージの犬に比べると、猫は我儘なイメージが強い。けれど、彼らが示す情愛行動は、こちらが恥ずかしくなるくらいストレートなものがある。
作者は「生ゴミを漁る汚らしい野良猫にも、人家に忍び入り食物を掠め取る泥棒猫にも、何もしない家猫を襲う凶暴なやくざ猫にも、そうせざるを得ない哀しさと理由があることを、そしてそれはほとんどの場合無責任な猫の飼い方をした人間たちが原因を作っていることを知っていただけたら、そんな想いで書きました。」と書いている。
相手の人格を尊重して相対する。犬には犬格、猫には猫格があり、それを尊重するなら、相手もこちらを尊重してくれるのだと、そんな当たり前のことの大切さを知らずに、犬も猫も飼う資格など無いのだと、改めて実感させられる内容だった。

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2008/05/08 08:33

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2010/03/14 18:20

投稿元:ブクログ

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