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商品説明
高畑勲監督、宮崎駿監督の作品を支えたアニメーター・近藤喜文の心温まるスケッチ集。色鉛筆で、生き生きと温かく描かれた人々、スケッチに添えられた著者のコメントが、現代人が忘れてしまった何かを思い起こさせる。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
近藤 喜文
- 略歴
- 〈近藤喜文〉1950年新潟県生まれ。東京デザインカレッジ卒業。「ど根性ガエル」「巨人の星」「もののけ姫」など多数のアニメーションの原画を手がける。98年没。
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紙の本
あなたのいる所を描いています
2005/10/29 23:03
5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:正美 - この投稿者のレビュー一覧を見る
やっぱりジブリの人たちの絵というのはレベル高いな、と素直に思いました。ここにある絵はみんなファンタジーではなく、生活感溢れた、と言うよりもそこに住んで生活している人たち−−子供、高校生、若者、そしておばあさんの生きている姿です。
「晴れあがった空のようなつきぬけた開放感(帯での宮崎駿のコメント)」の様に晴れた日の絵はもちろん、雨や夜の絵もまた格別です。アニメの舞台はあなたの住んでいる場所もなるかもしれないヒントを、この本は与えています。これら作品が遺作になっているというのが、本当に残念です。
紙の本
生き生きと描かれています
2016/05/04 21:49
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:そらいろ - この投稿者のレビュー一覧を見る
この画文集は、スタジオジブリの映画「耳をすませば」の監督で、「火垂るの墓」や「おもひでぽろぽろ」のキャラクターデザインも手掛けられた故 近藤喜文さんが、月刊「アニメージュ」で約5年連載を担当されたスケッチに未発表のイラストを加えたもので、近藤さんの急逝を悼んで出版されたようです。
近藤さんは、その他にも「赤毛のアン」のキャラクターデザインや作画監督を務め、金曜ロードショーのオープニングのアニメーション(映写機を回す映写技師のおじさんが帽子をとって挨拶するもの)などにも関わっていらしたそうです。
近藤さんがご覧になった日常の光景や人々の様子がとても生き生きと描かれていて、見ていて温かい気持ちになりました。
ジブリの作品が好きな方、アニメーションに興味のある方、画を描かれたり・ご覧になるのが好きな方には特におすすめです。
紙の本
何気ない日常を大切に描いてある
2019/09/23 21:18
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:K.K - この投稿者のレビュー一覧を見る
著書の回顧展で作品を拝見し、どうしても欲しくなった画集です。
優しい雰囲気の絵柄と、鋭い観察眼が著者の持ち味だなと、改めて思いました。歩き方一つをとっても、幼児~大人、もしくは性別によってきちんと仕草が描き分けてあるので、とてもリアリティーがあります。「そうそう!こんな感じの人いる!」と何度も頷きながらページをめくりました。
紙の本
みんないい顔をしている
2002/07/31 18:43
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:やすみつ - この投稿者のレビュー一覧を見る
近所の街中(まちなか)の人たち(子供など)をスケッチした画集。スケッチとはいえ、丁寧に書き込まれた、いーい感じの絵。どの人もどの子もいい顔をしている。
紙の本
観察眼
2001/07/31 12:24
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ねこいらず - この投稿者のレビュー一覧を見る
夭折の天才アニメーター近藤喜文がアニメ雑誌に連載していたイラストエッセイを集成。人々を暖かく見つめる視線が素晴らしい。特に子供達の動きと表情が絶品。
紙の本
あたたかい
2002/06/24 03:18
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:hika - この投稿者のレビュー一覧を見る
「耳をすませば」で監督をされた故近藤喜文氏が月刊誌・アニメージュに掲載していたものなどをまとめた画文集。優しい色づかいと線で、子供たちなどの表情やしぐさのスケッチはすばらしいの一言。観察・研究などに余念がなかった近藤氏、そのあたたかい人柄も感じられる一冊。