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東京地検特捜部(講談社+α文庫)
  • みんなの評価 5つ星のうち 4 2件
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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:1998.4
  • 出版社: 講談社
  • レーベル: 講談社+α文庫
  • サイズ:16cm/297p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-06-256257-7
  • 国内送料無料
文庫

紙の本

東京地検特捜部 (講談社+α文庫)

著者 共同通信社社会部 (編)

〔「談合の病理」(共同通信社 1994年刊)の改題〕【「TRC MARC」の商品解説】

東京地検特捜部 (講談社+α文庫)

734(税込)

ポイント :6pt

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評価内訳

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紙の本

金は天下の回りモノって言葉は政・官・業の大物だけの権利

2004/06/02 10:35

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:13オミ - この投稿者のレビュー一覧を見る

 題名が「東京地検特捜部」だから、特捜主体のカッコイイ話なのかと思ったら、談合構造の話だった。『談合の病理』っていう連載企画が元になってるから仕方ないんだけど、題名と内容のズレはかなりある。売らんかなのタイトル設定はよろしくないよ。

 金は天下の回りモノっていう言葉がある。これは利権政治家か建設業界トップ層か高級官僚の誰かが言ったんじゃないかな。あるいは庶民が皮肉をこめて言ったのかも。ものすごい数の証言者の声が政官業の癒着の構図を暴く。刺激的だった。

 贈収賄という言葉がある。刑法の収賄罪の規定によると「公務員がその職務に関し、賄賂を収受したときは5年以下の懲役に処する」とある。公務員がその職務に関しというところが味噌で、職務権限をもたない政治家がお金をもらっても収賄罪には問われない。例えば、現職の国土交通大臣が直接賄賂をもらって便宜を図れば罪に問われるが、その大臣の所属する派閥のドンに賄賂を送って大臣への口聞きを図ってもらうとそのドンは罪に問われない。刑事告発できないのだ。迂回賄賂だ。政治献金も国会議員ではなく政党員として収受するのであれば罪はない。政治資金規制法なんかがあってもうまく立ち回るんだろうしね。

 検察庁の人事に政治家から横槍がはいったり、検察庁自体が犯罪を追及する捜査機関と内閣を支える行政機関という2面性を備えているため、悪事に鋭いメスを入れながらも尻蕾になるということも描かれている。検事総長伊藤栄樹の言葉がある。「(造船疑獄のとき)佐藤栄作幹事長を逮捕した後には、池田勇人政調会長を始め、なお何人かの国会議員の逮捕が予定されており、一体この事件はどこまで発展するのだろう、日本の政治はどうなるのだろうといった漠然とした不安が胸にあった」この感覚が検事たちの追及を鈍らせるのは想像に難くない。結局、法務大臣の指揮権発動により造船疑獄での大物逮捕は頓挫で刑事告発はなかった。検察庁は無念を抱えながら、ほっと安心もする。あまりにも激しい心的疲労だろう。

 談合に関しては、建設業界では必要悪と見られていた。巨大な公共事業の一般入札制度のみで受注を決めれば、必ず受注価格で安価な費用競争が発生し下請けにその弊害が来る。また発注側から見ても価格が安い分の手抜き工事を恐れる。業側での談合が業と官の利益をうまく取り持つことを求められていた。しかし、日本にとってのアキレス腱がある。外圧だ。ロッキード問題のきっかけは、米国上院多国籍企業小委員会での発覚から日本に調査依頼が入ってのこと。談合問題は、関西国際空港建設工事へのアメリカ企業の参入要請から表面化する。いっつも日本は黒船でやられる。内部自浄・牽制といったものは皆無なのだろう。

 政治家やフィクサーのやることは簡単。例えば友人が恋人と喧嘩した。ある人がお互いの友人だから、仲を取り持って「まあまあ、あいつにもいいとこあるからさ」ということを言ってやるのと同じだ。で円満に元の鞘に収まり、ある人はその恋人たちから感謝の言葉をもらう。違うのは、そこに職務権限やにらみを聞かすという力が複雑に働くので、感謝の言葉ではなく政治家には莫大なお金が投下されるということ。三権分立ならぬ三権融合だね。本書からはこうした構図が読み取れる。

 政・官・業の動きに検察を絡めて描いた部分に関しては非常に面白かったが、ここに今度はマスコミを登場させてほしい。マスコミがこうした構図の中でどのような動きをしどういう立場にいたのかを見てみたい。

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2007/04/20 01:23

投稿元:ブクログ

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