祈りの世界

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祈りについて深い洞察。いかに間違った考えをクリスチャンが持っているのかを鋭く迫ってくる。「祈りは呼吸」とは昔から言われてきたことではあった。祈ることが難しい（怖いような！）ものではなく、安らぎの時間であることが深いところで頷ける。
4人の友人に運ばれてイエスの下に来た中風の人に「子よ、あなたの罪は赦される」と語られた背景に、その人の心の中の祈りがあった！驚き、感動である。私の無力さこそが、祈りの土台！自分の悩みを持ってイエスの所に行き、全てを委ねる時、それだけで信仰は十分！
そして祈りが聞き入れられないと思うとき、私たちが学ぶことが出来るのは…、①神の将来を見通した深い思いやり、②祈りにおける自己の利己主義と浅い理解、③神に一切の願いを表明できる祈りにおける無限の自由、という説明も説得力に富むものだ。神の前で沈黙することも又、祈り！本当に平安に満ちた言葉である。