- カテゴリ:一般
- 発行年月:1998.5
- 出版社: 翔泳社
- サイズ:23cm/449p
- 利用対象:一般
- ISBN:4-88135-619-4
- 国内送料無料
紙の本
憂鬱なプログラマのためのオブジェクト指向開発講座 C++による実践的ソフトウェア構築入門 (DDJ selection)
著者 Tucker! (著)
オブジェクト指向という概念に基づいてソフトウェアを開発するための入門書。オブジェクト指向とは何かということから分析/設計の方法、コーディングの手順も紹介している。【「TR...
憂鬱なプログラマのためのオブジェクト指向開発講座 C++による実践的ソフトウェア構築入門 (DDJ selection)
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商品説明
オブジェクト指向という概念に基づいてソフトウェアを開発するための入門書。オブジェクト指向とは何かということから分析/設計の方法、コーディングの手順も紹介している。【「TRC MARC」の商品解説】
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紙の本
オブジェクト指向の入門書決定版
2005/03/04 18:52
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:死せる詩人 - この投稿者のレビュー一覧を見る
ちょっとスクリプト言語を勉強しよう、と思って手にとった『たのしいRuby』。最初の方は普通に読めたのだけれど、純粋なC言語しか知らない僕には、クラスやらメソッドやらが出てきた時点でお手上げでした。何しろインスタンスだとか継承だとか、どんどん出てくる用語の意味が分からない。
これではいけないと思い、物知りな知人に「オブジェクト指向を理解する為の良書はないか」と聞いたところ紹介されたのがこの本。
本書では、オブジェクト指向言語としてC++を中心に解説してます。しかしながら、あくまで話の中心はプログラミング言語の事ではなく「オブジェクト指向とは何であるか」です。CかC++の知識があった方が読み易い事は確かですが、それ以外の何か1つでもプログラミング言語を知っていれば本書を読むには十分です。
なによりも、この本では無駄なく筋道ハッキリとオブジェクト指向の基礎を解説してくれてます。基本的な用語・概念の解説に始まり、静的分析、動的分析と進み、最終的には書籍で学んだ知識を活用して1つのプログラムを作成する事になります。
これからのプログラムの現場では、オブジェクト指向を用いた設計を免れる事はできません。ただでさえ理解が難しいと言われるオブジェクト指向、世には数多の解説書が存在します。しかし、この本と同程度の良書を探すのは容易ではないでしょう。
紙の本
オブジェクト指向の本質が理解できる
2002/02/06 10:52
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:戸田昌吾 - この投稿者のレビュー一覧を見る
この書籍を読めば、オブジェクト指向の本質を体感することができるようになるだろう。私自身、VC++によるアプリケーション開発を行っている。クラスの記述の仕方は学習したが、なぜ、データとメソッドが別れているのか? という本質的なことがわからなかった。何をデータにして何をメソッドにするのか? 明確な基準が私にはなかった。ただ、機能を一まとまりにする手段がクラスなのだと思っていた。しかし、クラスの設計について指針を与えてくれたのが本書であった。
オブジェクトの静的分析、動的分析方法をわかりやすく説明し、C++によるクラス実装方法を説明している。また、作成したクラス群を関連付けるための実装方法を説明している(クラス間の「関連」はクラスへのポインタで、クラス間の「集約」はクラスの実体化で表現する)。最後に「魔方陣プログラム」を作成し、オブジェクト指向的クラスの配置実装について具体例が示されている(オブジェクト指向的実装はアプリケーションクラスを一つ作成し、クラス群はそのアプリケーションクラス内で一括管理する)。
また、今話題のUMLの簡単な入門知識も身に付けることができる。UMLの元となったOMT記述を使ってクラスの設計を行っているからだ。本書がきっかけとなり、私はUMLによるオブジェクト指向設計を学んで実践している。
本書は雑誌に連載されたものを再編集したものだ。再編集にあたり、読者にどこがわかりにくいのか、どのような説明がよいかリサーチを行っているので、とても体系的でわかりやすい内容表現になっている。C++を勉強しているまたは使用している人で、オブジェクト指向設計の本質を知りたい人にとって、とてもすばらしい書籍である。
紙の本
オブジェクト志向の基礎を知る
2015/09/30 00:44
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:かえで - この投稿者のレビュー一覧を見る
c言語を学習済みの方が対象です
もしあなたがオブジェクト志向について学びたいと考えており、どの参考書を選ぶべきか迷っているなら、まずこの本を選択するべきでしょう。
この本には、オブジェクト志向とは何か、なぜオブジェクト志向を学ぶ必要があるのかを知るために必要な全てがあります。
あなたはjavaを必要としないかもしれません。しかしながら、必要とする言語がC++やpythonであるからこの本を遠ざけるのは賢い選択ではありません。
もしあなたが、c言語での開発経験があり、かつオブジェクト志向についてよく知らないのであれば、この本から学ぶべきことは数多くあります。
時間が豊富にあれば冒頭から読み進めるのも構いませんし、時間が限られている場合でも、必要な情報は章ごとにまとめられていますので、とても使いやすいと思います。
紙の本
出版社コメント
2003/03/24 15:48
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:翔泳社 - この投稿者のレビュー一覧を見る
C++による実践的ソフトウェア構築入門
これまで難解な印象がぬぐえなかった「オブジェクト指向」のイメージを一新、現場のエンジニアに取材した具体的な解説で、分析/設計/実装というソフトウェア開発の流れをトータルに把握することができます。
付録CD-ROMにはオブジェクト指向CASE(ソフトウェア開発支援)ツールRational Rose(デモ版)も収録されていますから、読者はすぐにオブジェクト指向開発を実践し、実際に動くプログラムを作ることが可能です。
ソフトウェアの分析/設計の実践と同時に、オブジェクト指向言語であるC++の用法も詳しく説明しているため、本書を読むことでC++言語も使えるようになります。
すでにCを習得しているプログラマが、C++を学習するのに最適です。
■目次
第1部 オブジェクト指向ソフトウェア開発とは
第1章 C言語プログラマでもわかる
「クラスとはなにか」
第2章 「データ」ではなく「クラス」である理由
メンバ関数とは
第3章 オブジェクト指向開発
私たち開発者にとってのメリットとは
第2部 静的分析
第4章 クラス
なにがクラスになるのか、そしてならないのか
第5章 関連
知られざる最重要概念
第6章 継承
プログラムを「作らない」ためのテクニック
第7章 より高度な分析
さらに深くシステムを洞察するために
第8章 多重継承る
複数の面をもつクラスの本質に迫る
第3部 動的分析
第9章 オブジェクトの状態
オブジェクトの変化を管理するための方法
第10章 より高度な状態管理
有限状態マシンの本質を追求するためには
第11章 メッセージシーケンス
オブジェクトの連携の把握
第4部 設計・実装
第12章 オブジェクト指向設計
実際にプログラムを動かす為に
第13章 クラスライブラリ
オブジェクト指向に不可欠な実装技術
第14章 実例
動くプログラムを作る