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商品説明
世界帝国であった元を二度もはねのけた「元寇」体験が、日本人の防衛意識を決定づけてしまった。暴走する「カミカゼ信仰」にくさびを打ち込み、平和ボケをひきずる日本のあり方に警鐘を鳴らす。【「TRC MARC」の商品解説】
“平和ボケ国家”の源流「風神」信仰の謎に迫る!
太平洋戦争はいうまでもなく現代に至るまで、日本と日本人を呪縛し続けている「神風信仰」。元寇勝利という“奇蹟”は「神国」ニッポンに何をもたらし、何をうしなわせたのか!? 「蒙古」という当時の世界最強軍団の力を前に、日本は「神風」によりその実力以上の勝利を収めてしまう……。それまでにも「神の国」という概念はあった。 しかし、元寇の勝利体験により「神によって守られた世界で唯一の国」という特殊意識が日本に、日本人に決定づけられたのだ。この思想風土を解く鍵は、日蓮、親鸞らが起こした特殊な日本仏教にある。 元寇と鎌倉新仏教、そして鎌倉幕府滅亡の系譜を辿りながら、責任の所在が曖昧で、危機管理能力が欠落した“平和ボケ国家”現代日本の「虚妄のシステム」を暴き出す!【商品解説】
著者紹介
井沢 元彦
- 略歴
- 〈井沢元彦〉1954年愛知県生まれ。早稲田大学法学部卒業。TBS記者を経て作家活動へ。80年「猿丸幻視行」で第26回江戸川乱歩賞受賞。著書に「「言霊の国」解体新書」「隠された帝」など。
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紙の本
宗教観
2001/10/08 05:06
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投稿者:LR45 - この投稿者のレビュー一覧を見る
逆説の日本史のはずが、なぜか、仏教講義になってしまっている。日本史を理解する上において、仏教神道のある程度の知識が必要なのはいまさら言うまでもないが、ここで、一巻の内の半分以上を使って仏教講義をするのには疑問を感じてしまう。しかも、結構きわどいことを述べていたりしており、その上最後に「これで仏教がわかったつもりになってもらっては困る」といわれると、何のために巻の6−7割のページを割いてとうとうと仏教について述べてきたのか、理解に苦しむ。逆説の日本史シリーズの中ではいまいちの部類に入る巻である。