サイト内検索

詳細検索

ヘルプ

セーフサーチについて

性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示を調整できる機能です。
ご利用当初は「セーフサーチ」が「ON」に設定されており、性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示が制限されています。
全ての作品を表示するためには「OFF」にしてご覧ください。
※セーフサーチを「OFF」にすると、アダルト認証ページで「はい」を選択した状態になります。
※セーフサーチを「OFF」から「ON」に戻すと、次ページの表示もしくはページ更新後に認証が入ります。

e-hon連携キャンペーン ~5/31

「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。

電子書籍化お知らせメール

商品が電子書籍化すると、メールでお知らせする機能です。
「メールを登録する」ボタンを押して登録完了です。
キャンセルをご希望の場合は、同じ場所から「メール登録を解除する」を押してください。

電子書籍化したら知らせてほしい

  • みんなの評価 5つ星のうち 3.4 3件
  • あなたの評価 評価して"My本棚"に追加 評価ありがとうございます。×
  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:1998.6
  • 出版社: 新潮社
  • サイズ:20cm/236p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-10-424101-6

紙の本

人はなぜ歴史を偽造するのか

著者 長山 靖生 (著)

超古代の日本は世界の覇者だった…。抱腹絶倒の偽史書に、しかし国民は喝采し、権力者は動いた。誇るべき架空の歴史をでっちあげる奇妙な情熱、悲しき病理。日本人の心理構造を、抱腹...

もっと見る

人はなぜ歴史を偽造するのか

税込 1,650 15pt

予約購入とは

まだ販売されていない電子書籍の予約ができます。予約すると、販売開始日に自動的に決済されて本が読めます。

  • 商品は販売開始日にダウンロード可能となります。
  • 価格と販売開始日は変更となる可能性があります。
  • ポイント・クーポンはご利用いただけません。
  • 間違えて予約購入しても、予約一覧から簡単にキャンセルができます。
  • honto会員とクレジットカードの登録が必要です。未登録でも、ボタンを押せばスムーズにご案内します。

予約購入について詳しく見る

ワンステップ購入とは

ワンステップ購入とは、ボタンを1回押すだけでカートを通らずに電子書籍を購入できる機能です。

こんな方にオススメ

  • とにかくすぐ読みたい
  • 購入までの手間を省きたい
  • ポイント・クーポンはご利用いただけません。
  • 間違えて購入しても、完了ページもしくは購入履歴詳細から簡単にキャンセルができます。
  • 初めてのご利用でボタンを押すと会員登録(無料)をご案内します。購入する場合はクレジットカード登録までご案内します。

キャンセルについて詳しく見る

このセットに含まれる商品

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

商品説明

超古代の日本は世界の覇者だった…。抱腹絶倒の偽史書に、しかし国民は喝采し、権力者は動いた。誇るべき架空の歴史をでっちあげる奇妙な情熱、悲しき病理。日本人の心理構造を、抱腹絶倒の事例から暴く。【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介

長山 靖生

略歴
〈長山靖生〉1962年日立市生まれ。歯学博士。鶴見大学歯学部講師。古典SF・大衆文学研究家。著書に「近代日本の紋章学」「近代日本の殺人ファイル」「偽史冒険世界」など。

関連キーワード

あわせて読みたい本

この商品に興味のある人は、こんな商品にも興味があります。

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

この著者・アーティストの他の商品

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

みんなのレビュー3件

みんなの評価3.4

評価内訳

  • 星 5 (0件)
  • 星 4 (1件)
  • 星 3 (2件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)

紙の本

自分を正当化するための偽りの歴史

2002/03/09 10:18

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:本門寺四十郎 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 現在の自分を正当化するために、あるいは正当であると思い込んでいる自分を取り戻すために、偽史はあちらこちらに出現する。「ユダヤの議定書」はその中でも代表的なものだが、日本においても偽史は数多く存在する。いや、この著者の言葉によれば、日本こそ偽史の本場と言えるかもしれない。

 たとえば、西欧との比較で職人たちの法の制定の仕方を対比すると、西欧ではギルドが当初権威を守護聖人に求めていたのが、やがて自分自身を根拠として職業の格付けを確立するように努力しだす。これとあわせて、徹底した文献批判が行われ、偽文書・偽証明書・偽契約書を破棄し、その作成を厳しくする法律を制定して、今日に至っている。これに対し日本では、各職種の慣習を法としてまとめたはずの式目が、天皇綸旨の形で成立している。もちろんこれは偽書なのだが、にもかかわらず天皇という権威を根拠にその正当性を主張しているのである。

 この二つの違いは、緩いながらも天皇の権威が千数百年も保たれた日本と、すべての権威がリセットされ、自らの権利は自らで守るしかなかった西欧との環境の違いによるものといえるだろう。それゆえ、日本においては偽史は決して真正面から否定されるものではなく、その奥に秘められた意向を尊重すべき存在と見なされてきたのだ。

 そうした「偽史に甘い」日本において、果たしてどのような偽史が形作られてきたのかを述べたのがこの本だ。中盤、やや事例が繰り返しになる嫌いがあるが、それでも日本がさまざまなフィクションに基づいて運営されてきた国だというのがよくわかる。そのときやりたいことに対して、それにふさわしい偽史がすっと提示される。そしてその偽史に基づいて、自分の望むことを成そうとする。そういう国の動きがこの本には描かれている。

 ただ、それだけではこの本は過去を振り返るだけの本にすぎなかったろう。一番見事なのは、最終章であり、あとがきである。偽史に彩られた日本という国の現在も、また日本国憲法の作成という偽史によって大いにゆがめられている。どうゆがめられているかについては、この本をぜひともご一読願いたい。

 とにかく現在の日本の問題は、そもそもどこに原因があったのかを明確に指摘する良書であることは間違いない。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

2007/06/30 19:14

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2007/10/25 09:33

投稿元:ブクログ

レビューを見る

×

hontoからおトクな情報をお届けします!

割引きクーポンや人気の特集ページ、ほしい本の値下げ情報などをプッシュ通知でいち早くお届けします。