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- カテゴリ:一般
- 発行年月:1998.7
- 出版社: 女子栄養大学出版部
- サイズ:21cm/335p
- 利用対象:一般
- ISBN:4-7895-5121-0
紙の本
ナンシー・クラークのスポーツ栄養ガイドブック
著者 ナンシー・クラーク (著),辻 秀一 (訳),橋本 玲子 (訳)
栄養は、私たちの健康を運動とともに支える重要な要素。毎日繰り返していながら気にすることもない「食べる」という行為の意義や正しい食べ方、身体と食べ物の関係などについて科学的...
ナンシー・クラークのスポーツ栄養ガイドブック
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商品説明
栄養は、私たちの健康を運動とともに支える重要な要素。毎日繰り返していながら気にすることもない「食べる」という行為の意義や正しい食べ方、身体と食べ物の関係などについて科学的データとともに解説。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
ナンシー・クラーク
- 略歴
- 〈クラーク〉ボストン大学栄養学修士課程修了。「ブルックライン・スポーツクリニック」の栄養部部長。栄養に関する多くのコラムを執筆し、講演活動も行なっている。
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紙の本
人生を楽しむ人
2005/11/25 20:14
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:喜八 - この投稿者のレビュー一覧を見る
著者のナンシー・クラークさんはアメリカ合州国における「Registered dietitian」である。略称「R.D.」。「dietitian」は日本語に翻訳するなら「栄養士」が近い。「ダイエットの専門家」ではちょっと違うと思う。
「Registered」はちょっと翻訳しにくいけれど、「Registered nurse」が「正看護婦」となることから判断すると、「dietitian」は「正栄養士」と表現するのが妥当かもしれない。
ボストンの有名なスポーツ専門病院で栄養部長として勤務し、多くのアスリート(プロ選手・オリンピック出場選手・一般のスポーツ愛好家を含む)をクライアントに持つ。精力的にスポーツ・栄養関係の各種雑誌に寄稿。近年はインターネットでの執筆活動も盛んに行なっている。
『スポーツ栄養ガイドブック (原題:Nancy Clark’s Sports Nutrition Guidebook)』は、初版(1989)、第2版(1996)、第3版(2003)と版を重ね、通算35万部のベストセラーである。ここで紹介するのは第2版の邦訳。ちなみに原書の第3版は今年の8月に出たばかりだ。
ダイエッティシャン(dietitian)だからといって、いわゆる「ダイエット」を勧めるわけではない。正しい栄養はスーパーに行くことから始まるとし、健康的な食べ方を身につけるの重要性を説く。
本書では、炭水化物(糖質)の重要性がたびたび強調される。炭水化物はグリコーゲンとなって筋肉中に蓄えられ、運動中のエネルギー源になるからである。そのためウエイトトレーニーにとってもランナーにとってもきわめて重要な栄養素となる。
つまるところ運動することと食べることは人間にとってどのような意味をもつのだろうか?
ナンシー・クラークさんは普段の生活においては自転車で通勤し、ときにはアメリカ大陸横断などの自転車競技に参加する。マラソン大会(フルマラソンを含む)に出場したり、ヒマラヤ・トレッキングに赴いたりもする。そこに見出せるのは LIFE(生活・人生・生命)を楽しむ人の姿だ。