紙の本
不思議な世界
2016/05/08 18:51
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投稿者:ちょびちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
博物館学の入門書と説明にはありますが、とても不思議な世界観。生き物たちにまつわる「へぇ~!」な世界を子供向けに書いている本です。その不思議な世界観をゾーファさんの絵が体現していて、クスリと笑うような、なんとも不思議な世界です。小学校低学年くらいの年齢で読むとよさそうな(ちょっと難しい?)。
紙の本
不思議なタイトル
2015/09/30 13:17
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投稿者:FUMI - この投稿者のレビュー一覧を見る
以前、ラジオの朗読番組で聴いて読んでみた。
読みやすく入ってきやすい感じになっている作品である。
紙の本
愉快な空想と思いきや、実は真実だったりするのです
2001/08/02 15:12
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投稿者:呑如来 - この投稿者のレビュー一覧を見る
この二人のコンビネーションは本当に素敵。『ちいさなちいさな王様』は涙ぽろぽろの感動作でしたが、こちらはユーモアと皮肉に溢れた動物礼賛エッセイになっています。
シュールレアリスティックでとぼけた味わいのあるミヒャエル・ゾーヴァの絵は、美術館で展覧会を開いてほしいほど上質。ダリ以上のインパクトがあること確実です。彼の絵を見るためだけにでもこの本を手にする価値あり。
ハイエナやウサギ、ミミズ、ペンギンの章はぴりっと毒が効いていてうなってしまいますし、なにより驚きなのが各章で言及されている嘘っぽい書物がすべて実在しているということ。スイス人シャイテリンの著作『完全な動物精神学』なんて読んでみたくなりますよね。
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ハッケ&ゾーヴァの新作。本人が言うには、この本は博物学入門書らしいです。博物学と言うと難しそうですがそこはハッケさん。愉快に紐解いてくれます。ゾーヴァさんの絵も見事です。
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お馴染みの アクセル・ハッケとミヒャエル・ゾーヴァの最強コンビが贈る
動物についての素朴な疑問や現状、そして動物と人間はこれからどうやって共存していくのか?
を真面目に、おもしろおかしく考えたショートストーリ。
中に出てくる データ統計や横道にすこしそれたお話は 実際に基づいてかかれているらしいのですが
ウソのようなホントの話しでびっくりしつつも抱腹絶倒まちがいない
動物に対するこれからの目線がかわるかもしれない というお話です。
有名なゾーヴァの絵が数しれずでてきます。
あ!この絵しってる!なんて思いながら楽しめるでしょう
おいらが好きなお話は 熊、キリン、ペンギン、にわとり、カメレオン、黄金虫のお話
暖かみのあるユーモアはあっという間に人を幸せにしてしまう。
こういう風に 想像っていうか 妄想してしまう人ってのは脳みそが柔軟なんだろうなぁ
一つ一つのお話はとても短いので あえてお話するのは避けますが
熊はどうしてどう猛だと思われているのか?とか
キリンはどうしてペットでかえないのだろうか?とか
にわとりは 人間が卵を食べてることを知ってるんだろうか?とか
素朴な疑問ばかり。
そういや おいらも考えたことがあるなぁー
本の世界へすぐに溶け込めて その旅で行く先々 かなり笑いました。
しかもそこに ゾーヴァの挿し絵が入ってるときたら
もう、読むしかないでしょう。
最近電車でお金の本なんかを懸命に読んでる人がいるけど
ほんとの豊かさってお金じゃなくて やっぱり 気持ちだよね 気持ち。
忙しい毎日を楽しくすごすためには…
どうやって儲けるか?どうやって楽をするか?どうやって日々送るか?じゃなくて
ほんの少しの想像力。
それから
その想像力に ウマミやキレアジをだすための妄想力
すると とたんに味気ない毎日は キラキラと輝き出すはずなんだ。
必要だと思うなぁー
財力や権力よりも 想像力と妄想力。
すくなくても おいらはそうやって毎日を飛び越えて 暮らしてゆく
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アクセル・ハッケという人は、どうしてこの本を書いたのだろう。
「はじめに」には、日常の常識やしがらみから自由になって、動物たちのことを自由に想像してみようというようなことが書いてあった。
例えば、私が一番面白いなと思ったのはゴキブリが人間に猛烈な片思いをしているのではないか、というゴキブリの章だった。
私も例に漏れずゴキブリが嫌いで、見つける度にギャアなんて声を上げている。
まさかゴキブリが私に近づきたくて、決死の思いで姿を現していたとは!
楽しい考え方です。
確かに私たちは、人間としての自分の目線でしか動物のことは考えていない。
私たちは客観的に、冷静にものを見ようとするときでさえ、自分の考えや気持ちが入り込んでしまうものだ。
仕方ない。
けれど、事実は事実として客観的においておいて、向こう側からこちらをみるということをしてみる、とがんばることはできる。
そうしたら、自分が知らない間に自分につくってしまう枠からはみ出ることができるのかもしれない。
私は、今なんだか自分に見えない壁があるようで、枠があるようで、もっと自由になりたくてじたばたしている。
しんどい。
しんどい暗い気持ちでこの本を読んでいたから存分に、ユーモアを楽しむことはできなかったのだけど、でも、ちょっとくるりとさせるものの見方を教えてくれた。
ハッケさんは新聞記者で、政治部の人らしい。
脳みその中身、柔らかいところがきっとある人だから、政治のことも柔らかく見れるんだろうな。
こんな人が政治部の記者だなんて、ドイツは豊かな国になる希望があるのじゃないかと思われてくる。
ミヒャエル・ゾーヴァの挿絵も、ものすごくかわいい。
これも、想像と違う、変な視点から描いてある絵ばかり。
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この発想力に脱帽。一体どこまでが本当?って感じだけど、これを読むと動物を見る目が変わるかも・・・笑。
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外国の冗談って難しいわ。ってやっぱり思ってしまったけど、時折プット吹き出すような描写があった。いろんな動物、昆虫に対する、全く違った新しい見方考え方捉え方。キリンは、私、よだれがだーらだら、っていう印象を子供の頃に持ってしまったので、一緒には住めない。ところでもっとMichael Sowaの絵が見たかった。
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絵:ミヒャエル・ゾーヴァ
そっと隣にいるあなたのペットと心通じてますか
ゴキブリ…命がけの片思い
パグ…小さなボディーガード
グレートデーン…ビスマルクの右腕
カメレオン…喜怒哀楽の七変化
ゴールデンハムスター…ゴールドラッシュ・未来編
プードル…インテリという名の足かせ
ゾウ…ぼくたちの安らぎのために !
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鱗の下のワニの肉は、じつは白くてやわらかいそうだが、なんだかそれが、ぼくには意外だった。
もしかしたら、ワニは今とちがって、昔はもっと優しくおだやかで、愛情豊かな動物だったのではないだろうか?
ただとてもナイーブで傷つきやすかったために、自分がさほどまわりに好かれておらず、友だちになってくれる相手も少ないと知って、すっかり失望してしまったのだ。それで、あのように内向的になってしまった、そうは考えられないだろうか?
(P106)
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いろいろな動物についての博学ぶりに驚かされる。クマからはじまって、ヒツジ、ヒキガエル、キリン等々動物といかに共存できるかについてリズミカルに書かれている。アクセル・ハッケのその視線は、動物を尊厳し畏怖する精神に則っている。いつか、キリンと暮らし、クジラと眠れる日がくるのではないか。と。
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情緒溢れる博物学をモットーにした本。
身近な動物、昆虫の視点から実話も踏まえて、ファンタジーなストーリーが繰り広げられる。
作者の創造力によって、自分もこれくらい頭の中に楽しい世界を思い描きたいと駆られる。
どこまでほんとなの?って疑問も沸くけど、まあそんなことはつべこべ言わずに、想像と創造を楽しむべき本なんでしょう。
だって、出典の表示とかはちょっこっと書いてあるだけだし。
大人になるからこそ、読んでおきたい一冊。
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おしゃれ犬プードルの我慢と本音は?人間が卵を食べてしまうことをニワトリが知ったら?ヒキガエルのイボイボは何を意味するのか?虐待されても人間に近づくゴキブリの不屈の精進とは?フラミンゴはスーパモデルの生まれ変わり?キリンと星空を眺めたら?など、ぼくたちの心の奥にうず巻く生き物たちへの素朴な、とても素朴な疑問。そして彼らのかくされた生活と意見。
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『ゴキブリよりw』
待ち受けているのが抹殺、毒殺以外にないにもかかわらず、ゴキブリたちは、しげしげと人間に近寄ってくる。まさに、破滅型の愛の典型といえるだろう。
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もしかしたら、きりんは世界で一番美しい動物かもしれない。
動物たちと暮らすために書かれた、悲しい寓話集。