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逆さまゲーム(白水Uブックス)
  • みんなの評価 5つ星のうち 3.7 2件
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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:1998.8
  • 出版社: 白水社
  • レーベル: 白水Uブックス
  • サイズ:18cm/234p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-560-07125-0
新書

紙の本

逆さまゲーム (白水Uブックス 海外小説の誘惑)

著者 アントニオ・タブッキ (著),須賀 敦子 (訳)

現代イタリア文学の旗手アントニオ・タブッキが、見事に「逆さまゲーム」でありながら、頭脳的なゲームに終わることなく、深い人間的な感動をともなう世界をノスタルジックに描く。9...

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逆さまゲーム (白水Uブックス 海外小説の誘惑)

税込 1,265 11pt

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商品説明

現代イタリア文学の旗手アントニオ・タブッキが、見事に「逆さまゲーム」でありながら、頭脳的なゲームに終わることなく、深い人間的な感動をともなう世界をノスタルジックに描く。95年刊の再刊。【「TRC MARC」の商品解説】

収録作品一覧

逆さまゲーム 11-32
カサブランカからの手紙 33-54
芝居小屋 55-70

著者紹介

アントニオ・タブッキ

略歴
〈タブッキ〉1943年イタリア生まれ。作家。シエナ大学文学部教授。著書に「フェルナンド・ペソア最後の三日間」「遠い地平線」など。

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みんなのレビュー2件

みんなの評価3.7

評価内訳

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紙の本

小説の中で生きさせてもらえるもう一つの生─それが最後にひっくり返されるとき、小説の真の楽しみを知る!

2001/02/05 16:00

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:中村びわ - この投稿者のレビュー一覧を見る

 大いなるカン違いかもしれないが、読んでいると自分が一枚上等になったような気にさせてくれる小説というものがある。私にとってそれはたとえばスコット・フィッツジェラルドであり、レイモンド・チャンドラーであり、ヘンリー・ジェイムズである。

 描かれている暮らしが優雅だからというわけではない。力量ある作家が、数枚のカードを切っただけでゲームを投了させるような、余裕を十分蓄えてできた小説だけに漂う雰囲気。技巧的ではなく、ちょっとした素材と、文体や構成などへの意識で、かくも独特な世界が現出でき深い感慨を与えるのだと証明してくれる。初めて読んだタブッキも、そんな作家であった。
“須賀敦子”という知性を通して、映画『インド夜想曲』の原作者として、このイタリアの人気作家は、日本でもちらほら語られる作家となってきた。

 『逆さまゲーム』には表題作を含11の短編が入っており、中の1編『小さなギャツビイ』は、なるほどフィッツジェラルドの小説の登場人物を拝借して、彼に捧げられている。
 語りも文章の長さも統一されていないこの短編集のカギは、表題作にある。作者自身がはじめに記しているように、
「ある日、予知できない人生の状況のなかで、それまで《こうにちがいない》と思っていたことが、そうでないということに気づいた、そんな発見。−中略− 厳密にいうと、この本は、驚嘆が書かせてくれたものだ。」
 交際している女性が死に、彼女の夫である伯爵を訪ねて初めて、彼女が語っていた生い立ちと本当のところが違うことを知る男の話。彼女が、愛していた詩を“逆さまゲーム”と表していたように、男もまた彼女のゲームに見事に組み込まれていたのだ。

 続く『カサブランカからの手紙』『芝居小屋』は、他者のゲームに組み込まれるのではなくて、自分でゲームを続けた男たちの話で、表題作同様、私には印象的であった。
 前者は、故郷イタリアを離れたままの男が、カサブランカの病院から妹に当てた手紙。差出人はアルゼンチンに渡りナイトクラブで働くうち、歌姫に気に入られる。彼女が倒れて歌えなくなった晩、聴衆に応えるため、男は歌姫のかつら、衣装を借り、メイクを真似てステージに立った。喝采に包まれ彼の人生は続いた。
『芝居小屋』は植民地に官吏として赴任した男性の語り。何もない地の果てで、彼は“サー”から芝居に招待される。森の小屋で書見台の前に立ったサーは『リア王』の本を開き、王と道化を見事に演じ分ける。芝居を愛する男が正当な評価を行うと、男がその地を離れるまで毎週、サーのシェクスピアが続いた。5年後、彼の訃報に接した男は、サーが人々に愛されながら姿をくらました有名なシェクスピア俳優であったことを知る。
 
 自我が分裂したとしても、私はしょせんそういう形態の一つだけの人生を生きるにしか過ぎない。哲学的に問い詰めても何者か分からない“私”、しかし、明らかに隣にいる他者とは異なる私の人生。他者を生きる気にさせられるのは、創作された世界に心を寄せ、溶け込もうとしたときだけなのである。
 その他者をしばらく生かしてもらいながら、最後に反転してしまうという何とも不思議な味わいこそが、タブッキの小説に込めた思想なのであろう。影を得てこそ明るさが増し、描きたいことの本質に迫れる。見事な文学的姿勢だと私には思えた。

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2006/10/04 22:01

投稿元:ブクログ

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