JavaScriptが無効の場合は一部ご利用いただけない機能がございますので、有効にすることをお勧めいたします。
12月7日まで!【30%OFFクーポン】「講談社」小説・ライトノベル・実用書など対象!セール商品にも使えます[電子]
【5%OFF】honto対象商品に使えるクーポン
ハズレなし!あしあと抽選ポイントお得キャンペーン
クーポンやポイントが当たる!毎日お得な抽選に参加できる【hontoガチャ】
【30%OFF】「講談社」小説・ライトノベル・実用書などに使えるクーポン[電子]
honto2023年 年間ランキング発表! ジャンル別ランキングも一挙公開!
【最大970ポイントプレゼント】予約キャンペーン![電子]
【50ポイント】10冊、ほしい本追加&エントリーで50ポイントもらえるキャンペーン
【単行本200巻まで55%OFF!!】】『ゴルゴ13』連載55周年記念企画 第三弾![電子]
読みたい本が見つかる!スペシャルキャンペーン開催中
アニメ・ドラマ・映画 2023年秋 メディア化特集[電子]
電子0
通販0
詳細検索
セーフサーチヘルプ
セーフサーチについて
性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示を調整できる機能です。ご利用当初は「セーフサーチ」が「ON」に設定されており、性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示が制限されています。全ての作品を表示するためには「OFF」にしてご覧ください。※セーフサーチを「OFF」にすると、アダルト認証ページで「はい」を選択した状態になります。※セーフサーチを「OFF」から「ON」に戻すと、次ページの表示もしくはページ更新後に認証が入ります。
クリスマス時期における通販商品のお届けについて
電子書籍化お知らせメール
商品が電子書籍化すると、メールでお知らせする機能です。「メールを登録する」ボタンを押して登録完了です。キャンセルをご希望の場合は、同じ場所から「メール登録を解除する」を押してください。
電子書籍化したら知らせてほしい
紙の本
著者 光瀬 竜 (著)
たそがれに還る (ハルキ文庫)
予約購入とは
まだ販売されていない電子書籍の予約ができます。予約すると、販売開始日に自動的に決済されて本が読めます。
予約購入について詳しく見る
ワンステップ購入とは
ワンステップ購入とは、ボタンを1回押すだけでカートを通らずに電子書籍を購入できる機能です。
こんな方にオススメ
キャンセルについて詳しく見る
前へ戻る
次に進む
みんなの評価5.0
レビューを書く
評価内訳
2006/10/22 21:45
投稿元:
レビューを見る
炸裂する光瀬節。 壮大なイメージとスケールの嵐に翻弄されながら、最後に残る感覚はまさに”虚無” この話を読んだ後、見上げた星空に切なさが込み上げてきました。
2014/04/06 17:53
時は西暦3000年代も終わりを迎える頃。調査局員のシロウズは、辺境航路の宇宙船で偶々乗り合わせた惑星間経営機構の副主席チャウダ・ソウレ、金星最大の都市エレクトラ・バーグ市長のヒロ18と共に、金星表面において存在しないはずの異世界文明の廃墟を目撃する。時は折しも宇宙船団の不可解な失踪事件が続発し、太陽系内の政治的・経済的緊張感が高まっている中、シロウズが遭遇した事件はこの先展開する人知を超えた壮絶な闘いの幕開けだった。各地で勃発する謎の事件、どこからともなく語りかけてくる「滅び」を示唆する声。迫りくる脅威に備え、シロウズたちは対策を練ろうとするが・・・ 壮絶な、あまりに壮絶な、虚無への軌跡。 ストーリーを詳しく紹介するとそのままネタバレになってしまう類いの作品なので、あらすじ紹介は差し障りのない程度に留めましたが、細かいところが多少分からなくても読み進めるのに支障はありません。逆に細かいところに拘りだすと、登場人物の描き方に深みがなかったり、台詞回しが不自然だったりと、今読むとそれなりにキツいところはあります。何と言っても1960年代の古い作品ですし、巨匠・光瀬龍が長編にチャレンジした最初の作品ですし、そこは多少割り引く必要はありますね。 しかし、そんな硬さを感じさせる作風を差し引いても、そこに描き出されたヴィジョンの壮大さ、冷徹さ、そして「救いのなさ」は圧倒的。 物語の中でその存在が仄めかされる、太陽系に迫りつつある「滅びの根源」に立ち向かうため、シロウズ、チャウダをはじめとする地球人類は全精力を傾けてその正体を調査し、防御の砦たる巨大なレーダーを築き上げます。レーダーがついに完成し、運用を開始したその瞬間、訪れる壮大な虚無。 このラストシーンには、呆然としてしまいました。最初はこの展開が信じられなくて、何度かそのページを読み返してしまったぐらい(^_^;この読後感をどう表現すれば良いのか?無常を無常のまま淡々と受け入れる、極めて思弁的、かつ極めて東洋的な世界観です。 人類のちっぽけな力など意にも介さない強大な存在との闘い、というテーマは、光瀬龍がこの作品の後に書き上げた代表作「百億の昼と千億の夜」にも通ずるものがありますが、あちらの方がまだ救いがあったような気がします。 そんな重たいテーマの作品ではありますが、流麗な「光瀬節」とでも言うべき筆致はこの作品でも全開。滅亡への予感を孕みつつ描き出される都市の記憶、囚われた宇宙船、棄てられた遺跡・・・その美しいこと、カッコいいこと!特に物語の終盤、失踪事件に巻き込まれた宇宙船とシロウズが思いがけず遭遇するシーンには痺れましたね。このシーンだけでも映像化してほしいぐらい。 細かいことはつべこべ言わずに、この圧倒的な世界観に酔え!というタイプの作品。万人にお勧めできる作品ではありませんが、鴨は大好きです。
2012/01/24 20:23
闇と光と宇宙と翳と人間には大きな溝があるんだよ。やはり。一つの目標地点まで向かうのは宇宙内でも宇宙外でもおなじであって、融合と離散を繰り返して物語と宇宙はできあがる。
レビュー一覧を見る