あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
このセットに含まれる商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
紙の本
ちっきゅうのへいわをまっもるためっ♪
2001/01/10 23:23
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:R2bk1 - この投稿者のレビュー一覧を見る
アース・ガード——こう聞いて真っ先に思い浮かべるのは、普通だったらその名の通り「惑星防衛システム」であろう。つまりは「アルテミスの首飾り」みたいなやつ。
ということは、地球侵略にやってきた宇宙人と戦う話なのだろうか。
確かにおおすじではそんな感じである。
しかし、なんか違う、どこかが違う。
サブタイトルには“ローカル”惑星防衛記とあるし、表紙のイラストは金髪のせぇらぁ服である。
しかもこの金髪娘のガーネット、なんと宇宙人であり、こともあろうにふつーに学校に通ってたりするのである。さらに厄介なことに、広域指定窃盗犯であり、星間刑事警察機構の追跡刑事に追われる身でもあるのだ。
そのガーネットを追ってきた刑事と侵略の軍隊、その圧倒的な力に立ち向かうのは、ガーネットと二人の友達、そして不思議な力を持った謎の頑固戦士。
カーチェイスありの銃撃戦ありの格闘空戦ありので、もう大騒ぎ。しかも細部までしっかりSFやってるから、「そっち系」の人にはたまらないだろう。
とにかく気持ちのいいSFアクションである。
こうして地球の平和は保たれていたんだなあ——名古屋に感謝!!
ところでこれ、続編は出ないのだろうか?
紙の本
名古屋ローカル
2001/03/23 04:11
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:しおん - この投稿者のレビュー一覧を見る
舞台は名古屋。作者が後書きで東京一極集中に関して物申すと述べているが、そのことが大きいらしい。ジャンル的には、異性人が開発戦艦で地球を開発しにやってくる(侵略です)というARIEL的な設定と、逃亡している泥棒の宇宙人とそれを追跡している追跡刑事(と追跡艦)という設定をミックスした内容である。
主人公の泥棒のガーネットは高校に通っているのだが、過去に両親を含む一族をすべて惑星ごと虐殺されたという過去を持つ。途中で、アースと呼ばれる知性を持った宇宙船と出会い、旅をするようになっていた。地球で、友達を見つけ、生活も気に入っていたところへ追跡刑事がやってくる。って展開である。また、タイトルにもなっているアース・ガードという役目を担っている大学生の若者の活躍も忘れてはならないだろう。
アース・ガードのミサキは、地球から力を借りることで、すごい力を出すことができる(ちょっと謎的設定)。SF的な説明がけっこう良くて、開発戦艦の司令官と秘書のコンビも面白い。なかなかいい作品だと思った。
最後に、とんでもないオチが待っているのが……(笑)