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紙の本
日本的経営の論点 名著から探る成功原則 (PHP新書)
著者 飯田 史彦 (著)
日本的経営はこれまで内外の研究者たちによってどのように論じられてきたか、代表的文献の議論を整理・統合。「企業の成功」と「社員の幸せ」は再び一体となりえるのか、日本の企業の...
日本的経営の論点 名著から探る成功原則 (PHP新書)
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商品説明
日本的経営はこれまで内外の研究者たちによってどのように論じられてきたか、代表的文献の議論を整理・統合。「企業の成功」と「社員の幸せ」は再び一体となりえるのか、日本の企業の未来を考える。【「TRC MARC」の商品解説】
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紙の本
「日本的経営論」への再訪問
2001/04/17 00:10
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:remi - この投稿者のレビュー一覧を見る
「日本的経営」というと、どうも過去の言葉のような気がしてしまいます。以前は、「日本的経営」と題される本が、国内外で多く出版されていたにもかかわらず、いまでは、ほとんど見ないか、見るとしても、ネガティブな意味合いで使われているくらいでしょう。
このような状況のもとでは、いたずらに「日本的経営はダメだ」という浅薄な議論にふりまわされるのではなく、日本的経営がこれまでどのように議論されてきたのかを知り、それを今後の展望に役立てるという考え方が重要なのではないでしょうか。
本書は、「日本的経営」が研究者によってどのように論じられてきたのかということについて、膨大な文献サーベイから明らかにしようとしています。代表的な主張をまとめたうえで、今後の日本的経営についても論じています。
新書にしては分厚い本ですが、非常にロジカルかつわかりやすくまとめられているので、読んでいて飽きません。また、巻末に掲げあれている日本的経営の文献リストは、それだけで使用価値のあるものです。
紙の本
1998/12/21
2000/10/26 00:15
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:日経ビジネス - この投稿者のレビュー一覧を見る
「日本的経営」とはよく耳にする言葉だが、実際のところそれは何を指し、どのような研究者や実務家たちが、いかなる研究成果を発表してきたのか。本書は、その疑問にこたえるかたちで、「日本的経営」の全体像を体系立てて整理し編纂した1冊。
「日本的経営」の本質を多角的に整理するのは難しい。多くの研究書は独善的で、古い時代の文献や他の研究者の発表したものをほとんど参考にしていないと著者は指摘する。また、他の研究書との関連性を論じているものでも、学閥による「批判のための批判」に終始するものが多いという。
本書では、1963年以降に「日本的経営」を論じた文献140冊以上を取り上げ、時系列的考察と論点の整理を行っている。
例えば「日本的経営」に固有とされる終身雇用・年功賃金・企業別組合に関する各研究者の評価・分析や、80年代には世界的ブームにもなった日本企業の経営文化などを紹介。「強い日本的経営」の構造を解説する。
その一方で、それらの強みとはもろ刃の関係にある集団主義や温情主義など「日本的経営の限界」の研究についても詳しく触れている。
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