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猿来たりなば(創元推理文庫)
  • みんなの評価 5つ星のうち 4 13件
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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:1998.9
  • 出版社: 東京創元社
  • レーベル: 創元推理文庫
  • サイズ:15cm/309p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-488-15916-8
  • 国内送料無料
文庫

紙の本

猿来たりなば (創元推理文庫)

著者 エリザベス・フェラーズ (著),中村 有希 (訳)

猿来たりなば (創元推理文庫)

562(税込)

ポイント :5pt

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みんなのレビュー13件

みんなの評価4.0

評価内訳

紙の本

シリーズピカ一の切れ味

2016/12/24 12:28

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ななちゃん大好き - この投稿者のレビュー一覧を見る

このシリーズ、同じ翻訳者(女性)が手掛けているが、タイトルも絶妙なさじ加減。事件の発端がチンパンジーが殺されるところも急激に物語にのめりこむ要素。またいずれの話も表紙イラストが読後、なるほどと思わせる素晴らしいイラストなので、読んでいる最中に時々イラストをじっくり眺めましょう。久しぶりの一気読みだわ。

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紙の本

猿ミステリーの傑作

2001/07/25 23:51

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:真  - この投稿者のレビュー一覧を見る

 被害者が「猿」だったり、一風変わった探偵コンビが出てくるものの、基本は本格ミステリの王道を行く作品。相当古い作品らしいが、今読んでもまったく古さを感じさせない。本格好きは必読の名作。

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紙の本

被害者はチンパンジー

2002/03/01 01:45

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:キイスミアキ - この投稿者のレビュー一覧を見る

 エリザベス・フェラーズという作家は、五十五年間という長きにわたって創作を続け、長編作品では、かのクリスティよりも多くの作品を残した、女流作家が豊富な英国ミステリ界にあっても特筆すべき存在の一人。
 
 主人公は、犯罪ジャーナリストを職業とするトビー・ダイク。相棒は、ダイク曰く「相棒がいないと役に立ちません」というほど、重要な相棒であるジョージ。本作は、このコンビが登場するシリーズの一作。 
 
 
 イギリス南部の田舎、イースト・リートで起きた誘拐事件の調査を依頼されたダイクとジョージは、五時間もの列車の旅に耐えた末、なんとか駅に辿り着くが、迎えに来るはずの依頼者はいつまで経っても現れない。さらに、彼らを待っていた事件とは、世にも稀なチンパンジー誘拐事件だった。
 
 ダイクとジョージは、依頼された事件があまりにもとっぴなものだったので、すぐにでも帰ることを考えるが、依頼者の娘に連れられ、彼女らが滞在している館へと案内される。館の持ち主であり、チンパンジーの持ち主でもある老婦人の姿が見えない中で、誘拐されていたチンパンジーが、中国製のナイフで刺殺されてしまう。
 
 
 ダイクの職業は、犯罪ジャーナリストとなっているが、特にそれを感じさせるような能力を持っていない。勘違いもすれば、感情を高ぶらせることもある、普通の若い青年という感じであり、若いころに女性に騙されて以来、人間を信じることを恐れるようになっているなど、ややシャーロック・ホームズに通じるような特徴を持たされている。
 
 一方で、相棒のジョージは、トビーに比べて体格はよくないが、なにをやらせても上手いという器用で抜け目のない人物。一見、どちらが探偵なのかよくわかるような気がするのだが、あとがきにもあるように、探偵とパートナーの立場が逆転している。それゆえに、この二人のコンビというのは面白い。
 
 読み進めるうちに、一つの素晴らしいトリックを思いつき、一人満足に浸っていたのだが……、フェラーズがすでに思いついていた。残念。

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紙の本

猿ものは日々にうっとうしい。

2000/09/21 08:45

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:竹井庭水 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 助けを求める手紙を受け取り、はるばる片田舎までやって来た犯罪ジャーナリストのトビーと、その友人ジョージ。連続誘拐未遂事件を解決するはずだったのだが、屋敷についてみれば誘拐殺人事件が起きていた。容疑者限定、動機充分、しかしどうにもしっくりこない。殺されたのはチンパンジー…。

 被害者がチンパンジーだからってコケちゃいけません。この事件、動機は嫉妬や憎悪、遺産に保険金まで関わってくるし、凶器に血痕そしてなぜ殺したというWhy done it?までくっついてきて、これは私が死んだってこんな大騒ぎにならないだろうというぐらい大変さ。人間関係や現場の出入り状況を把握するのに頭フル回転しないとついていけなかったくらい。もういいじゃんチンパンジーだよ君達、とか思ってたけど、これがうまい具合に着地を見せる。度重なる伏線にラストの落ち。鮮やか!

 そしてなにより主人公二人のキャラクター。掛け合いのユーモアもいいんだけど、特筆すべきはその関係。探偵のような助手と、助手のような探偵の二人なんです。証拠探しや尋問とかいった役割がちぐはぐで、しかも本人たちがあまり自覚がないから困りもの。この奇妙な関係だけでも一見の価値有り。

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2004/11/19 00:45

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2010/09/21 10:17

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2008/09/05 05:49

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2009/11/22 01:13

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2010/10/27 22:40

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2007/06/18 22:04

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2012/09/13 12:57

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2013/07/07 20:58

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2016/01/30 23:44

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