サイト内検索

詳細検索

ヘルプ

セーフサーチについて

性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示を調整できる機能です。
ご利用当初は「セーフサーチ」が「ON」に設定されており、性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示が制限されています。
全ての作品を表示するためには「OFF」にしてご覧ください。
※セーフサーチを「OFF」にすると、アダルト認証ページで「はい」を選択した状態になります。
※セーフサーチを「OFF」から「ON」に戻すと、次ページの表示もしくはページ更新後に認証が入ります。

e-hon連携キャンペーン ~5/31

「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。

電子書籍化お知らせメール

商品が電子書籍化すると、メールでお知らせする機能です。
「メールを登録する」ボタンを押して登録完了です。
キャンセルをご希望の場合は、同じ場所から「メール登録を解除する」を押してください。

電子書籍化したら知らせてほしい

  • みんなの評価 5つ星のうち 3.5 2件
  • あなたの評価 評価して"My本棚"に追加 評価ありがとうございます。×
  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:1998.9
  • 出版社: 青土社
  • サイズ:20cm/172p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-7917-5664-9

紙の本

島とクジラと女をめぐる断片 新装版

著者 アントニオ・タブッキ (著),須賀 敦子 (訳)

ポルトガル沖合はるか遠方の、アソーレス諸島に繰り拡げられるクジラと難破船の愛の物語−。幻想味が絶妙の鬼才が、その実験的小説作法を極限にまで押しすすめ、織りあげた、詩的で象...

もっと見る

島とクジラと女をめぐる断片 新装版

税込 2,090 19pt

予約購入とは

まだ販売されていない電子書籍の予約ができます。予約すると、販売開始日に自動的に決済されて本が読めます。

  • 商品は販売開始日にダウンロード可能となります。
  • 価格と販売開始日は変更となる可能性があります。
  • ポイント・クーポンはご利用いただけません。
  • 間違えて予約購入しても、予約一覧から簡単にキャンセルができます。
  • honto会員とクレジットカードの登録が必要です。未登録でも、ボタンを押せばスムーズにご案内します。

予約購入について詳しく見る

ワンステップ購入とは

ワンステップ購入とは、ボタンを1回押すだけでカートを通らずに電子書籍を購入できる機能です。

こんな方にオススメ

  • とにかくすぐ読みたい
  • 購入までの手間を省きたい
  • ポイント・クーポンはご利用いただけません。
  • 間違えて購入しても、完了ページもしくは購入履歴詳細から簡単にキャンセルができます。
  • 初めてのご利用でボタンを押すと会員登録(無料)をご案内します。購入する場合はクレジットカード登録までご案内します。

キャンセルについて詳しく見る

このセットに含まれる商品

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

商品説明

ポルトガル沖合はるか遠方の、アソーレス諸島に繰り拡げられるクジラと難破船の愛の物語−。幻想味が絶妙の鬼才が、その実験的小説作法を極限にまで押しすすめ、織りあげた、詩的で象徴性豊かな小品集。【「TRC MARC」の商品解説】

あわせて読みたい本

この商品に興味のある人は、こんな商品にも興味があります。

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

この著者・アーティストの他の商品

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

みんなのレビュー2件

みんなの評価3.5

評価内訳

  • 星 5 (0件)
  • 星 4 (1件)
  • 星 3 (1件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)

紙の本

詩のような小説

2000/11/03 21:01

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:藪下明博 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 詩のような小説を書くと云うことは、小説のような詩を書くことよりも或いは難しいのかも知れない。少なくとも、詩のような小説を読む方が、小説のような詩を読むよりも幾分か疲労感が付き纏う。ただ、この疲労感は、山頂から下界の絶景を眺めたときの、あの心地良い息切れに似ている。…
 本書は、そんな“詩的エッセンス”に溢れたタブッキの美しい小品集である。太平洋の真っ只中に位置するアソーレス諸島、およびその周辺の海とクジラと(特に捕鯨)女に纏わる日常を題材にしたもので(そう、そこに住む人々にとってはクジラも捕鯨も難破も日常些事の以外の何物でもないのだ…)、小説と云うよりも寧ろ限りなく詩に近い断片を編んだものである。換言すれば“幻想”と呼ぶに相応しいイメージの集積である。クジラも難破も女も、ここでは一つの詩的隠喩と捉えた方が、本書を理解する上で分かり易いのではないだろうか? 
 タブッキ自身、序文の中で述べている様に「幻想をはぐくむほうが品格からしてもふさわしい年齢に達した」として、その方が「自分の生来に合った」書き方であると証言している。これは自惚れでもなんでもなく、少なくとも本書に於いては、その書き方が効を奏していると断言出来よう。同じ版元から出された前作『夢のなかの夢』に較べて(と云っても発表年は本作のほうが九年も前に溯るが)、遥かに幻想性の高い優れた作品と云えるだろう。これは、偏にアソーレス諸島に蠢く人と海の魔力の成せる業と疑わざるを得まい。
 捕鯨と云う行為に関しても、単に“保護”の観点だけでは捉えられない面を沁々と感じさせられた。ヒステリックな動物愛好家団体にも是非一読願いたい一書である。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

2012/09/01 10:43

投稿元:ブクログ

レビューを見る

×

hontoからおトクな情報をお届けします!

割引きクーポンや人気の特集ページ、ほしい本の値下げ情報などをプッシュ通知でいち早くお届けします。