はりねずみのはりこ （日本傑作絵本シリーズ）

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投稿者：まーしゃ＠Ｂ◎◎ＫＲＡＣＫ　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

　すてきな服がきたいなぁ…と思っているはりねずみの「はりこ」のお話です。「はりこ」はお針子さんのはりこじゃなくて、はりねずみの名前です。

　森の洋服屋「テーラーはりはり」でおばあさんの仕事を手伝っているのが、はりこ。今日できあがったワンピースを、ねずみのちゅーこに届けます。

　おばあさんが縫ったワンピースは、ちゅーこにとってもお似合い。「いいなあ。わたしもこんなふくをきてみたいなあ」とはりこは思います。お店にもどって、お店の服を着てみると…、背中のはりが洋服から突き出て（！）しまいました。がっかり。

　翌日は、ひつじのモコにマントを届けに行きました。「いいなあ」とはりこ。「じゃあ、こうしたら？」とモコはふわふわのひつじの毛をはりこにつけてくれました。すてき！　と思ったのもつかの間。お店に帰る途中、ひつじの毛は木にひっかかったり草がからまったりと、ボロボロになってしまいました。あーあ…。

　はりこにお似合いの服って、どんな服なのでしょう？

　自分になにが似合うか、いろいろ試してみるはりこがかわいい絵本です。なんといっても洋服からはりねずみのはりが突き出ているところがイイ！　このシーンが描きたくて、この絵本を作ったんじゃないかと思うくらいです（笑）。

　小さいサイズの絵本なので、子どもをヒザにのせて読むのにいいかんじです。読むと、ぽかぽかあったかくなる絵本です。

【Ｂ◎◎ＫＲＡＣＫ】 No.53　2000/09/27発行　　

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投稿者：ぽんぽん　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

はりこに似合う服は？
背中のはりがあるとなかなか思うように服が着れないもの。
でもおしゃれはしたいよねー。
さてさてどうなる？
絵も話もかわいい絵本。

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お友達のブクログをみて　気になっていた絵本をamazonしちゃいました♪で・・・すっごく　かわいくってお気に入りの１冊になりました！はりねずみファン（いるのか？）必見！

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はりこに似合うお洋服が出来上がってとっても良かったねと自分も一緒になって喜んでいた。あんなふうに何でも器用に作れるおばあちゃんがいるとうらやましいなぁ。

2009/12/04
チビ2号、幼稚園にて。
おばあちゃんに作ってもらったエプロンを着て、喜んでいるはりこがうらやましそうでした。

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なんとかして自分に似合うものを着ようとするけど背中のとげのせいでうまくいかないはりねずみの様子がとてもほほえましいです。

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毛にわたをつけたり、色を塗った木の実を背中の針にさしたり、友だちの優しいアイディアがかわいい。森の中のシーンも、切り株で色を作るシーンも楽しい。子どもの頃、父親にもらった五色の指輪、おみやげにもらっていろんな色のすきとおるキーホルダーがとても大事だったことを思い出した。

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１９７１年、埼玉県生まれ、中屋美和（なかや　みわ）さんの「はりねずみのはりこ」、１９９８．１０発行、作も絵もなかやみわさん、とても可愛い絵本です。森の洋服屋「テーラーはりはり」の物語(^-^)