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近代の労働観(岩波新書 新赤版)
  • みんなの評価 5つ星のうち 3.8 10件
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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:1998.10
  • 出版社: 岩波書店
  • レーベル: 岩波新書 新赤版
  • サイズ:18cm/200p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-00-430584-5
  • 国内送料無料
新書

紙の本

近代の労働観 (岩波新書 新赤版)

著者 今村 仁司 (著)

近代の労働観 (岩波新書 新赤版)

778(税込)

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みんなのレビュー10件

みんなの評価3.8

評価内訳

紙の本

労働への関わりを再考する

2001/05/16 17:23

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ミゾ - この投稿者のレビュー一覧を見る

 著者の専門は社会哲学・社会思想史である。本書での問題はあくまでも「労働観」であって、そこでは客観的な労働の技術的構成がどうであるかといったことが問題なのではなく、労働の当事者が自分の労働をどのように主観的に解釈しつつ生きているかが問題であるとされる。この問題構成が他の労働関連書から本書を分けるポイントでもある。著者がルイ・アルチュセールの議論を日本へ紹介した第1人者であることを考えれば、著者のいわんとする「労働観」の「観」とはアルチュセールの使う意味でのイデオロギー(個人の世界に対する想像的=鏡像的な照応関係の表象)であるといっても大過ないだろう。実際、本書での主要な分析対象は近代での「労働」をめぐる言説なのであり、著者が本書に課した基本テーマは近代の労働観の特異性を明らかにし、それを批判的に検討することとなっている。以下、本書を要約しよう。
 近代的労働が登場してくる前史を振り返ると、近代に入り、農村から都市への流入人口が第1に国家の行政的観点からみて、潜在的犯罪者として現れ、特定の場所に収容される。しかし第2に宗教的慈善の意図から彼らは排除の対象としてではなく、矯正の対象として扱われる。収容所は「矯正院」あるいは「労働の家」と呼ばれ、強制労働を課すことによって怠惰を克服し、労働規律を養成することが目指される。そのため第3にそれは工場としての経済的機能も持っていた。つまり近代初期に「労働」は行政的配慮と宗教的慈善と経済的利益とが交差する結節点として立ち現れる。こうして近代的労働はその前史を振り返ってみるならば強制労働としての性格をその本質とする。
 では、そうした性質を持つ近代的労働に対し、近代人はどう関わってきたのか。アンリ・ドマンは1920年代に労働者の労働に対する主観的感情を聞き取った調査に基づき、「労働の喜び」論を展開している。ドマンの「労働の喜び」論とは、(1)労働には本質的に喜びが内在しているが、(2)現実の社会的条件はその喜びの発露を阻害しており、(3)よって喜びを阻害する外的な社会的条件を改善し、喜びを生み出す本来の労働の姿を取り戻すことが課題となる、とする論として著者は整理する。そしてこれを近代の労働観の典型例とみなしている。そもそも著者は奴隷的強制労働が近代的労働の本質的性格であるとしていた。そのため著者はドマンに代表される近代の労働観、つまり「労働の喜び」論とは結局のところ労働が隷属労働としてある事実を想像的=鏡像的に乗り越えようとするブルジョア・イデオロギーにすぎないと判断している。
 以上の議論をふまえて著者の提言がなされる。第1に、近代の労働観では「労働はそれ自体喜びを生み出すもの」とされてきた。しかしそれはブルジョア・イデオロギーにすぎないのであって、労働は本質的に隷属的な性格を持つ。ゆえに真に目指されるべきは労働時間の短縮である。第2に、労働の喜びに関して言えば、それを放棄するというのではなく、喜びの機制である他人からの承認欲望を私的なものから公的なものへと質的に転換することが課題となる。以上が本書に込めた著者のメッセージであろう。
 さて感想を述べよう。理論面では、シャルル・フーリエの扱いに疑問が残った。フーリエに対する言及がいかにも舌足らずで、フーリエに対する著者の理解が明らかになっておらず、これでは読者は本書全体の中にフーリエをどう配置すればいいのかわからない。フーリエを著者がどう評価するのかはとても興味ある点であって、次の機会に著者の見解を聞かせてもらいたいと一読者として期待する。また著者の具体的なメッセージに関し、従来は「時短」派と「労働現場での解放」派に分かれることが多かった労働に対する提言だが、著者は両方を同時に追求すべきだとしている。これは重要な提言として受け止めたい。

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紙の本

新しいものの見方を教えてくれる本

2001/09/25 14:23

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:スリーフォー - この投稿者のレビュー一覧を見る

 以前に弘文堂から出版された『仕事』で約束していた労働観についての著者の主張をまとめたもの。新書だからコンパクトにまとまっているが、議論は専門的。ドマンの労働論やフーリエ派のパンフレットの分析は新書で期待されている内容を超えているようにも思える。反対にフーリエ本人の方は、本書の端々で重要であることを言っているが、そのわりには直接的検討が少ない。基本的教養を伝える本ではないが、新しいものの見方を教えてくれる本。

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2008/12/15 19:22

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2009/01/09 07:25

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2014/04/01 13:52

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2012/02/23 22:57

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2011/12/18 23:18

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2012/02/19 18:13

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2015/06/09 13:32

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2017/01/24 18:10

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