紙の本
やや古さも感じる時期となったが、
2016/05/25 00:13
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投稿者:ライサ - この投稿者のレビュー一覧を見る
実際に住むとなると様々に大変なのだろうなと感じさせられた。
ただ昔は日本も似たような国だったんだよね。
もう日本にとっての理想郷がこのような形でしか見られないのだろうか。
紙の本
本当の贅沢!?
2002/12/03 17:26
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投稿者:ミミ - この投稿者のレビュー一覧を見る
いま、いろいろな癒しグッズが出回っていますが、
これは、究極的な癒しなのでは、ないだろうか?
崎山さんの文章からは、常夏の島が織り成す、すばらしい情景だけでなく、
島の人々とのふれあい(生活)が感じ取れます。
まさに、ユートピアなのかもしれません。
通勤電車の中や、営業周りでホッと一息つくときに、読んでみてはいかがでしょうか?
崎山さんの強制しないものの、はっきりとした文章に、少しずつ引き込まれてしまう
作品だとおもいます。
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2日くらいで読んだ。写真とかもっとあったら想像力がもっとふくらんでよかったかも。次第に島の生活へとはいっていき最後のほうがおもしろかった。最高とか豊かさとは、とか語っちゃうんじゃなくて島に長い間住んでいた著者の目から暮らしや自然についてたんたんに素直に語ってるところがよかった。島の歴史、島との出会い、友人の誕生日に豚を丸焼きしたこと、住みたいと思った場所に家を移動するという自由な住居のありかた、子どもが病死するという悲しい出来事、島の結婚事情、島のオーナーとして村と仲良くしながら島の将来や医療や環境を考える姿、島の言葉や食べ物について、島の水はミネラルWATERよりもきれいだということ、家族が暮らしの中心にあること、その日暮らしという生活スタイルのいい面
、悪い面、職業(この考え方はパパラギに書いてあることに似ていた)、トイレがないけれど自然の中でするのもきもちいいこと、情報がないけれど情報を自分で感じることを教えてくれた島の生活、半年に1回帰る東京のこと、南国のクリスマス、あたりまえのようなものの流れを見た朝市、犬を食べるという習慣、精霊がまだすむ島、村長について、くらげや蚊と仲良くなる(というのも沖縄での暮らしを思い出させた)、闘鳥について(幸せと悲しみはかみひとえさ、という一言がわらえた)、絶滅寸前の鳥のこと、島の言葉、食べ物、人口増加について、著者の中での3人の重要なフィリピン人。最後の場面の著者の誕生日を皆が祝ってくれたというのはすばらしい場面だった。病人がでると『金のことは心配するな』といって病院へ連れて行く、嵐がくると皆で著者の家へ避難する。皆が助け合って生きている、お互いを愛するという考えはパパラギのようだと思った。50歳くらいになって退職金で島を買ってしまうというのはやはり金持ちだからではなく夢のある人だからできることなのだ。そして島のありかたについて考える著者にもひかれた。リゾート地にするのではなく住民と共にやすらぎの場をつくりたい。そして彼自身も住民から得たものは大きかったはずだ。確かに病気になっても病院にいけないというのは悲惨だ。でもそれ以外ものぞけば、近代社会というものの波はせまってきているけれども誇り高く生きていってほしいと思う。パパラギの生活がのこっているような気がした。著者は彼らのことを考えながら村のために行動していくがはたしてそれがいいことなのかと考えてもいる。自然を守ること、自然の中で共に生きていくこと。不便だが自由でおおらかで優しく健康に生きていける島。なんでこういう系の人は『豊か』っていう言葉をつかいたがるんだろ。そこに暮らしがあればそれがその日暮らしであろうと生きている。楽しく、わけあいながら。しかし金がなく病院にもいけないっていうのは嫌だな。私は旅もしたいし。でもこういう暮らしのありかたもあるんだなと考えておく。働きすぎることがいいことではない。適当に生きることが大切なんだ。人間らしさを忘れずに。働いているのは夢をかなえるために。そして財÷欲望=幸福 というのもためになる言葉かも。安定した生活をおくりながら欲の少ない生活を私もおくってみたいものだ。旅してるとい���んなことがシンプルになってくる。毎日の生活のなかで余計なものは確かに多すぎる。
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幸せな気持ちにしてくれる本です。異国の地に島を買った日本人の素敵な生き方に引きつけられました。私たちが忘れてしまっている何かをふと思い出させてくれる本です。
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心地よさそうで地に足の着いた暮らしでうらやましい。つい自分の足元を見つめてしまう…。それにしても「島を買う」なんて、なんてパワフルなんだ。暮らしぶりも自然体に見せてものすごくパワフル!
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正直、筆者にとって卑近な話題すぎてついていけなかった。
あと、タイトルはどちらかといえば
「豊かだけど何もない島」。
情報は生きることそのものだと納得した。
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ゆるい本が読みたくて、手にとった1冊。
P185のくらげの話。敵意を持たず、自然にふるまえば、くらげや蚊に襲われることもない。彼らはひとの敵意を察し、襲ってくるのだ、と。
なるほど、納得。『ローリング・サンダー』読んでみたいな。
それと、P96の「しかしカオハガンでは、やはり男と女がひとつの単位になって生きていくものなんだなということを強く感じる。不便だからとか、寂しさだとかいうことではない。何かそうあるのが当然のように思えるのだ」
わたしも、政府がおしすすめるような婚活政策よりも、自然につながっていく「家族」のあり方を大切にしたほうがいいんじゃないかなー。不安をあおって結婚させても、長続きしないと思うので。
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この本を読んでいて、思わず出てしまった一言。それは、「いいなぁ」でした。内容は、南海の小島カオハガンに暮らす人々の日常生活の話しです。最新情報や便利な物は何一つ無い。でも、その中で美しい自然の中でゆったり過ごす人々。この本は、人の幸福や豊かさとは何かを考えさせられる本だと思います。人は、豊かで美しい自然の中で生きている。逆に、自然に生かしてもらっている。この本を読んでいたら、自然の大切さも考えさせられてしまいます。
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フィリピンの島を一つ購入し、土着の人間を追い出さずに島に溶け込んで、微速ながら島の生活向上に一助となっている日本人の話。現在マニラ在住のため、なんとなく親近感がわき、また島の人の生活も分かるような気がする。年取ったらこんな生活でもいいかもしれない。
http://www.caohagan.com/index4.html
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会社を辞めて、風の吹き抜ける島で暮らそう。そう決意したこの本の著者、崎山克彦さん。退職金でフィリピンはセブ島の沖にある東京ドームほどの大きさのカオハガン島を購入し、自分の家を建て、島の住民たち350人と一緒に暮らし始めます。土地の所有者ではあるものの、住民との関係は一から築かねばならない。素晴らしい自然に囲まれた島ですが、電気も水道もない。崎山さんが魅せられた島の素晴らしさを損なうことなく、どのように住民にとっても、崎山さんにとっても住み良い島にしていくか、その過程も興味深いものがあります。自然との共存とは、豊かさとは、人間の幸せとは、などさまざまなことを考えさせられる本。
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南の島に暮らす。
夢のような単語。
でも、それを実際にかなえた日本人は、夢ではなく、地に足をつけた、大地に根付いた生活をしていた。
それでも、夢のような生活だなぁと思う。すごい。現実的にあこがれた。
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フィリピンのセブ島の近くにあるカオハガン島を買い、そこで生活する崎山克彦さんが執筆。
目が回るほど忙しい毎日。
こんな島でホッと一息つけるといいのですが。
(住むのはどうかな・・・)
本当にきれいな島です。
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崎山さんはセブに浮かぶ小さな島を買っちゃって島民といっしょに住んじゃった。憧れ。。人間の「幸福」の尺度はこんな方程式らしい。幸福=財/欲望。欲望が分母で財産が分子。欲望を小さくすれば幸せは大きくなる寸法だ。ココロ豊かで好きな一冊。
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南の島買っちゃった人の体験談。物語じゃないけどめっちゃ好きな本。崎山さん。ザキヤマじゃないよ。サキさん。こんな美しいところ住みたい。けどこのまま情報に埋もれて暮らすんだろうな!と思いながら何度も読んだ。セブ島の話、船戸与一『虹の谷の五月』がすごくすき。セブ島気になる。
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日本人が島買っちゃいました。
フィリピンはセブの沖に浮かぶ島を。
そんな生活憧れるね。
実は、卒業旅行で行った島でもあったりします
本自体が面白いかとは個人によるだろうけど、
実際行った場所であり、
行くきっかけになった本であり、思い入れのある本です。