紙の本
おもしろい。
2015/10/22 21:28
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投稿者:コペルニカ - この投稿者のレビュー一覧を見る
警察、検察、弁護士の世界がよくわかるし、ストーリー展開がおもしろい。
中嶋博行さんのノンフィクション(おもに講談社文庫)はこれですべて読破。
もっと読みたいです。次作(新作)が出るのが待ち遠しい。
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面白かったです。
面白かったんだけど、なんか、印象が薄いというか?途中でちょっと疲れちゃいました。
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現役弁護士が描くリーガルサスペンス。
この作者の作品は、2作目。
専門用語が多く、ちょっと難しい。その上、この前に読んだ「検察捜査」と設定が似ていて、何となく、手抜きな感じも・・・
重量感のある作品が書ける作者であるだけに、もっといろんな設定で作品を書いて欲しい。
なので、あえて、辛口評価。
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2009/2/19
読むもんがなくて表紙だけで適当にジャケ借りしたらなかなかの当たり。
私の弱点のキャラ萌えはないのにストーリーだけで面白いということは相当面白いってことなんじゃないかしら。
強いて言えば刑事の柴崎さん。「龍が如く」の伊達さんで再生された。
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リーガル・サスペンスという分野になるらしい。
ロー・ファームに勤務する若く美しい女性弁護士を主人公に、
巨大な陰謀が渦巻く。
著者が弁護士ということで、法律用語に詳しいし、
それだけにそれなりのリアリティも生まれていると思う。
ただちょっとまだろっこしい感じはあるかもしれない。
息をもつかせぬ展開、とまではいかないまでも、
物語に引き込まれていく魅力は十分にあった。
とはいうものの、
警察や検察の人間のキャラクター設定、
主人公の女弁護士やそれをとりまく仲間の弁護士のキャラクター、
そのあたりにはなんとなく安心感のある、よくある設定であり、
1つの殺人事件とその裏にある巨大な陰謀という構図も、
やはりこれもよくあるものではある。
そういう意味では意外性を楽しむという感じではない。
まあ、そうは言いながら、なんだかんだで一気に読んでしまったのだが…。
意外性はなくとも、骨太な筆致が他の作品も読んでみたいと思わせるには十分だった。
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弁護士業界や検察業界なんかの説明が細かいけど、読みやすい本でした♪
内容も面白かったしね。
他の作品も読んでみたいと思った作品です。
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横浜の新興巨大ローファームの思惑に検察公安部、貿易会社、神奈川県警が絡まっていく秀逸なリーガルサスペンス。相変わらずの面白さです。
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護送船団方式の業界(といっていいのかわからないが)が、合格
水準を緩和されることで、競争社会に突入するという前置きから
スタートする。
エリート(勝ち組)と思われても、同じように危機感を感じ取り、
新たな世界で勝ち残るための準備を着々と進める。
うまくいけば、誰も気づかずハッピーなのですが、悪いことは
できないものですね。
そこに気づき、そんなことはさせないという正義感に駆られて
前向きに対応を進める。そんな話。
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面白かった。ただ、古い作品なので法律は古いし東横線の桜木町駅は出てくるし(笑)登場人物の描写も一昔前だし…というところは否めない。いや、作品は面白いですよ。法律について学びたくなる。
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倉庫に入っていたもの&犯人は誰か&黒幕は誰か&ラストでのどんでん返しはあるか・・・など小説として楽しめる要素は多々あったが、
専門用語が難しくて苦労したため、読み進めるのに時間を要した。
この人の作品に出てくる女性(主人公級)は必ずと言っていいほど才色兼備で若い。見目麗しい若い女性の活躍は読者にとって嬉しいものかもしればいが、毎回毎回これでは飽きてくる。
また主人公がこういう人かって思ってしまって感情移入できなかったので、ストーリーは面白かったのだが、読後の感想は“普通に”面白いとなってしまった1冊。
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著者のリーガルサスペンス作品を読むのはこれで4作目。法律専門用語のところは多少すっ飛ばしてしまうものの、総じて文章は読み易く、展開もよく練られており、これまでの作品同様、面白く読めた。
主人公の女性弁護士は、よくある颯爽としたエリートタイプで且つ美人というキャラ。しかし、それよりも、冴えない風貌だが、公安やら法律専門家やらに邪魔されながらも地道に犯人を追い詰める捜査課刑事のほうが格好良く見えた。
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最初からあんまりノリが良くない感じで拙いなと思っていたところ、微妙に(会計の)専門用語の使い方に素人さを感じさせる部分が散見され、集中力を削がれてしまった。
時代背景を加味しても少々古臭い感は否めず、結局ほとんど頭に入ってこなかった次第。
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乱歩賞を受賞した前作「検察捜査」に比べると今一つ。前作では若手の女性検事が主人公だったのが、今作では若手の女性弁護士、舞台が横浜、検察の組織防衛といった背景も前作に似ているが、キャラクタ造形もストーリーのサスペンスも前作のレベルには及んでおらず、二番煎じといった感は否めない。
巻末解説によると、三部作になっているそうで、3作目の「司法戦争」は「歴史的傑作」ということなので、そちらに期待。
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私は前作『検察捜査』よりも、こちらの方が好きかな。前作よりミステリー色が強まっているし、重いストーリーの割にテンポが良い。主人公は女性弁護士の水島由里子となってますが、神奈川県警捜査一課の柴崎とか最高検の河上とか、それぞれの視点に入れ代わりながら進んでいくことで飽きさせない。主人公が複数いる感じ。
終盤の森岡の絡み方が唐突じゃね?など、ツッコミどころがなくもないが、全体的な流れに影響するほどではない。
久々の☆4
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現役弁護士ならではのリーガルミステリー。警官殺し、公安検察が暗躍、ロシアからの武器密輸とドロドロと暗い話の中、主人公が若い女性弁護士というのが一服の清涼剤のようである。弁護士過剰の話は必要なんだろうか?