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中野重治とモダン・マルクス主義
  • みんなの評価 5つ星のうち 3 1件
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  • カテゴリ:研究者
  • 発行年月:1998.11
  • 出版社: 平凡社
  • サイズ:22cm/379p
  • 利用対象:研究者
  • ISBN:4-582-48644-4
  • 国内送料無料
専門書

紙の本

中野重治とモダン・マルクス主義

著者 ミリアム・シルババーグ (著),林 淑美 (ほか訳)

1920〜30年代にかけて、中野重治が敢行した〈詩の変革〉のうちに、ルカーチ、ベンヤミン、バフチンらとの同時代性を読み取る試み。【「TRC MARC」の商品解説】

中野重治とモダン・マルクス主義

5,832(税込)

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評価内訳

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中野重治の思想的軌跡を追いその「救済」をめざす刺激的な書物

2001/02/26 22:23

1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:オリオン - この投稿者のレビュー一覧を見る

 私は本書を、ベンヤミンについて立ち入って叙述された箇所にとりわけ関心を寄せながら読み進めていった。やや生硬な訳文ゆえ意味のとりにくいところもいくつかあったけれども、ベンヤミンの批評活動が展開された当時のヨーロッパの文化状況を大正期日本のそれと重ね合わせながら、中野重治という今日ではマイナーな存在となった文学者の思想的軌跡を追いその「救済」をめざす刺激的な書物だった(もっとも、中野重治がマイナーだというのは一般人の発想であって、本書が主な読者層として想定しているその筋の人にとって、中野はけっこう重い存在なのだと思う。) 。

 ところで本書については、石堂清倫氏が『月刊百科』(平凡社:1999.4)に収められた「僕は、グラムシを支持するようにこの本を支持します──『中野重治とモダン・マルクス主義』を読む」という文章の中で非常にいいことを言っていると思うので、少し長くなるけれど以下に抜き書きしるしておく。
 
《シルババークさんは、非常にいいことを言っていると思うんです。それはこういうことだと思うんです。マルクスは若いとき『聖家族』を書いていて、僕は学生のとき訳したことがあるんですが、戦後もういっぺん訳し直して岩波文庫から出した。その中でマルクスは、プルードンが言っていることをブルーノ・バウアーの一派が批判するのに対して、プルードンを擁護するんです。「もしエドガール氏がフランス語の平等を、ほんのしばらくでもドイツ語の自己意識と比べてみるならば、彼は後者の原理とは、前者がフランス語で、つまり政治と思考的直観のことばでいうところを、ドイツ語でつまり抽象的思考のことばであらわしていることがわかるであろう……」。これをグラムシが何度も引用しているんです。それに似た論理を、シルババークさんが採用していると思うんです。グラムシが獄中ノートで、そこのところを引いて、プルードンがフランス語で言っていることと、カントやヘーゲルがドイツ語で言っていることは、同じ対象を意味しているんだ、プルードンの言葉は観念哲学の言葉に、観念哲学の言葉はフランス語の社会主義運動に相互翻訳できるんだ、ということを繰り返し言っているんです。カントは神様の首をはねた。同じことを、ロベスピエールは、国王の首をはねることで実現している。非常におもしろい論文で、これをシルババークさんに送ろうと思うんです。あなたの言っていることは、グラムシはこういうふうに表現しています。僕はグラムシを支持するようにあなたを支持します、と。中野重治は、文学の言葉で言っているわけだけれども、日本の国民の思想を変革の道に導き入れていくために、彼がもっとも妥当だと思う言葉を選んで書こうとしたのが、中野の詩であり、小説であり、評論だと思うんです。そういうふうに僕はシルババークさんの言葉を受け取ります。》

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