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商品説明
〈他力〉は出口なき闇の時代にギラリと光る、日本史上もっとも深い思想であり、すさまじいパワーを秘めた〈生きる力〉。この大乱世を生きるための100のヒントをわかりやすく説き明かす。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
五木 寛之
- 略歴
- 〈五木寛之〉1932年福岡県生まれ。早稲田大学中退。作家。「蒼ざめた馬を見よ」で直木賞受賞。主な作品に「青春の門」「朱鷺の墓」「蓮如」「ちいさな物みつけた」「異国の街角で」ほかがある。
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紙の本
他力の意味を取り違えていたのかも
2002/05/20 10:12
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ラフ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書のサブタイトルは「大乱世を生きる100のヒント」
であるが、今の時代は明治維新以来の変革の時であると
思う。
僕は今まで他力とは他人に依存する意味だとばかり思って
いたが、この本を読むとそうではないことに気がついた。
「エンジンのついてないヨットは、まったく無風の状態で
あれば走ることができない。」
「他力の風が吹かなければ、私たちの日常も、本当は
思うとおりにはいかないものです。」
これはなるほどと思った。
しかし、ただ風が吹くのを待っていればいいものではなく
「無風状態がどれほど続いていても、じっと我慢し、注意
ぶかく風の気配を待ち、空模様を眺めて、風を待つ努力が
必要なわけです。」
ここに他人に対する依存はなくむしろ
人事を尽くして天命を待つという言葉が思い浮かんだ。
とすると人間は見えざる力によって生かされているのでは
ないかと想像してしまうのである。
この本は先の見えない人生を歩むヒントになると思う。
紙の本
時代を憂える著者の語る100のヒント
2001/10/09 20:11
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:タッピング - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書には現代という困難な時代を生きるための100のヒントが収められている。著者が言うように、現在の世の中は多くのものを切り捨ててきた。未来への明るい希望も見えず、人心は殺伐としている。そこで著者が提案するのは、アクセルではなく、ブレーキを踏むべきだということだ。立ち止まって、自分と向き合うためのヒントが本書である。