リリ

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投稿者：かれん　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

　同じリリが、主人公の童話「リリがのこしてくれたもの」があります。
「リリがのこしてくれたもの」は、リリが亡くなってからの回想ですが、
この絵本「リリ」は、リリが　うちに来た時から　話が始まります。

　私も、子どもの頃に、リリに似た小さな黒い犬を飼っていました。
だから、リリを見ると、とても親しみが湧いてきます。
花火や雷がこわい…　小さな身体がますます小さくなる。うちにいた犬と同じです(^^)
身体が濡れたら、本当にリリ？と思うくらい細くなる…うんうん。頷くことが多いです。

　おしっこをもらして、叱られて涙しているリリは、ちょっと可哀想。

　だんだん年老いて目が見えなくなってくるリリ。
リリがいないはじめての朝…その言葉に胸がいたくなりました。

「リリがのこしてくれたもの」と一緒に読むことをおすすめします。