- カテゴリ:一般
- 発行年月:1998.12
- 出版社: 五月書房
- サイズ:19cm/208p
- 利用対象:一般
- ISBN:4-7727-0281-4
- 国内送料無料
紙の本
現代語版The忠臣蔵 新装版
著者 秋田 健夫 (ほか作)
昔の大人もキレたという歴史的な事実、忠臣蔵。なぜ、若い殿様が爺様殿様に斬りつけたのか。なぜ、47人の家来が仇討ちにやっきになったのか。歴史嫌いでもすらすら読めて、神髄に迫...
現代語版The忠臣蔵 新装版
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商品説明
昔の大人もキレたという歴史的な事実、忠臣蔵。なぜ、若い殿様が爺様殿様に斬りつけたのか。なぜ、47人の家来が仇討ちにやっきになったのか。歴史嫌いでもすらすら読めて、神髄に迫ることができる一冊。【「TRC MARC」の商品解説】
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紙の本
高校の教科書として採用してもいいかもしれない!?
2000/08/17 18:03
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:松山真之助 - この投稿者のレビュー一覧を見る
■ <ワン・チョット>
「昔の大人もキレたと言う歴史的な事実である。」
■ <引き続き>
ご存知(じゃないかたもいるかもしれませんが)、赤穂浪士の吉良邸討ち入りのお話。元禄時代から現在まで、この話語り継がれるほどに、大変な人間模様をはらんだ大物語で、それこそ多くの文献、歌、浪曲、劇、映画などたくさんのメディア上で手を変え品を変えてネタにされてきた歴史的な大事件。
時は元禄14年12月14日(旧暦だから今の2月くらい?)、四七士が、殿の怨念をはらずべく、現在JR両国あたりにある吉良邸に討ち入りするというのがハイライト。この本は、それに至るまでの様々な人間模様、時代背景などを、分かりやすくて面白く、実に見事に現代語に翻訳してくれました。時の将軍の言葉をかりれば「うむ、アッパレじゃあ」ってところ。
人間のもつ本性は、極限状態で実によく現れるものですが、その様が、現代社会の様々な人間関係を引き合いにしながら、くだけた調子で語られます。
江戸城、松の廊下で内匠頭が刃傷を働き、その夕刻切腹、1年以上経ってその怨念を晴らすべく、討ち入、そして切腹、吉良家も断絶・・・とまあ、だれもいいことなしに終わるこの話、壮絶な話なんですが、美しく散る武士道と江戸庶民の幕府片手落ち批判という世論に支えられ、長く語り継がれる物語になったと言えます。そして、この本。「なぜ、浅野くん(浅野内匠頭)はプッツンしてしまったのか」などといった非常にくだけた表現と楽しい挿し絵で、とってもブラボーなエンターテインメント作品に仕上がっています。
素人が作った・・と謙遜が入っていますが、多くの文献と考証に基づいて展開しており、歴史本としても十分価値ある一冊。高校の教科書として採用してもいいかもしれない!?。
おのおのがた、オススメでござる! いざ。
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