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  • みんなの評価 5つ星のうち 4.5 37件
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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:1999.1
  • 出版社: アップリンク
  • サイズ:20cm/127p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-309-90291-X
  • 国内送料無料

紙の本

オイスター・ボーイの憂鬱な死

著者 ティム・バートン (著・イラスト),狩野 綾子 (訳),津田 留美子 (訳)

スティック・ボーイはマッチ・ガールに恋をしました。でもマッチとスティックの恋に果たして炎は燃え上がるのでしょうか? あっという間にスティック・ボーイは燃えてしまいました。...

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オイスター・ボーイの憂鬱な死

税込 3,190 29pt

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商品説明

スティック・ボーイはマッチ・ガールに恋をしました。でもマッチとスティックの恋に果たして炎は燃え上がるのでしょうか? あっという間にスティック・ボーイは燃えてしまいました。かわいいイラスト満載の詩集。【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介

ティム・バートン

略歴
〈バートン〉1958年アメリカ生まれ。ウォルト・ディズニー・スタジオのアニメーション作家を経て、映画監督となり、「バットマン」「マーズアタック」などを発表し成功を収める。

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みんなのレビュー37件

みんなの評価4.5

評価内訳

  • 星 5 (20件)
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  • 星 1 (0件)

紙の本

彼らが生まれてしまった意味は、うつくしいものだと思う

2008/04/15 11:09

7人中、7人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:hamushi - この投稿者のレビュー一覧を見る

海辺で愛し合い、海産物を食べて祝った夫婦の間に生まれたのは、ヒトだか牡蠣だか分からない、生臭い、奇形の赤ん坊だった…。

牡蠣のような少年であるサムが、両親を身勝手な苦悩に追い込み、孤独のなかで生き続け、やがて死んでいくしかなかったことは、この世界の多くの子供たちが、条件付けの愛しか与えられないことを、痛烈に表しているように思う。

自分たちにとって望ましい子供でなければ、ほんの少しも愛することができない大人たち。そんな親のもとに生まれてしまった子供は、たとえ見て分かるような奇形でなくても、むみんなオイスターボーイの仲間になるのかもしれない。


ティム・バートンが、どんな意図でこの本を書いたのか、私には分からない。ただ、私は重度の障害児の親であり、オスイターボーイやスティンボーイたちが、我が子の存在にどこか重なる可能性があることを思いながら、どうしようもないやりきれなさや悲しみを覚えながらも、条件付きの愛なんかじゃない、生きていてくれるというだけで、深く喜ぶことのできる愛もあるのだということを、できることなら、本の中の、うつくしいたましいを持つ子供たちに、伝えたいという気がした。

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紙の本

見捨てられた、惨めな、そして透明な

2003/08/26 23:00

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:とりふね - この投稿者のレビュー一覧を見る

ジョニー・ディップ主演の「シザーハンズ」では、創造主である博士の急死で、ぬくもりのある人間の「手」をもらいそこね、触ったものすべてを傷つけてしまう鋏の手(シザーハンズ)を持った男の子が、古い城から人間たちの住む町におりてきて、一度は受け入れられたものの、その「異形」ゆえ、愛するものまで傷つける結果となり、再びたった独りの世界に帰っていった。奇妙で、グロテスクで、やがて水のように悲しいティム・バートンの世界。

すっかり有名になった「ナイトメア・ビフォー・クリスマス」は、ハロウィンタウンのかぼちゃの王ジャックが、自分は見たことのない、「クリスマス」を自分の手でつくろうと、やっきになるお話。邪悪なものである彼の手にかかると、美しいはずのクリスマスは、どんどんおそろしいものになってゆく。

さて、「オイスターボーイの憂鬱な死」の目次をのぞくだけでも、わたしたちは、バートンの眼、または愛と呼んでもいいものがどこに向けられているかを知ることができる。

スティック・ボーイとマッチ・ガールの恋/ロボット・ボーイ/じーっと見つめる女の子/両眼に釘がささった男の子/たくさん眼のある女の子/ステイン・ボーイ/オイスター・ボーイの憂鬱な死/ヴードゥー・ガール/ステイン・ボーイの特別なクリスマス/ベッドに変身した女の子/有毒少年ロイ/ジェームズ/スティック・ボーイのクリスマス/まんまるチーズ坊や/ミイラ少年/ガラクタ・ガール/針やま女王/メロンヘッド/スー/ジミー、みにくいペンギンのこ/黒焦げ少年/いかりの赤ん坊/オイスター・ボーイのおでかけ

ああ、なんだか…書いているうちにお腹のあたりが苦しくなってきた。

こんなもの、子どもに読ませてはいけない。でも、待てよ。そもそも子どもとは、そんなに美しくて当然のように幸せなものでもないのだ。この世に生まれさせられた子どもはみな、すでに<捨て子>だ。

マッチ・ガールを愛したスティック・ボーイはほんとに燃えてしまい、ロボット・ボーイの頭からはワイヤーやチューブが突き出ていて、親であるスミス夫妻は彼ゆえに口論が絶えず、彼はごみ箱とまちがえられながら、成長していく。ステイン・ボーイの唯一の特技は汚いしみを残すこと。オイスター・ボーイは生臭くて、親にはまともな名で呼んでもらえない。ヴードゥー・ガールは、人が近づきすぎるとピンがハートを深く突きさす。それが絶対に解けない呪いだと、彼女は知っている。有毒少年ロイは排気ガスならよいけれど、きれいな空気で死んでしまう。黒焦げ少年はクリスマスに小さなプレゼントをもらって混乱し、暖炉のすすと間違えられて、道に掃き出された。………。DESERTED。

かわいそう、と言うことばではうまく処理できない。そんなにかんたんに対象化してしまえない存在がそこにある。見捨てられて、徹底的に惨めなものたちは、それでもたしかに(あるいは惨めであればあるほどたしかに)生きている。そして彼らが自分と遠くかけ離れているとは、どうも思えない。これこそが<存在>そのもののあらわな形なのだ。

バートンが、あのようなものばかりを、いとおしむように繰り返し描く気持ちが、そのまますーっとこちらに入ってくる。酷薄で美しい細い線。淡いけれど強い色。暗紅色の血と、深く、どす黒く、闇をかかえこんだ、<しみ>や<すす>。…うーん、やはり子どもには読ませられない。それと、やたら傷つきやすい人にもね。

映画「バットマン」のペンギンが大好きだった人は、もちろん必読である。

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紙の本

ブラックで詩的!

2002/07/31 13:47

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ムラタ - この投稿者のレビュー一覧を見る

 まず絵! 細い繊細な線で描かれた登場人物たちはみな異形.「ナイトメアー・ビフォークリスマス」でおなじみの,あのテイストがそのまま絵本になったという感じ.

 次に文章! ブラックでシニカルな笑いを誘う,言葉の数々.「メロンヘッド」という一編にある,最後踏みつぶされて「べちゃ」という音は読み手のこころにいつまでも響く.ミイラ少年は友達に頭を割られ,その中からはカブトムシが這い出してくる.「オイスター・ボーイ」はハロウィンの夜に人間の男の子に変装したがる.こころの闇の部分で誰もが覚えのある残酷さを,改めて目の前につきつけられて,その上で全部含めて笑ってやらないとそれこそ病気になりそうだ.

 しっかりと厚みのある表紙は光沢のある黒.この本を象徴する漆黒に思えてならない.この闇を隠すかのように,この本は漂白していないダンボールのような素材で作られたケースに収められている.宝物のような本だ.

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紙の本

もらってうれしい本。

2001/09/13 15:55

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ヤス - この投稿者のレビュー一覧を見る

 『シザーハンズ』『ナイトメア・ビフォア・クリスマス』などちょっとカルトな映画を撮っていた頃のティム・バートンが作者。
 ロボット・ボーイ(電気ミキサーと人間の女性の子供)、両眼に釘がささった男の子、ミイラ少年など両手がハサミのエドワード以上の異形が登場する。昔、ディズニーでアニメーターをしてただけあって、イラストもかわいいし、病んだようなストーリーも寓話的でよかった。
 2,855円とちょっと高いが、装丁含めて本自体がいい感じなので、それだけの価値はあると思う。プレゼントに最適ではないだろうか。

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2004/10/12 18:02

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2007/06/26 13:36

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2005/06/06 13:51

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2005/07/09 01:27

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2006/10/08 17:17

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2005/10/20 15:13

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2006/07/15 13:59

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2006/11/24 23:54

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2007/06/09 11:20

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