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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:1999.1
  • 出版社: 文芸春秋
  • レーベル: 文春文庫
  • サイズ:16cm/341,6p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-16-736203-1
文庫

紙の本

繁栄と衰退と オランダ史に日本が見える (文春文庫)

著者 岡崎 久彦 (著)

繁栄と衰退と オランダ史に日本が見える (文春文庫)

税込 607 5pt

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みんなのレビュー6件

みんなの評価4.4

評価内訳

  • 星 5 (3件)
  • 星 4 (2件)
  • 星 3 (1件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)

紙の本

戦争に引き込まれた平和主義国

2002/11/08 12:04

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:憂国人 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 本書は、十六世紀から十七世紀を中心に、オランダの繁栄から衰退までを描いたものである。十七世紀のオランダ史は現代の日本にとって非常に教訓とすべき歴史だ。
 当時のオランダは、漁業や通商、造船など、さまざまな産業が栄える経済大国だった。海外にも積極的に進出して繁栄を誇っていた。一方、国内では政争・党争に明け暮れており、地方分権主義が外交、防衛政策の一貫性を妨げていた。つまり、国益よりも個人や地方の利益が優先される体質を持っていたのである。
 また、反戦平和主義も大きな特徴だった。当時のオランダの政治家は強い反戦思想を持っており、国の安全保障は専ら平和外交に頼っていたという。
 しかし、そんな平和主義国オランダが、望まない戦争に引きずり込まれてしまうのである。戦争の準備もないままに英仏と数次に渡って戦った結果、滅亡寸前までいってしまった。
 戦争の原因としては、まず経済大国として諸外国の嫉妬の対象となっていたことだ。次に、お粗末な外交に加えて、同盟国に対する背信行為がたびたび行われたことである。これは国益軽視、個人や政党、地方の利益優先の結果だった。これによって同盟国を大いに怒らせ蔑視されるに至ったのである。さらに軍事バランスの崩壊がある。かつては軍事大国だったオランダも反戦思想のために軍事力が弱体化し、英仏から戦争を仕掛けられてしまったのである。
 オランダが滅亡しなかったのは奇跡的なことだったが、その後、経済力でも二等国に転落して現在に至っている。
 以上のように、当時のオランダが現在の日本の状況にいかに似ているか、日本も下手をするとオランダの二の舞になりかねない状況だということがわかると思う。「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」とは有名な言葉である。昨今の国会での政争・党争や有事法制をめぐる議論をみても、国の政策を政治家まかせにするのではなく、国民一人一人が問題意識を持つことはとても大切だと思う。

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紙の本

日米関係を考える上で参考になる

2001/03/24 00:48

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:大網さん - この投稿者のレビュー一覧を見る

 何気なく手にして買った本であったが、非常に考えさせられる1冊であった。
 17世紀はまさにオランダの絶頂期であったが、そのオランダは友邦と思っていたイギリスから戦いを挑まれるようになる。岡崎氏は、それはまさにオランダの経済的繁栄に対する嫉妬からであると指摘している。そして、1906年に出版されたパーカーの「オランダの興亡」から「英国人は繰り返し同じ疑問をもった。われわれのように強く勇敢な国民が経済的に困窮していて、自分達のための戦いも金を払って他国民に戦ってもらっているような卑怯な商人(オランダ人のこと)どもが世界の富みを集めているのは、果たして正しい事なのであろうか」と引用している。
 勘の良い方は、著者が何を言わんとしているか見当がつくであろう。ちなみにこの本の副題は「オランダ史に日本が見える」である。

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紙の本

経済が政治に優先する危険性を17世紀オランダを通して説く

2000/08/02 17:53

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:mau - この投稿者のレビュー一覧を見る

 日蘭交流400周年ということで、日本では色々イベントが催されている(話題になった大阪のフェルメール展もその一環)。しかし実際のところ、私たちのオランダに関する知識は「ハウステンボス」程度で、何らかの共感を持ってこの国に対峙することなど、そうはない。本書はその機会を与えてくれるという意味でも、たいへん貴重な存在だ。

17世紀に経済的繁栄を極めたオランダが、正にそれゆえに政治的判断を見失い、失策を繰り返した果てに凋落する、その歴史を本書は丹念に辿っていく。もちろん元外交官の著者のこと、単なる事実の羅列では終わらせない。経済が政治に先行する現代日本への厳しい警告が絶えず発されている。

 著者がここで主に強調しているのは、「経済優先」の陰に隠れて責任を回避しようとする日本の政治的決定能力の欠如と、軍国主義アレルギーから生理的に反戦思想に走る日本の国際的バランス感覚の無さである。
 特に防衛論については、経済大国が軍事力を放棄することの危険性を、オランダの悲惨な前例を基に、理性的に根気強く説いている。説得力のある論旨は、感傷的な厭戦主義を黙らせてあまりある。

 現役の政治家達は、果たしてここまで突き詰めた考察をしているのだろうか。しかし、それならばもっと政治が面白く感じられても良いような気がするのだが…。

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2006/11/28 11:05

投稿元:ブクログ

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2010/06/15 20:40

投稿元:ブクログ

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2016/01/17 19:00

投稿元:ブクログ

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