「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。
- カテゴリ:一般
- 発行年月:1999.1
- 出版社: アルク
- サイズ:18cm/175p
- 利用対象:一般
- ISBN:4-87234-996-2
紙の本
情報ネットワーク社会と教育 コンピュータがもたらす教育革命 (アルク新書)
ついに学校の現場でもコンピュータが取り入れられる時代になった。しかし「だれが」「何を」「どのように」子どもたちに教えるのか。これからの情報社会・教育に何が求められるのかテ...
情報ネットワーク社会と教育 コンピュータがもたらす教育革命 (アルク新書)
このセットに含まれる商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
商品説明
ついに学校の現場でもコンピュータが取り入れられる時代になった。しかし「だれが」「何を」「どのように」子どもたちに教えるのか。これからの情報社会・教育に何が求められるのかテーマごとに考える。【「TRC MARC」の商品解説】
関連キーワード
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
紙の本
日経パソコン1999/3/8
2000/10/26 00:16
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:土井 千鶴 - この投稿者のレビュー一覧を見る
パソコンが学校にも急速に浸透している。教育現場では、2000年には生徒1人につき1台(小学校では2人に1台)のパソコンが導入される計画になっている。さらに2001年には全校がインターネットに接続される予定だ。
しかし、パソコンを使っての教育はハード面の整備だけが先行し、カリキュラムや人材育成などのソフト面の整備が遅れている、と本書は警鐘を鳴らす。パソコンを導入することで教育の質を高めることが最も重要なのに、何をどのように教えるかを十分に議論しないまま、パソコンの導入に合わせて、教育の内容を無理矢理変えているのが現状だという。
また、本書によれば、情報化時代に求められる人材とは、他人と違った視点で情報をとらえ、発信していく能力を備えた人である。そうした人材は従来のような暗記学習的な教育では育たない。これまでの日本の教育に、さまざまな弊害があるのは確かである。それだけに教育現場にパソコンという新しい道具がやってくるのを機に、新たな教育のあり方を考えていく必要がありそうだ。
本書ではこうした理念的な話のほか、インターネット上でのルールを知ることの必要性、自己責任としてパスワードを徹底的に管理することの重要性なども説いている。教育関係者や小中高生を持つ親はもちろん、ネットワークを利用する人も読んでおきたい本である。
本書は情報誌「Global EduNET」の記事をまとめたもの。ネットワーク社会と情報化教育に関心のある人には、Webサイト(http://www.alc.co.jp/edunet/)も参考になるだろう。
Copyright (c)1998-2000 Nikkei Business Publications, Inc. All Rights Reserved.