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商品説明
「荘子」の注には、注釈者によって解釈・表現を異にしているものが少なくない。成玄英と郭象の荘子解釈の敷衍の跡を辿り、両者の同意をわかち、それぞれの特質を考える。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
関 正郎
- 略歴
- 〈関正郎〉1914年岡山市生まれ。東京帝国大学文学部支那哲学支那文学科卒業。新潟大学名誉教授、新潟薬科大学名誉教授。
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紙の本
序論が便利
2002/07/30 12:56
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:影山 師史 - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は序論において、津田左右吉氏、武内義雄氏、関鋒氏、任継愈氏の荘子の思想に関する諸説を解説している。そして、その後、本論において序論の内容を踏まえ関正郎氏がその荘子の思想について特に郭象・成玄英の注をもとに解説している。
前述したようにこの本には序論として、4名の学者の荘子に関する諸説の解説が行われている。この部分は非常によくまとまっていて非常に使いやすく便利である。本論については荘子の基本概念毎に項目を立てて論じているため関氏の荘子解釈の全景が分かり易く示されている。
種々の解釈に対して関氏のとる態度ははっきりしており、分かり易いので結構使える本である。