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- カテゴリ:一般
- 発行年月:1999.6
- 出版社: 原書房
- サイズ:20cm/227p
- 利用対象:一般
- ISBN:4-562-03205-7
紙の本
トールキン仔犬のローヴァーの冒険
著者 J・R・R・トールキン (著),クリスティーナ・スカル (編),ウェイン・G・ハモンド (編),山本 史郎 (訳)
魔法によっておもちゃの犬にかえられてしまった仔犬のローヴァー。この悪さをした魔法使いをさがし求めながら、月や海底をかけめぐり、竜や鯨、月の男と繰り広げる、魅力いっぱいの冒...
トールキン仔犬のローヴァーの冒険
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商品説明
魔法によっておもちゃの犬にかえられてしまった仔犬のローヴァー。この悪さをした魔法使いをさがし求めながら、月や海底をかけめぐり、竜や鯨、月の男と繰り広げる、魅力いっぱいの冒険物語。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
J・R・R・トールキン
- 略歴
- 〈トールキン〉1892〜1973年。古英語・中世英語を専門とする言語学者。オックスフォード大学で教鞭を取る傍ら、多くのファンタジー作品を手掛ける。著書に「指輪物語」など。
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紙の本
指輪の原石
2001/08/10 20:33
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:dill - この投稿者のレビュー一覧を見る
小さな子犬が,魔法でおもちゃの犬に変えられて,月の世界や海の底へと大冒険を繰り広げる物語。それが,本書『子犬のローヴァーの冒険』。著者は『指輪物語』等で現在も親しまれている大小説家,J.R.R.トールキン!
あらすじを読むと,本書は『指輪物語』や『ホビットの冒険』で知るトールキンの物語とは一線を画する物語のようにも思える。何と言っても,主人公はおもちゃの犬に変えられてしまった,かわいらしい子犬。魔法使いは出てきても,その魔法使い達はグリムやイソップなどの童話の域をでない。しかし,実際に物語を読み進めていくと,そうでないことが分かる。
魔法にドラゴンに蜘蛛。ローヴァーの冒険に詰め込まれたこれら物語の断片は,『ホビットの冒険』『指輪物語』の,まさに原石! これら物語の断片が,時間とともに鍛錬され,姿を変えて行き,トールキンの後の作品を形作っていったと考えるのは,ただの考えすぎではないはずだ。そう思うと,『指輪物語』や『ホビットの冒険』が,妙に懐かしく,もう一度読み返したくなってくる。
ちなみに,トールキンの息子のマイケルは,海岸でお気に入りの犬のおもちゃをなくしてしまったのだそうだ。そんなマイケルのために考えた物語が,この物語。そのことを考えながら本書を読むと,物語はなお一層面白みが増すように思える。
紙の本
どちらかというと児童書だと思うけどなぁ…、でも面白かったです、大人でも。
2001/05/23 22:09
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:藍桐 - この投稿者のレビュー一覧を見る
「指輪物語」で有名なあのトールキンが「指輪物語」以前に書いた作品というのが、これ。私は「指輪物語」さえ、まだ読んだことがありませんでした。この本を手に取ったのはたまたま友人に薦められたからです。
主人公が可愛らしい仔犬で出てくるその友達もみんな可愛らしい動物達。話の流れも表現もどちらかというと児童書だと思うのですが、図書館に行くとこれが大人向けの本に分類されています。どうしてでしょうね?
主人公の仔犬になったつもりで、一緒にハラハラドキドキしながら冒険する。そんな本です。
ただ、長さがちょっと短くて、読み終わった時にもっと先が読んでみたいと思うところが残念。仔犬といっしょにもっとたくさん旅をして、そして一緒に賢い犬と賢い大人になれたらいいのになぁと思いました。
そして「指輪物語」是非読んでみようと決意させられました。