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- カテゴリ:一般
- 発行年月:1999.7
- 出版社: 新日本出版社
- サイズ:21cm/324p
- 利用対象:一般
- ISBN:4-406-02668-1
紙の本
家族・私有財産・国家の起源 (科学的社会主義の古典選書)
人類の先史時代を史的唯物論の立場から解明し、現代社会の婚姻・家族形態、私有財産制、国家制度の歴史的性格を明らかにする。90年刊の改訂。【「TRC MARC」の商品解説】
家族・私有財産・国家の起源 (科学的社会主義の古典選書)
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著者紹介
エンゲルス
- 略歴
- 〈エンゲルス〉1820〜95年。ドイツの科学的社会主義の創始者。著書に「自然の弁証法」「フォイエルバッハ論」など多数。
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紙の本
パクリ本が「聖典」視されると
2022/02/28 00:49
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投稿者:オタク。 - この投稿者のレビュー一覧を見る
やたらにバッハオーフェンの名前が出て来るように、彼の研究や他人のフィールドワークをギリシャ・ローマの古典で味付けした上で「革命」的にパクっただけのお手軽本。ヴィクトリア朝期の本らしく、「文明人が発見」したという「未開民族の風習」に「原始共産制」をこじつけている。この男らしく社会の発展は唯物史観なる特定の「法則」が前提となって「解釈」しているので、個々の社会が発展する独自性を理解する事が出来ないのだ。
チャンドラーの「ポル・ポト伝」で言及されているので読んでみると、あまりの中身の無さに苛立ちを感じてしまう。所詮はヴィクトリア朝期の頭でっかちな観念論者のパクリ本に過ぎないものが何故か「聖典」として高く持ち上げられて、ボリシェヴィキの収奪論の原典になってしまった。今だったら炎上してしまいそうな代物だが、こういうお手軽なコピペ作文がボリシェヴィキの独善的な暴力支配の根底にある事は忘れてはならないのに、そうではないようだ。