スカーレット・ウィザード １ （Ｃ・ｎｏｖｅｌｓ ｆａｎｔａｓｉａ）

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投稿者：akasaka　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

一言でいえば、女王(クイーン）と海賊(キング）とその船(相棒)とのどたばたコメディです。
日常の常識さえ当てはめなければこのお話の中にはしっかりとした世界観がありますのでまずその中にどっぷりはまってってください。キャラクター達が癖のある非常識で突拍子も無くこの話の世界観のなかでもトップクラスで異常な人たちなのでそんな細かいことはこだわらずとにかく主人公達に振り回されながら読んでください。私は茶目っ気もたっぷりでいさぎよくかっこよいキング・ケリーの大ファンです。

ちなみに、この話実は3部作です（多分4部作にはならないと思うのですが）。
第一部　デルフィニア戦記　　　　（これは、第二部にほとんど関係ありません）
第二部　スカーレット・ウィザード（続けて読んだ方はもしやとおもわれるかも）
　外伝　スカーレット・ウィザード（読者のどぎもを抜く展開で第三部に続きます)
第三部 暁の天使達　　　　　　　（第一部の続編及び第二部の続編）

第一部と第二部はどっちから読んでも非常に面白いのですが、
第三部は両方（せめて片方）読んでからのほうがおもしろいと思います。
（普通はついていけないのではないかと）　　

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投稿者：へっぽこ　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

もう胸踊らずにいられないW
読み返して改めて、『二人共この頃から既にお互いの呼び方変わって無いんだな〜』とか、『パラスアテナ』の名付けってここか!?』とか、いろんなことに気づいたり。
ただ、持ってるのが初版なせいか、誤植やら挿し絵の間違いやらが多いのが気になりました。
『れだ』とか『もろちん』とか、いくらなんでもひどいだろ；
改めて文庫出し直してくれて、ほんとありがたいです。

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投稿者：チェリ　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

　ジャスミンとケリ−のかみあってないようで、実はあってるかわったやり取りがすごくおもしろかった。夫婦のようでそうでない。今まで読んだことのない二人の感覚もよかった！！！

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投稿者：美憂　　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

　宇宙ＳＦファンタジーというジャンルになるんでしょうか？？　読んでいて話の進むテンポもよくて大変読みやすいです。キングオブパイレーツとも呼ばれる船乗り（船といっても宇宙船）が主人公。その主人公ケリーに対して 「１年間だけ結婚してくれ」という妙な仕事がやってきます。ごたごたがあり、いやいや？　結婚に承諾することになってしまいます。が、相手は、超有名財閥の一人娘。ときたらお嬢様かと思いきや、このお嬢様がすごい（笑） お嬢様と言うより、女王様。軍隊に入っていた経験もあり、すご腕の戦闘機乗りでもあり、力も強い、強い女なのです。命を狙われるような事件に巻き込まれますが、なんなく！　解決してしまいます。さばさばとした物の言い方にも好感が持てます。続きが楽しみになってしまうそんな本です。

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投稿者：さくら　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

　普通に出会ってごく普通に恋人になって…そんなカップルを書こう！

　な〜んて作者は書いてますが、これが普通のカップルだったら未来って本当に怖い。無茶と非常識が代名詞。どこまで行くんだこの２人。

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投稿者：ＲＩＫＡＩ　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

　大財閥の令嬢と一匹狼の海賊の結婚。あまあまのハーレクインロマンスかと思ったら大間違い。作者は最初そのつもりで書いたらしいが、これは立派なスペースオペラです。判断力を持った感応頭脳が動かす宇宙船。その宇宙船同士の手に汗握るシップ？チェイス…。

　そして、それにもまして魅力的なのが登場人物。主人公の一人財閥令嬢のジャスミンは、お嬢様のイメージとは程遠い軍隊経験者。海賊のケリ−は仲間から「キング」の名前で呼ばれる凄腕。さらに彼の船の感応頭脳であるダイアナは、機械とは思えないお茶目なキャラ。こんな彼らが巻き起こす事件がおもしろくないわけがない。

　まずはこの巻から……。はまります。
　

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投稿者：ひなた　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

　まず主人公ジャスミンのはちゃめちゃな性格が押し出されています。思わず、「そんなんできるかぁっ!?」と叫びたくなるくらいすごいことをやってのけます、この人は(笑)。並みの男には勝てないくらい『強い』存在なのに、ひどく女性的な一面も感じます。
　ストーリー自体も、あまりにも突拍子も無いことばかりなので、『入り込む』というよりは『眺めている』感じで楽しみました。この巻では、もう一人の主人公ケリーの影が薄い気もするのですが、それもまた後のお楽しみ…。
　まだまだ登場人物についての謎が多いので、続きが気になる本です。

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投稿者：こなん　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

　著者が後書きで＜ＳＦふう、ハーレクイン・ヴァイオレンス・ロマンス＞と述べているように、これはＳＦではない。科学的考証はデタラメで、世界観も漫画や映画の借り物である。そうした本質的な側面よりも、筋立ての派手さや、キャラクターの仰々しさをお好みの読者のみお勧め。普通のＳＦファンは手を出さない方が無難である。